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522-ファンタズム(爆音)/ヴィジュラマ

今回の目玉上映の一つ、ファンタズムです。日本初のヴィジュラマ上映！です。ヴィジュラマ上映とは映画の中の現象を上映と平行して劇場で再現するという志の高い上映方式です。

カナザワ映画祭の代表の方がお金がかかっている自信作です！というので期待してみましたが、なんともかわいらしいギミックでした。

えっと、ストーリーは、何か呪いの館がファンタジー溢れる手法で襲ってくるという何かよく分からん映画です。まあシャイニングみたいなもんだと思ってください。たぶん違うけど。

謎の殺人ボールが襲って来たり、謎の土色の小人が襲ってきます。平行して劇場ではカラーボールが飛び交い、スタッフが茶色の布をかぶりながら場内をはい回ります。さて、お金がかかっているとは一体なんなのでしょうか。

内容自体は、爆音上映で何とかもったといったところです。ただ行き当たりばったりのストーリー展開は凄く良かったです。

実際監督の夢の中をそのまま映画にしたらしいので、まあ内容は仕方ないですよね。ただその映画の作り方はアンダルシアの犬で世界中が懲りたと思っていたのですが、まだ残党がいたとは。

521-バーニング(爆音)

全身火傷を負った殺人鬼がキャンプ場で浮かれた小僧どもを皆殺しにする映画。つまりまあよくある映画。

１３日の金曜日のジェイソンのホッケーマスクを火傷に変えて、悪魔のいけにえのレザーフェイスのチェーンソーを枝切りハサミに持ち変えれば、あら不思議、バーニングの完成です。

でも火傷と言えばエルム街の悪夢のフレディだしいい加減にしてほしいですよね。

そして見てください、この構図。下の写真は悪魔のいけにえなんですが、殺人鬼の後ろから後光を差すのは流行りなんですかね。

520-サンゲリア

多分世界で一番汚いだろうと名高いゾンビ映画。原題はゾンビなのでロメロゾンビよりゾンビなのかもしれません。ロメロゾンビより強い！

あまりにグロいと有名で、公開当時は観客にゲロ袋が配られたそうです。そして今回カナザワ映画祭ではゲロ袋配布を奇跡的に復活させました。写真はないです。どっかいきました。

で、本編ですが、目ん玉にドアがブッ刺さるシーンが有名だそうですが、実際は海中でゾンビとサメが戦うシーンの方が魅力的です。写真がこちら↓

サメとにらみあうゾンビ

片腕をもがれながらも怯まないゾンビ

いやあ、めちゃくちゃかっこいいですね。これは絶対好きな奴いるだろうと調べたところ...

やはり商品化されていました。これは欲しい！！

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