先日記事にした琉球ナーベラー（食用へちま）ですが、
ヘチマなんでなかなか皆さん口にするのも二の足を踏まれます
私もでしたが・・・・
ヘチマは御存じのようにタワシになるくらいなんで
繊維質が多く、食べ物になるイメージは無いのですが
ヘチマを改良し、花芽がついて二週間ほどの若い小ぶりの状態で食べるのが食用ヘチマなんです
業務用でリストに載せてもなかなか注文も無く、
宅配のお客様も訳のわからん野菜なんで躊躇されるといけないので
どうしようかと思ってました
産直で出そうと思い、POP作りで色々調べていると
ヘチマの効能が色々分かりました
まずタワシになるくらいなんで食物繊維は豊富です
その食物繊維を束ねるのが
コラーゲン
美肌効果に抜群の効能を示すコラーゲンですが
ヘチマには植物性の質の高いコラーゲンが豊富に含まれているのです
収穫でつるから切り離した後や、
表面に傷が入った時、
トロっつとしたゼリー状の液体が流れてきていた物体の正体が
コラーゲンゼリーだったと判明！
食べた時のプルンとした食感が何かゼリーにような感覚でしたが、
これがコラーゲンたる所以だったのですね
大量に出来ていたので自宅でも色々と調理して試しましたが
一番のお勧めはてんぷらでした
どのように調理する際でも
必ずこの様に皮を取り除いて処理します
灰汁抜きに塩水に少しさらすといいでしょう
ナーベラーは茄子のような食感と味なんで
基本的にみそ料理が合いますね
茄子の豚バラ味噌炒めの茄子の代わりにナーベラーを入れると美味しいです
味噌汁の具にもイイです
トマトペーストを使ってズッキーニやカボチャの代わりにラタトューユもイイでしょうね
新顔野菜を中心に栽培を挑んでるあいちゃん農園は
まだまだ未開の野菜が沢山出てくると思います
こうして色々作って、効能や調理法を調べるのもとても楽しいですね