いきなりヌードがでてきて、「こっ・・ここはこども絵画教室のブログじゃ・・ないんか?」
と思った方、すみません。
特に、男性の方でこれを見てくださった方、もっとすみません。
特に他意はありませんけん。
筆者のように、美大で人体デッサンの練習を積んできた学生は、
ヌードの絵を見ても“作品”って割り切っちゃうくせがついておりまして
以前、S戸南高校の家政科(現在は生活デザイン科)で非常勤をしていたころ
書道の教室と美術教室が兼用で
なんだか殺風景に感じられ
美術の教科書から、マチスの油絵(ヌードの群像が草原に点在している)と
古代ギリシャ時代の青銅のポセイドン像の写真二枚の画像を何の気なしに教室に貼ったのですが
後者のそれが男性ヌード(要するにフリ●●)だったもんだから
多感な女子高生をいたく刺激しちゃったみたいで、
音楽選択の生徒達も、休み時間に誘い合わせてポセイドン君を見に来る
・・・という事態になったのでありました。
筆者と、一般女子高生の常識のギャップが引き起こした(筆者の常識のなさ)プチ事件の思い出です。
で、ナゼこの絵かというと、
たまには何か鑑賞を・・・と思っても、新しい絵は著作権が、著、著作権がぁああ(TωT)
てなことで、これは今から約200年前、19世紀のドミニク・アングルという人が描いた「泉」という絵。
当時のフランスではアカデミズムの重鎮だったそうです。
筆者はこの絵、上野の国立西洋美術館で、もー20年以上前に見ましたが
そーんなすごいひとのえなんだぞぉお
っていうのをはずしてもけっこう楽しかった覚えがあります。
いわゆる名作といわれるものを見る楽しさは
何年たってもそのキーワードがくりかえしいろんなところででてくること。
それを使って文化的な会話に加われること。それを教養、っていうのかな!