今日は岩田屋コミュニティカレッジで


お料理教室でした


新顔野菜の美味しい食べ方を披露する


アルキミスタの「野菜たっぷりスペイン料理」の講義でした


イタリア野菜・無農薬有機野菜・吉野ヶ里あいちゃん農園の栽培士「モリチン」の戦い!-20110130122927.jpg

こういうのは私は初めて参加でしたのでかなりドギマギでした・・・(笑)


今回は


イタリア野菜・無農薬有機野菜・吉野ヶ里あいちゃん農園の栽培士「モリチン」の戦い!-20110130123241.jpg

ロマネスコとカリフラワーのガーリック煮


インカのめざめのスパニッシュオムレツ


原木椎茸のオージャ


を福永シェフが披露!


受講生の中にはあいちゃん農園のフリークの


久留米のイタリア料理教室ILCIEROのH先生の姿も!


大雪の影響で地元の道路が全面通行止めになっている中、


一時間の遅れでの参加でした


後半は私のつたない有機農業についてのお話も聞いて頂き、


今回提供したお野菜のお話をしました


原木シイタケなどは今回の寒で全く成長が止まり提供出来ず・・・・


市販のモノになりました


最近では少しづつメジャーになってきている新顔野菜の紹介です


一つはロマネスコ



イタリア野菜・無農薬有機野菜・吉野ヶ里あいちゃん農園の栽培士「モリチン」の戦い!


ガメラの甲羅のような見た目で


好きな人と嫌いな人が分かれますが、


実はカリフラワーです


私も一昨年栽培し始めた時は


ブロッコリーとカリフラワーの掛け合わせと聞いていましたが、


実はそうでは無く花芽野菜の元祖的な野菜でイタリアでは超メジャーな野菜なのです


受講者の方からのご質問で


「市販のブロッコリーは農薬がかなりかかっているのは本当ですか?」


と質問いただきました


そうです


ブロッコリーやカリブロなどのアブラナ科野菜はキャベツや白菜の親戚なんで


害虫が大好きな野菜です


見た目重視の市販の野菜は農薬がたっぷりかかっています


虫がいない寒い時期に採れる品種か、有機農家の徹底した防除が無い限りは


とても商品にはできません


しかし、私は日本の農家が使用する大半の農薬は基本的には


害は少ないと考えています


これだけ食品について表面上色々気にするお国ですから


農薬などはかなりうるさく取り締まられています


トレ―サビリティという管理基準があるし


市場に出す多くの農家の野菜は主にJAの指導のもと


シッカリ栽培しておられる真面目な農家さんの品なので


安心して食べれます


それよりもブロッコリーはある時期、


梅雨時など年に二度ほど国産が姿を消す時期があります


四季がある細長い我国ですが、それでも作れない時期があるのをご存知ですか?


年中いつでもあるブロッコリーですが、


国産の品切れ時期、その頃のブロッコリーはアメリカ産です


これは不味い上に危険なブロッコリーです


スーパーなどで発泡スチロールに氷で冷やされているブロッコリーは


間違いなくアメリカ等の外国産です


氷で冷やす意味知っていますか?


ブロッコリーは本当は生でも食べれるお野菜なのですが、


ボイルしてマヨネーズをかける様な簡易なレシピが受けてお弁当の友です


それで味を騙せる食材の一つ


ブロッコリーは絶対に国産がおススメです


農薬云々を気にする以前に外国産はガソリン臭くて食べれません


そんなブロッコリーもありますがそれは冷害として日本の野菜は基本的に安全ですよ


産直に売っているブロッコリーでも農薬は掛かっているのが多いと思いますが、


それでも新鮮ですし、頭頂花である花芽に農薬はかけないでしょう


そんな産直野菜を生で食べてみてください


そして、全国の農家が作る変形や虫食いの野菜を気にせずに


味や鮮度、品質を重視して農家の野菜を購入できる


生産者目線を消費者が養う事が必要かもしれません


そうすれば農家自体も変わってきます


TPPを前にして日本の農家が国産野菜を守り続ける為には


消費者の皆さんの真実の目と、買い支えが必要になります


ブロッコリーの話で、完全に料理教室からそれたので


次回この続きを・・・!