皆さま、こんばんは。
私が住む名古屋は毎日快晴が続いています。今日は真夏のように太陽の光が強く、カラッとした一日でした。暑かった!
今日は、最終日に参加出来なかった方のお振替として、マンツーマンでレッスンを開催しました。
3時間も続けて進行してしまいました…!途中で何度か頭がフリーズされていらっしゃったご様子…私は、お腹がペコペコに!次への反省材料になりました(笑)つい、修造魂が抑えきれずにやっちまいました…!Aさま、最後まで付いてきてくださって、今日も有難うございました。
終了後はテラスでランチを…( *ˊᵕˋ)
講座やセッションを通してホロスコープを見させて頂く中で、10ハウスに太陽を始め、幾つかの星々が集まっている場合、出生図の持ち主の方が、どう理解して良いのかを迷われることが多いように感じていました。
10ハウスは天職のハウスです。社会的な肩書、キャリア、ライフワーク、社会に見せる顔、社会的な地位や居場所などを現します。組織や政府などの象徴も含まれます。
1ハウスから始まり、10ハウスで頂点を迎えます。「私は何者である」という顔を社会的に知らしめる位置です。
10ハウスはホロスコープの頂点ですから、この位置に太陽があると、「野心家」「起業家」「経営者」などと解釈されることもあります。
しかしながら、野心家とか、経営者などと言われても、ピンと来ないことが多いでしょうし、起業しないといけないのかなどと、星から煽られるような気になり、かえって自分がわからなくなったり、迷ったりすることもあるように感じていました。
10ハウスに海王星が入っていたりすると、よく解釈される例としては、「社会に夢を与える人」「アーティスト」「占い師」「芸能人」「自由業」などがあると思います。それらの象徴に縁が無い暮らしをされている場合は、理解に迷ってしまうところです。
10ハウスに太陽や天体が幾つか位置していると、社会情勢に関心をお持ちであることが多かったり、組織に属してご自身の役割を発揮するケースが多いようにお見受けします。社会から役割が与えられるイメージです。
星詠みの理解で迷ってしまうとすれば、占星術の情報を先に、自分の性質や生き方を当てはめていこうとした時に起こり得る気がします。そして、通り一辺倒な解釈の仕方をしてしまう場合です。
自分の星をよく吟味して詠み、自分の中のどのようなところでその星詠みが働いているのかをよくよく見つめていく必要があります。
あとは、生き方の幅を狭めたり、固定しないことです。現在の風潮に対してもそうですし、ホロスコープのハウスが象徴する生き方だけが全てではありません。
例えば、仕事をするにしても、一箇所で働く、ひとつのことを極めるスタイルを良しとする見方があります。また、会社員よりはフリーランス、または起業というスタイルが良いなどとされるような風潮もあります。
確かに良いことなのかもしれません。ですが、自分にとってはそれが生きやすいのかどうか。
好きなことだけで生きていくことが、自分にとっては本当に心地良いスタイルなのか。他に仕事を持ちながら好きなことをするスタイルではダメなのか。
ひとつの場所だけでなく、多数の所属先に属して多彩な仕事をするスタイルではダメなのか。
現在の勤務先で仕事をすることについてはどうなのか。与えられているポジションや仕事を日々遂行することが、社会的な居場所を獲得していること、社会に貢献していることにも繋がります。
自分が実際に手にしているものや、心地良いと思うスタイルを受け入れる許容範囲を広げると、星からの情報も駆使出来るのではないかと思います。特に、10ハウスの星々については。
最後にもうひとつだけ。
10ハウスに海王星を持つ場合は、どんなスタイルで暮らしていても、アーティスト、ヒーリング、セラピーに携わる人であると把握しています。仕事にしていない場合は、その世界に精通していて、興味があるという段階を超えているように思います。まだ何もしていない、という場合は、これから携わってみると良いのではないでしょうか。
明日、金沢からお越しになるお客様のために、薔薇と芍薬のお花を飾りました。芍薬のお花が良い香りがすること、今更ながらにして、初めて知りました…!
芍薬、本当に良い香りがします。薔薇も仄かに。
明日も良い一日になりますように。