さて、筆者のもうひとつのおさんぽは岡山県立美術館です。
神奈川県の葉山、名古屋を巡回し
今は岡山県立美術館でベン・シャーン展が開催中です。
岡山の後は福島県です（福島県に作品コレクションが多くあるとか）。
昔は教科書に載っていた、アメリカの画家ベン・シャーン（1898～1969）。
社会問題を多く取り上げ、日本の第五福竜丸《ラッキードラゴン》に関する作品もあります（どんな事件か興味ある方は検索してみてください）。
筆者、ベン・シャーンといえばそんな社会派のイメージをもっていたのですが、
実は神話などにも興味を持ち、色彩やマチエール、材料の扱いなどにも抜群に複雑かつ繊細な画風だった…ということが展覧会を見ることでわかりました。
岡山が輩出し、やはりアメリカで活躍した画家、国吉康雄もテンペラ絵具を使うなどベン・シャーンと画風が似たようなところも見受けられますが
よくよく見ると作家の個性はかなり異なることが、たくさんのドローイングやレコードジャケットのデザイン、壁画などからわかります。
ベン・シャーンを今まで知らなかった人には少し硬派な展覧会かもしれませんが、食わず嫌いをしないで見てほし～い！と思いました。
さてさて、前のブログの続き画像ですが
とも先生を先頭に一列にトコトコ歩いているのは小学校低学年。
集団下校をしているので一列に並ぶくせがついたのでしょうか(^-^)
この日はお外でスケッチをすることになったのです。
と、みんな途中で立ち止まりました。
何か見つけたのでしょうか？