タイベックシートでシュラフカバー制作 | 迷った時は旅に出ろ ~自転車日本一周(完)~
久々にアウトドアなネタを。


昨日、完成しました。

シュラフカバー。


タイベック ってゆう、建築や農家用に使うシートがあるんですけど、
アウトドア系のブログなんかでたまーに使ってる人を見かけます。







色々調べていたら、オークションで1m幅のものが、
mあたり100円で買えるってことがわかり、
早速必要な分だけ取り寄せてみた。

1m×2mのものは少しまわりを切り落とし、
グランドシート代わりに。
これは特に加工の必要はない。
角を少し丸く落としたくらいだ。


残る、1m×2mが2枚を、それっぽい形に切って、
シュラフカバー制作を開始しました。



まずはどうやって2枚のシートを合わせるか。

縫製という方法が一般的だろうが、こんなサイトを発見したので参考にしてみた。


アイロン溶接。
早速自分でも色々試してみる。

温度が高すぎるとすぐ溶けてしまって穴があく。
しかも強度もなかった。


外側(写真では下側)の一枚を折り込んだもの。


上下2枚とも折り込んだもの。

外側が溶けすぎてもよくないみたいだ。

引っ張ったら溶けた部分が割れて裂けてしまった。



色々試しながら、コツを得ていく。

当て布ができないので、かわりにシリコン加工されている

料理用のシートを当てながらアイロンをかけた。


がっつり引っ張ってもやぶれないぞ。

なかなかいいじゃないか。


どうやら上下2枚を共に1回折るのがいいみたいだ。



さっそくせっせと溶接開始。



(途中の写真がない。)



溶接も終わり、溶接部分を広げるとこんな感じ。

一回寝てみたが、溶けて固まった部分がどうしてもちょっと痛い。

これが内側になるんやが、これではシュラフが傷ついてしまうし、

外側にしたとしても、今度はテントを引っかいてしまう。



ってことで、テープを貼ることにする。

ダクトテープ・・・なんていいものはないので、

なんとなく強力そうなテープを拝借した。



末端は少し補強。


裏側はこんな感じ。


悪くない。



ってことでこんなんになりました~!


見た目は置いといて。


くしゃくしゃなのは、もともとハードタイプってことでバリバリしてつかいにくいため、

わざともみほぐして、なじみやすいようにしてあるのです。

性能に問題はないそうです。


裏返して完成です!


アタリ線が残っているが、別に自分しか使わないんだからいいだろう。



とりあえず寝るときに使ってみたがそんなに問題は感じない。

ムレもあまり気にならないとこをみると、さすがの透湿性といったところか。



あとは防水性だが、蛇口の水に当てた感じでは全く問題ない。

ある程度弾いてくれているし、表面には少し湿気が残るが、内側は至ってサラサラしている。



これで重さが230g


グランドシートのほうが105g


計335g。



シュラフ 850g

Z-LITE 410g

ツエルト+細引き 440g

全部合わせて…2035g か。

アウトドアのプロじゃあないんだから、こんなもんでしょう。

遊び遊び。




ISUKAのゴアテックスシュラフカバーUL でも380gなんだから、

性能にかなり差はあるものの、とりあえずの防水性と
とりあえずの透湿性を兼ね備えたものが1000円そこそこで作れたんだから
今回の工作はかなり満足できました。



ちなみにシルバー加工してあるタイベックもあった。







余った生地で何か作ろうかな。



ペタしてねペタしてね