もう何度も訪れ、勝手がわかっている「ミクラス」。今回は前回気に入った源泉かけ流し温泉付きの部屋に食事なしで二泊三日のステイです。部屋のつくりは少し違いましたが、やはり最高の居心地!(≧∇≦)
日の出を写真におさめたくて、朝6時にリラクゼーションルームへ。この時間、案外階下の大浴場が混み合い、湯から上がり次第、ゆったりできるこのスペースのソファが争奪戦になります。だから私はお湯より先にこちらにスタンバイ。スマホアプリからは写真が15枚しか投稿できないのが残念。刻々と変わる空の色にうっとりしました。
日の出後は逆に大浴場は貸切状態に。部屋に温泉があるから、循環併用の露天風呂に入るのは潮風を感じ海を見ながら湯に入る、ただそれだけが目的です。
熱海梅園行きのバスが来たら乗ろうと考え、歩くには遠回りなのですがバス停に沿って歩いて行きます。途中のバス停で地元の方に、梅園行きはぎゅうぎゅう詰めだし10分、15分は平気で遅れるよと聞き、じっと待つくらいならと、梅園のある山の方に向かって歩き出しました。途中、栄養補給にスーパーで麹だけでつくった甘酒を買いました。
かなりの坂でしたが、道があるなら歩けないはずはない!体温が高くて暑がりなのでTシャツにダウンだけでしたが、来宮駅を越えて梅園到着のころには汗だくに。
奥に、彫刻の美術館、澤田正廣記念美術館があります。これは必見です。絵よりむしろ彫刻が昔から好きなので凄く嬉しかった!
仏像や、仏像にインスピレーションを得た作品が目立ち、それがまた素晴らしいのです。後から高村光雲の高弟、山本瑞雲という方に師事した方と知りました。仏師光雲にゆかりがあったからなのか。。。と納得。建物や内部のステンドグラスも美しく、絵や書もあり、たくさんのアートを堪能しました。
こちらは以前旅館だったそうで、ゆかりのある文豪の関連資料が展示してあるいくつかの和室へ。三島由紀夫もその一人だったと知り、三島がよく泊まっていたという柊屋の絢爛な部屋を思い出しました。そういえば、久しく純日本旅館に泊まってません(T_T)
少し休憩しようと併設のステキなカフェに入ったのですが、カフェイン抜きを決めていたのにメニューが少なく結局、お紅茶を頼んでしまいました。ほとんど舐めただけでしたが、帰りぎわ、熱海特産という橙をいくつもいただきラッキー❤︎
そのままでは酸っぱすぎるため主に加工に回されてしまい、熱海市内でもスーパーなどには出回らないそう。もちろん都内で見ることなどありません。ポン酢に入れたり、なんとワインに垂らしても合うのよと教えていただきました!
帰り道には洋品店の店先に、なぜか袋詰めされたみかんが100円で。。。これもGET❤︎交通費も使わずにすみ、すごーくトクした気分でホテルに戻りました(^^)