.豪雨のさなかの送り火中継に涙した昨夜。昨日中にUP予定だった「オルト」も書く元気がなく、今日になりました。久々に酷暑となった東京です。
{5C4C4A11-0D26-4A7C-AC45-AE0A45A59CD5}
取材を兼ねて、リニューアル後初めてお邪魔したオルト。昼限定のお野菜コースをお願いしました。泡からスタート!
image
の前に、まずは以前なかった2階席を見せてもらうことに。1階はカウンター、2階はテーブル席となっています。私はカウンターが好きだし、こちらはカウンタ―ならではの楽しみもあるのですがテーブル席もゆったりとしていてとても良さそうです。
{793EC5DB-A2E1-4FBE-BF0D-F9451FFF3AA3}

海辺で拾い上げてきたという流木を組み合わせたシャンデリアは特注品。吹き抜け天井に映えます。

{B7E2C8D6-A3A4-4692-996A-4B2279E88A08}
1階カウンターを見下ろしたところ。
{AD7FE064-E89A-40EE-8A5C-90A8233F9628}

1階から見上げるとこんな感じ。ステキでしょ。

{85A41AE9-FA77-4399-954E-D4AC2961B94E}

奥に以前の名残の白くまぶしい中庭が見え、ワインセラーがあります。カウンターですがキッチンではなくシェフの姿は通常見えません。バーカウンターに近く、でもテーブルの奥行きがあるのでこちらもすごくゆったりです。

{88229B9D-A94D-4BFB-997E-A445DCFA23CF}
黒にんにくを使ったクッキー。野菜コースと通常コースでは何品かかぶるものもありますが、このアミューズもそのようです。香ばしく甘くて、美味しい!
{D422CAC4-CB7C-47FB-ACD3-9EE85C066D6A}

野菜コースだから野菜が出てきて当たり前なのですが、このビジュアルには思わず萌えました。。。その名も「菜園」。店名オルトはイタリア語で菜園という意味だそうで、これは昼夜問わずどのコースにもつくいわばスペシャリテ。しかも季節により使う野菜が違う=味わいが微妙に違うのも素晴らしいと思います。野菜の数は40種にもなるといい、しかも食べるとわかりますが見た目よりずっとボリュームがあるんです。

{61C5A4C8-6791-4ADD-948C-697DBF7B1818}
{95D89168-28EE-403E-8292-ED5CF1D563EB}
{CD8AEFFD-8898-44E7-BE11-1F9FE60C424B}

ハーブは手がかからないため、シェフ自らが久御山町の実家で育てているそうです。このサラダのためだけに再訪してもいいと思うくらい、私好みのメニュー♡そして壁に埋め込むように設置されたコンベクションオーブンで焼かれるパン!カウンターだとヤケドしそうな熱々をいただけます。

image

{A4C3280B-83A8-46DD-BED4-C22D77A25BBB}

こちらはオリーブオイルライフでレシピを公開したパスタです!

{5E9729EC-7475-4864-9A12-427B40991DD4}
枝豆のフリットと満願寺とうがらし。グリーンカレーのような辛みがほんのり。

image
こちらのリゾットもレシピを教えていただきました。オリーブオイルの当該記事はコチラからご覧下さい。
image
さて、パンのお代わりは・・・なにやら先ほどと違う様子。オリーブオイルがたっぷりかけられています!
imageimage

image

焼き上がったのはプチトマトを丸ごと射込んだパン。トマトの果汁が飛び出るということで、ハンバーガーのように紙に挟んで食べます。

{BA600D98-8954-4C91-876B-5656512ECC20}
メインはなす。4種のなすをそれぞれ違う味わいかたでいただきました。繊細で美しい盛り付けで女性的な印象の料理。つくっているのは・・・
image
谷村シェフ(笑)。硬派に見えますが、でもお話すると穏やかな方です。
image
imageimageimage

デザートとお茶をいただいて大満足。だけどとっても食後感は軽くていい気持ちになれるお昼でした。ひとりだったので料理の記憶もしっかり。


リニューアル後フュージョン料理を標榜されるようになり、どんな料理になるのだろうと少々心配もありましたが、創作性の高いイタリアンだと思って伺うと良いと思います。アカもそうでしたが、今は●●料理といっても食材や調理法にいろんなものを取り入れるお店はたくさんあり、むしろ、フュージョンというわかりにくい言葉を掲げることで、敬遠されることがあるともったいないなぁと感じました。サービスも雰囲気も料理もと三拍子揃い、CPもいい。夜にもまたお伺いしたいです。