おはようございます。
フォトスタイリスト窪田千紘です。
今日も、小物作家・井上ひとみさんの初!著書の
制作に入っています。
昨日の記事でもお伝えしました。
今日は、一番大事な表紙の撮影です。
4パターンがアイデアで出ているので、
それをしっかり作来る予定。
今回、この撮影の中で、編集者さんやカメラマンさんと
何故その仕事をしているの??という話になりました。
「学校を出て写真スタジオにはいってカメラマンさんになった」
「OLさんを経て、カメラマンになった」
あるいは、「一旦学校にいってから 弟子入りした後フリーになった・・」など
その経歴は様々。
当然、私自身も聞かれるのですが、
プロフィールでもお伝えしている通り、
もともとは広告代理店の企画営業からはじまって、
制作をすべて見ている中で、スタイリングが一番得意!
ということがわかり、成り行き上、今があります^^;
そこにはあまり 「将来スタイリストになろう!」とか
「デザインの仕事で身を立てよう」など
大きな志は全くなく…笑
流れるがまま、
「自分が得意を社会に還元するのは何?」と考え続けた結果
スタイリストが残りました。
そのスタイリストですが、なぜ、最終的にこれが残ったか?
というと、
「修正が一切苦にならない」からです。
最初に、今日の撮影も 同じもので
「4パターン」の撮影を用意している
という話をしました。
これと同様に、
同じ商品や同じアイテムでも
数案考えることが全然平気です。
これは、可愛いバージョン。
こちらはシンプルバージョン。
こっちはカッコいいバージョン。 などなど
色々変化が思いつきます.
なので、
仮に修正が入っても全然大丈夫。
「あっ これ嫌いでしたね。
ハーイ修正します~ヾ(@°▽°@)ノ」
という風にホイホイ変えられます(*^▽^*)
これが、他の種類の仕事ではこうはいかない・・・笑
上司に
「企画書の数字が変更されたから
もう一度計算しなおしなさい」といわれたら
「え~ 負担~(・・;)」と思うし、
「先方の会社の人に
もう一度会って、頼んできなさい」と指示されたら、
「え~ (゚ー゚;
さっき、行ったばっかりなのに~
説得できません~」と感じます(笑)
つまり、
軌道修正がききにくい。
もちろん、やってやれないことはないのですが、
凄い精神的に負担(゚_゚i)
でも、ストレスなく修正が
ホイホイかけられるのが
私にとって、スタイリングだけでした(^▽^;)
何案考えても、直しが入っても
基本、大丈夫。
ということで、今があります。
よく、「適職は?」「天職って何?」など
一般的によく言われますが、
この仕事には切っても切れない
「軌道修正が負担なく、
できるかどうか」
このあたりも
一つの目安になるかもしれません。
さあ、今日の表紙4案も色々変化を付けて
スタイリングしま~す。
シャワーのように降り注ぎますように~
ブログを読んでくださる一人一人に
心から感謝です。