割り印が押印された「有価証券売買契約書」2通と
三菱ＵＦＪ信託銀行宛の株式名義書換請求書があります。
これをポストに入れると郵パックで株式が届き
現物確認後、代引きで
未上場のイーバンクの株券1株が私のものとなります。
10日ほど前にさかのぼります。
「お問い合わせいただいていたイーバンクの株式購入いかがしますか？」
詐欺？と思いつつ、「1株よろしくお願いします」と返信しました。
相手先から詳しい説明が届き、購入希望なら返信をとのこと。
相手先に住所を教えた記憶もありませんが、
「よろしくお願いします」と返信しました。
メールには私の住所は書いておりません。
数日たつと、先に書いた書類が届きました。
相手先の会社のＨＰを見るとまともそうな会社のようです。
投資に関する会員も募集しているようです。
詳しい説明の中に
「会員の方で手放したい方がいらっしゃるので会員の中で購入者を探している」
のようなことも書いてありました。
肝心の購入価格は諸手数料込みで20万円です。
最近行った第三者割当増資の金額18万円と比べても
おかしな金額ではありません。
今日、会社に直接電話をしました。
電話に出られた女性の方の応対も丁寧で
今年か来年には上場するだろうといっていました。
未上場株は上場後もそのまま売買できるわけではないようで
上場承認後に三菱ＵＦＪ信託銀行から「適格証券」なるものを送ってくるそうです。
その「適格証券」を証券会社に預けて、売買可能状態となるそうです。
その辺を詳しく聞いていると、電話の相手が交代しました。
「電話代わりました。○○と申します。」
おっと、その会社の社長です。
もしかすると社長と女性の二人の会社かもしれません。
色々話を聞いていると
会員の中に現金化したい方がいるので
会員内で引き取ってくれる方を探しているとのこと。
また、怪しくないように郵パックで代引き送付し
株券を確認して怪しいと思ったらそのまま受け取らなくてもよいこと。
株券を見ても本物かがわかりません。
何せ本物を見たことがありませんから。
50株の出物があって約40株購入が決まっているとのこと。
こちらをせかすような発言は一切ありませんでした。
リスクは、いつまでも上場しない場合、紙切れを持ち続けることになること。
と、普通の知識があれば、誰でも言えるようなお話でした。
実は、本物かどうか気になって証券会社の営業マンにも調査をお願いしました。
その営業マンは昨日、相手先に電話をしてくれて「詐欺ではなさそうな感じですよ」
とのことです。
なかなか行動力のある営業マンです。びっくりしました。
これらのことを総合的に判断して購入しようと決めました。
いつ上場するのか？公募価格がいくらなのか？
まったくわからないので本物だとして売買できても
儲けられるのかはわかりません。
また、だまされているのかもしれません。
けど、まぁ何事も経験です。
これでまた資金が塩漬けとなるのがちょっとつらいだけです。
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