テクニックvol.11　自転車の教科書（堂城賢著）

”やまめ乗り”を提唱する堂城賢（たかぎまさる）さんが３／２８に
出された本です。

感想を述べるタイミングを逸しないうちに報告しておきます。

■YouTubeと本の関係について
　前回のテクニックvol.10「ライディングフォームの研究４（YouTube）」
　で、堂城さんが、「やまめの座学」をYouTubeで公開している
　と報告し、その内容について書きました。

　私には、このYouTubeで公開した座学内容をテキストにしたものが
　自転車の教科書であるように思います。

　内容は６章立てになっていますが、始めの１,２章が重要かと思います。
　個別の内容について改めて述べることはしません。
　vol.10から変わったようには思わなかったので。

　本とYouTubeですので、特性が違います。
　やまめ乗りについて、何の予備知識もないのであれば、YouTUbeを先に
　見ることを薦めます。
　基本知識を踏まえ、日々の実践で発生した疑問点について確認する時
　本が役に立つように思います。

　本の出版にあわせて座学内容を公開された意図が、そんな所にある
　ように感じました。

■座学内容の公開の意味とは
　希望者から受講料を頂いて、自転車の乗り方を教えると言う生業を
　されている方が、教えている内容の一部とはいえ、公開したことに
　最初非常に驚きました。
　自分の首を絞めることになりはしないかと、余計なお世話を心配
　してしまいました。

　本の最後で、講義内容の文書化について、常城さんは言います。
　乗り方を教えるのは技術である。技術は広く使われて進化する
　もので、その方がより発展すると。

　まったく同感ですが、やはりいまひとつ納得がいかないので、
　私なりの理解を述べる。

★YouTubeでの「座学公開」、自転車の教科書の出版の意図とは？
　常城さんとしては、「やまめの学校」でたくさんのことを教えたい
　（伝えたい）。だから、基本的なことは予習してきてって事。

　本になった技術は、基本技術であるが、これを使いこなす上で
　いろんな個別事情が発生するだろう。

　自分が経験して得た技術で対応できるが、なるべくこの応用編に
　力を注ぎたいので、基本的なことは、自分で自習してねって
　言っているような気がしました。

　いままでfunrideで年に1,2回取り上げられていましたが、毎回
　基本的なことの説明と、「やまめの学校」の断片しか記事に
　なっていないので、まとまった内容を紹介した方が良いと
　考えられたのではないでしょうか。
　世間でも”やまめ乗り”が認知されるようになったこともある
　でしょう。
　チャンス（書籍化）が来たという事ですね。

　もうひとつは、一部のローディが”やまめ乗り”を批判する際
　よく使う「MTBの乗り方でロードバイクを乗るな」とか、
　「背中を伸ばす姿勢が格好悪い」という発言に対して、
　そういう固定観念はよくないよと言っているのではないかと
　感じました。ＭＴＢの乗り方も大事にすべきとね。
　常城さんは科学的に考えて、現在の乗り方に到達したと語って
　おり、無理がないんですよね。そこがすごいと思います。

　確かに竹谷賢二さんの乗り方もやまめ乗りと基本は同じように
　思います。常城、竹谷両氏ともＭＴＢのプロライダーですね。

　私の理解では、森・今中氏の教える乗り方は、常城・竹谷氏の
　教える乗り方と180度違うと思います。

　ですが、どちらが正しくて、どちらが間違っているということ
　ではないように思います。

　一部のロードバイク乗りが放つＭＴＢを下に見るような、選民意識
　を感じるような発言は腹立たしいですね。
　特に、茅ヶ崎の売れない自転車の店主、堂々とヘルメットをかぶら
　ないことを自慢するばか者と、そんなバカを平気で使う
　BiCYCLE CLUBというインチキ雑誌にはうんざりですね。
　今ではまったく信用していません。

■参考URL

こんな夜遅く更新するとは思っていなかった。

やっちまったな．．．朝は気合で起きよう。

あと2日だ。今週末から始まる夢の休日。

10日もあるので計画を立てなくては。

楽しみ、楽しみ。

今回はここまで(^0^)/^^^^^

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テクニックvol.11　自転車の教科書（堂城賢著）

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テクニックvol.11　自転車の教科書（堂城賢著）