市古墳群探鳥会(75年前の再現探鳥会) 2月17日 日曜日
76年前の2月18日日本野鳥の会を創設された中西悟堂氏と
大阪支部の指導者榎本佳樹氏、平岩康氏が古市古墳群で探鳥された
記録があり、大阪支部創設75周年の記念事業一環として、この度その再現
探鳥会を実施しました。
中西悟堂氏 榎本佳樹氏
当日の天候は「日が照っている間は春のようになごやか」とありほぼ同じ気候で
あったと思われる。
50人の参加者
57種の野鳥を観察した。 76年前は19種観察したと記録にがある。また彼らが観察した
トビ、ノジコ、シマアジは今回観察しなかった。
辛國神社 今から千五百年程前、雄略天皇の御代に創設された神社
ここではアオジ、メジロ、ヤマガラ、シロハラ、シメ、ビンズイを観察した。
仲哀天皇陵古墳(岡ミサンザイ古墳) 拝殿
第14第天皇 応神天皇の父、皇后は神功皇后
仲哀天皇陵 堀を渡る船
陵の裾の周りの草や木が刈られオシドリがいなくなったとか。
このあたりで観察した鳥、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ノスリ、キジバト、カワセミ、ウグイス、
ツグミ、ハクセキレイ、ジョウビタキ、ヒヨドリ、モズ、ハシブトガラス
仁賢天皇第24第天皇で国中が良く治まり、人民から「天下は仁に帰し、民はその生業に安んじている」と評された。
カイツブリ、マガモ、カルガモを観察した。
峰塚公園 峯ケ塚古墳
この公園で昼食休憩
カイツブリ、マガモ、カルガモ、ヨシガモ♀、ヒドリガモ、ホシハジョロ、キンクロハジロ、ハシビロガモ
クロハラアジサシ、オオタカ、メジロ、モズ、ヒレンジャク、オオバン
日本武尊白鳥陵古墳
ヤマトタケルノミコトは第12代景行天皇の子として誕生した。各地へ遠征し伊吹山の神との
戦いで衰弱し、伊勢の能褒野で倒れ白鳥となってこの地へ。
やまとは 国のまほろば
たたなづく 青垣 山ごもれる やまとし うるわし
この堀の水面は何故か静かで鏡のようだった。
ヨシガモ、ハシビロガモ、マガモがことのほか麗しく見えた。
ここを離れてやや広い道路に出たところでヒレンジャクの群れがクロガネモチに群がるところを
ゆくりと観察した。
大和川に出てヒバリ、イソシギ、チョウゲンボウ、オナガガモ、キンクロハジロを観察し
古市駅に向かった。
古市駅の近くで鳥合わせし解散となった。
古墳は76年前とほぼ同じと思われるが、今回探鳥し歩いたが田や畑は宅地に開発され
古墳のそばまで迫っていて少し失望した。
ツグミ
ヒレンジャク
ヒレンヤク
ヒレンジャク
ヨシガモとマガモ
オオバン
モズ