節税検討:株の売買による所得
わたしの場合、上場株式の売買による所得です。(※ 投資信託の譲渡益も基本的に同じ)
所得分類は譲渡所得ですが「申告分離課税」なので、他の所得と区分して税金計算となります。
(2011年12月31日までは所得の 10% ですが、2012年1月1日以降は 20% )
【株の売買による所得の節税を考える】
・特定口座(源泉徴収口座)にはしない ⇒ 面倒かもしれませんが自分で確定申告をする
理由) 売却損を翌年以降3年間繰り越して株式譲渡益から控除出来るから
FXも株も常勝は無いと思います。
損を生かすも殺すもならば生かす方法を考えましょう!!
証券会社では特定口座(簡易申告口座)を開設して毎年確定申告するのがお勧めかな・・
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[Memo]
【特定口座(源泉徴収口座)】
利点:
納税は証券会社任せで簡単です。
少々のお得よりとにかく「楽」を求める人にはピッタリです。
欠点:
・本当は税金を払わなくてもよい条件でも、税金を払っています。。
(副収入トータルで年間20万円以下なら「特定口座(源泉徴収口座)」は不利)
・確定申告による特典を受けるにはやっぱり確定申告が必要です。
例えば・・
損失を繰り越したいとか・・
複数の特定口座間で配当所得と売却損益を損益通算したいとか・・
【特定口座(簡易申告口座)】
利点:
確定申告に必要な「年間取引報告書」を証券会社が作ってくれます。
頻繁に売買をする場合は楽そうです。
欠点:
確定申告の手間がかかる。
手間と言えば手間だけど・・お得を得る作業を「手間」というべきか???
【一般口座】
利点:
これから株を持とう!という人には、あまり利点を感じません。。
どうせ確定申告するのなら「特定口座(簡易申告口座)」の方が良いのでは??
[一般口座の特徴](特徴です。利点ではありません。念のため・・)
1回の売却額が30万円を超えない場合、税務署にその利益を把握されません。
(利益ではないです。1回で株を売った総額です。)
特定口座だと全ての取引が「年間取引報告書」として税務署に提出されます。
つまり、売却額30万円以下の取引の繰り返しでそれなりに利益を出しても??
・・・そんなことを考えてはいけません!(それは節税ではなく・・です)
欠点:
確定申告の手間がカナリかかる。
証券会社から送られてくる取引報告書等から自分で確定申告書を作る必要があるので
頻繁に売買をする場合はタイヘンそうです。
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