04月22日、棒ノ木丸から丹沢主脈を周回して再び本間尾根を下るの巻き(3/4) | Cycling Wonder

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プレスポで行く神奈川の道

棒ノ木丸から丹沢主脈の稜線に合流後、蛭ヶ岳、丹沢山を回り丹沢三峰山の本間ノ頭(東峰)から尾根を下る周回をレポート中です。
第3回は稜線(丹沢主脈)の残りと丹沢三峰、そして本間尾根下りの序盤までを報告する。
 
■見所
★丹沢山(たんざわさん・たんざわやま)
丹沢山地の丹沢主脈にある標高1567mの山。
津久井町、山北町、清川村の境にあり、昔から三境(さんざかい)、あるいは三境ノ峰などと呼ばれていた。
明治時代に行われた測量によって丹沢の中心であることがはっきりし、標高では丹沢最高峰ではないものの丹沢を代表する山として「丹沢山」に改められた。
深田久弥の日本百名山には丹沢山が選ばれているが、この山一峰ということではなく丹沢中央部の山々の総称と考えるのが妥当である。
丹沢山は単体では全く面白くない山である。
 
★丹沢三峰(たんざわ・みつみね)
”三ツ峰山稜”と呼ばれる丹沢山から北東に延びる尾根上にある顕著な3つの峰頭を言い、本間ノ頭(東峰)、円山木ノ頭(中峰)、太礼ノ頭(西峰)の三つのピークを丹沢三峰山(みつみねさん)と呼んでいる。
なお、丹沢にはもう一つ三峰山があり、大山の北側にはっきりとした頂を見せている山を大山三峰(おおやま・みつみね)と呼んでいる。
 
■テーマソング
今回のテーマソングは、2017年上半期に聴いた曲で特に気に入った2曲のうちの一つ。
名手”エドシーラン”の”Shape of You ”=君の身体に夢中。
 
★Ed Sheeran/Shape Of You - Hybrid Life Studio Cover
↑2017/01/06 に公開
 
■マップ
行程全体の地図は省略。関連する周辺のみ表示。
(1)山行部分
・2D
赤色は往路、青色が復路、紫色は往復で重複したところ

・3D

(2)丹沢主脈関連
 
(3)丹沢三峰から本間尾根周辺
 


■実走報告
不動ノ峰からの続き

(⌒_⌒)v いぇ~い!

(10)丹沢主脈(続き)
棚沢ノ頭(1590m)から不動ノ峰(1614m)のあたりは登山道に変化があまりありません。
特に今回は霧に包まれてしまったせいか、道標がないとどこを歩いているかさえ分かりませんでした。
ただ、流されるように登山道を歩きました。

前週も同じでしたが、登山道で遭遇するハイカーは稀です。
今回の特徴はトレランナーが目立ったことです。
人の数なら塔ノ岳や鍋割山よりはるかに少ないので、塔ノ岳では目立たないだけかもしれませんね。

◆箒杉沢ノ頭 (1550m)
ここは通り過ぎてしまい場所が良く分からなかった頂です。
稜線の登山道には、頭を示す道標があるはずなんですが、自分では見た記憶がないんです。
そのうち、前の週に見た早戸川乗越の大きな落ち込みの手前に来てしまい、首を傾げたのでした。
「あれ?、箒杉沢ノ頭がなかったぞ」(・・ )( ・・)キョロ
時刻は13:30となり、戻って探す余裕はなく諦めました。

↑この辺りが箒杉沢ノ頭だったかもしれません

◆早戸川乗越(鳥屋ブッコシ)
乗越とは尾根の鞍部を言い、限られた人の通り道だったところである。
丹沢山と箒杉沢ノ頭の間にある早戸川乗越は、丹沢主脈と呼ばれる稜線の登山道以外に人が通ることはないように思える。
南側も北側も人が歩くにはとても厳しい斜面が続いている。


(10)丹沢山
13:46、丹沢山頂上に到着。

俺、すんごく頑張りましたよ。

姫次を出たのが11:20ですので、02:20で歩いたことになります。
標準時間が03:30の区間ですからね。

ホッとしました。
山頂広場は前週よりさらにガラガラで4つあるベンチテーブルは一つしか使われていなかった。

丹沢山頂上は展望が悪く、パノラマの景色を見ることは出来ない。
頂上から登山道で離れて始めて周りが見えるという。
お昼時には向かない山ですね。

人がいない方が都合が良いので、ここで昼食を摂ることにしました。
13:58~14:08(10分間)の昼休みとなりました。

テーブルはガラガラだったのでザック2つが載ったテーブルの隣を使った。食べようかと思ったら、二人だと思った隣のテーブルに主とその仲間が集まってきました、男ばかり大所帯でした。
一気にそこだけざわざわと話し声がして、ガスコンロでカップラーメンのお湯を沸かしだした。( ̄□ ̄;)
(あ~失敗した、本間ノ頭か瀬戸沢ノ頭でお昼にすれば良かった)
後の祭りである。食べている最中に移動するのはあからさまだし、はっきりと声を出しているだけで騒いでいるわけではなく「静かにしてください」というのもちょっとおかしい。
何か言ったら自分が公園で子供の声がうるさいと叫ぶクソじじいと同じような気がして(心が狭いと思われそうで)嫌だった。

何事もなくやるべきことをやって、早く立ち去る以外に方法はないとあきらめ、10分で切り上げたのだ。
私が団体を嫌うのは、こういう一人だと大人しいのに、グループになると(誰も注目していないのに)騒ぎ出す阿呆達を見ているからなのです。

塔ノ岳くらいの賑わいになると逆に騒がれても気にならないんだよね、それが悩ましい。
14:08、宮ヶ瀬方面の登山道に歩き出す。

(11)丹沢三峰
道の様子は前週歩いているので分かっている。太礼ノ頭から円山木ノ頭の区間を除けば、アップダウンはキツくない。
本間ノ頭までは01:30で着くだろう。下向開始は16時前に出来そうな目処がついてちょっと安心した。
あとは稜線歩きで酷使した太ももにあまり負荷を掛けないように注意しよう。

◆堂平分岐
14:11、堂平分岐前を通過する。

◆瀬戸沢ノ頭
14:26、瀬戸沢ノ頭を通過。
堂平分岐から下って着いた感覚で、上り返した印象はない。道標は名無しでテーブルがある。

◆太礼ノ頭
14:35、丹沢三峰の西峰である太礼ノ頭を通過。

◆円山木ノ頭
14:52、丹沢三峰の中峰である円山木ノ頭を通過。
太礼ノ頭から下って木段で上り返します。この区間だけは上っている感覚がある。
ただし頂上部は語るべきものが何もない残念なところです。

◆無名ノ頭
15:07、無名ノ頭を通過。
丹沢三峰の東峰である本間ノ頭と近接している。名無ノ頭というのが残念です。


本間ノ頭と同じく登山道の頂上ポイントから90度北西方向に尾根があり、早戸川林道方面に道があるらしい。

◆本間ノ頭
15:18、丹沢三峰の東峰である本間ノ頭の頂上に到着。

(12)本間尾根の下り再び
15:26、いよいよ本間尾根の下向を開始する。
開始時刻は、前週とほぼ同じ時刻でした(先週は15:38に開始し17:08に下りた)

◆序盤
序盤は見事な林が広がる尾根を踏み跡を見逃さないようトレースして、3つの看板を見つけることである。
”本間ノ頭←→丹沢観光センター”と書かれた看板は、次のように現れる。
①一つ目は、栂立尾根との分岐点の樹の根元に立掛けてある。
栂立尾根方面は通行禁止のロープが張られている。

 

↓下り始めは踏み跡が不明瞭で分かりにくい。ここは赤テープを探す。尾根の左寄りを進む。

↓踏み跡を見つけたら、それを辿る。

↓振り返るとこう見える

↓こんな表示もあるよ

↓途中沢の源頭部の様なところのヘリを歩く

↓振り返るとこう見える


↓栂立尾根分岐の看板とロープ

②二つ目は、赤土が表出したくぼ地のところの樹にくくり付けられている。

↓振り返るとこう見える

↓振り返るとこんな感じ

 

③三つ目は、鹿柵が現れだしてすぐの斜面途中にあるのだが、それは次回に報告する第3回はここまで。
(⌒_⌒)v いぇ~い!
 
■感想
本日の感想は?
満足( ̄ー ̄)満足( ̄ー ̄)満足( ̄ー ̄)
五里霧中ではありましたが満足3つです。
そして、絶対GWにもう一回晴れた日に歩いてやるぞ!と闘志が湧いた山行でした。
 
◆デジャブ(既視感)
チャリンコで走っている時は感じなかったけど、トレッキングで丹沢の山歩きを始めたら、感じるようになった。
「あれ?この感じ、前に別の丹沢で見た気がする」
いろんな景色が別のところでも同じように見えることが、時々あるのだ。
三峰山が2つあるのは良く知られているが、早戸川乗越を挟んだ稜線の景色は、表尾根の三ノ塔からのものとそっくりだ。
木々に邪魔されることなく遠くまで稜線が見えてしまう景色が同じように別の場所で見られるのは珍しい。
箒杉沢からの丹沢山と熊木沢出合からの蛭ヶ岳もどことなく似ている。
広いから似て見える場所はありがちなのかもしれないが、見た目もスケール感似て見えるのは珍しいのではと思う。

 

↓これまで私が撮った画像で例を示す。
①稜線の景色
・箒杉沢ノ頭から丹沢山西側尾根

・烏尾山から三ノ塔北側(地蔵側)

↑これは三ノ塔からでした

・早戸川乗越付近から箒杉沢

・ヤゲン沢乗越付近から水無川方面

②沢の出合から稜線の景色
・尊仏土平から箒杉沢越しの丹沢山

・熊木沢出合から熊木沢越しの蛭ヶ岳

③三峰山

・大山北尾根からの丹沢三峰山

・大山北尾根からの大山三峰山
 

気のせいですかね (^<^)
ではでは(⌒O⌒)
 
■本日のデータ
・出発時刻-到着時刻(実時間)=05:35-20:07(14:32)
・乗車時間=05:14:56
・距離=98.82[km]
・AVE=18.8[km/hr]
・Max=44.9[km/hr]
・累積走行距離=1146.4[km]
◆経過詳細
時刻   ポイント      距離(走行時間,平均)
---------------------------------------
【第1回】
05:35  出発
06:15  新用田辻
06:30  戸沢橋
07:43  土山峠
08:19  早戸川橋   
08:43  三日月橋
08:55  本間橋
(駐輪)
09:12  魚止橋
(棒ノ木丸東稜上る)
09:18  棒ノ木丸東稜上り始め
10:30  棒ノ木丸
11:09  稜線合流
【第2回】
(丹沢主脈を南下)
11:14  東海自然歩道最高標高点
11:20  姫次
11:34  原小屋平
11:46  地蔵平
12:27  蛭ヶ岳IN
12:30  蛭ヶ岳OUT
12:50  鬼ヶ岩ノ頭
13:05  棚沢ノ頭
13:15  不動ノ峰

 
【第3回】
13:46  丹沢山IN
(昼休み)(0:17)
14:08  丹沢山OUT
14:26  瀬戸沢ノ頭
14:35  太礼ノ頭
14:52  円山木ノ頭
15:07  無名ノ頭
15:18  本間ノ頭
15:26  本間尾根下り開始

 
■参考URL
※丹沢最深部周回!紅葉と黄金輝く落葉松ロード!(棒ノ木丸~姫次~蛭ヶ岳~丹沢山~本間ノ頭) - アオヒゲ危機一髪♪樽の中身は何だろう!?
↑2014年11月02日(日) [日帰り]
【コースタイム】本間橋07:26→07:43 伝道→08:50 棒ノ木丸08:52→10:09姫次10:43→11:42蛭ヶ岳11:45→12:46丹沢山13:05→13:59本間ノ頭14:05→14:56本間橋
※榛ノ木丸~蛭ヶ岳~無名ノ頭 - 2011年12月18日 - ヤマレコ
↑無名ノ頭からの尾根下りは実に興味深い
※(周回)本間橋-早戸川渡渉-大平-姫次-蛭ヶ岳-丹沢山-丹沢三峰-本間ノ頭-本間橋 - 丹沢山 -YAMAP
 



●今週末は土日とも天気が良くないので、出撃は見合わせました。

それでも早く起きられたので、朝気になっていたブログのテーマ構成を見直しました。分かりました?

見やすくなっていると良いのですが...ブログ更新に精を出します。
早くGWのレポートを報告したい。