いつもBRUSHのご利用ありがとうございます。


東日本大震災の被害状況が日々明らかになり、事態の深刻さは留まるところを知りません。


余震も止まらず、原発も大変なことに。


そんな状況の中、被害のない地域では様々なイベント、レジャーの自粛ムードが広がっています。


琵琶湖でも多くのアングラーやプロガイドさんが釣りを自粛なさっています。


自粛し、一日も早い救助・復興を自宅で祈念する・・・・・大事なことだと思います。




ただ、少し残念なのは、自粛しているアングラーが釣りをしているアングラーを非難したり


ブログを書いているアングラーを非難したり・・・・・・という悲しい事が起こっています。


なぜそんな事(発想)になるのでしょうか。


自粛はあくまで自身がすることで、他人に強要するようなことではないと思います。




琵琶湖には年に一度しか来る機会の無いアングラーも、


今年はじめて琵琶湖に来るアングラーも、


お金を貯めて、やっとガイドやレンタルの予約をなさったアングラーも居ます。


その人たちが自粛するかしないかは、本人達が決めること。


自粛したから良いアングラーで、普通に釣りをしているアングラーが悪いなんて思わないです。


自粛するのは本人の自由ですが、その行為が周りに気を使わせてしまう、


周りの人々の行動に制限を与えてしまうのであれば


本当の意味の自粛にはならないのではないでしょうか。



私自身、阪神大震災で自宅が全壊した経験を持ちますが、


他の地域が平和であること、楽しんで居られることを悲しい気持ちに思ったことなんてありません。


むしろ、震災からいつまで経っても、遠慮して神戸に観光に来て頂けないことで


残念な気持ちになったりしたものです。




お亡くなりになった方、依然行方不明の方、被災された方への気持ちとしての自粛は


とても大事なことだとは思いますが、自粛はあくまで自らがすること。


他人は関係ないです。


他人に気持の強要をした時点で、それは自粛ではないと思いますよ。




自粛して被災地復興を祈るのも、


動いて被災地復興を祈るのも、どちらも同じように尊いと思います。