の前に、まずは以前なかった2階席を見せてもらうことに。1階はカウンター、2階はテーブル席となっています。私はカウンターが好きだし、こちらはカウンタ―ならではの楽しみもあるのですがテーブル席もゆったりとしていてとても良さそうです。
海辺で拾い上げてきたという流木を組み合わせたシャンデリアは特注品。吹き抜け天井に映えます。
1階から見上げるとこんな感じ。ステキでしょ。
奥に以前の名残の白くまぶしい中庭が見え、ワインセラーがあります。カウンターですがキッチンではなくシェフの姿は通常見えません。バーカウンターに近く、でもテーブルの奥行きがあるのでこちらもすごくゆったりです。
野菜コースだから野菜が出てきて当たり前なのですが、このビジュアルには思わず萌えました。。。その名も「菜園」。店名オルトはイタリア語で菜園という意味だそうで、これは昼夜問わずどのコースにもつくいわばスペシャリテ。しかも季節により使う野菜が違う=味わいが微妙に違うのも素晴らしいと思います。野菜の数は40種にもなるといい、しかも食べるとわかりますが見た目よりずっとボリュームがあるんです。
ハーブは手がかからないため、シェフ自らが久御山町の実家で育てているそうです。このサラダのためだけに再訪してもいいと思うくらい、私好みのメニュー♡そして壁に埋め込むように設置されたコンベクションオーブンで焼かれるパン!カウンターだとヤケドしそうな熱々をいただけます。
こちらはオリーブオイルライフでレシピを公開したパスタです!
こちらのリゾットもレシピを教えていただきました。オリーブオイルの当該記事はコチラからご覧下さい。
さて、パンのお代わりは・・・なにやら先ほどと違う様子。オリーブオイルがたっぷりかけられています!
焼き上がったのはプチトマトを丸ごと射込んだパン。トマトの果汁が飛び出るということで、ハンバーガーのように紙に挟んで食べます。
谷村シェフ(笑)。硬派に見えますが、でもお話すると穏やかな方です。
デザートとお茶をいただいて大満足。だけどとっても食後感は軽くていい気持ちになれるお昼でした。ひとりだったので料理の記憶もしっかり。
リニューアル後フュージョン料理を標榜されるようになり、どんな料理になるのだろうと少々心配もありましたが、創作性の高いイタリアンだと思って伺うと良いと思います。アカもそうでしたが、今は●●料理といっても食材や調理法にいろんなものを取り入れるお店はたくさんあり、むしろ、フュージョンというわかりにくい言葉を掲げることで、敬遠されることがあるともったいないなぁと感じました。サービスも雰囲気も料理もと三拍子揃い、CPもいい。夜にもまたお伺いしたいです。