テンシャールからの自転車乗りへのメッセージ・続編(最終回)
<チャネラー:ビーオ・バイクスキー、エンティティー:テンシャール>
バイクスキー氏は深い呼吸をしながら、テンシャールが降りてくるのを待つ。呼吸の音が会場に響く。キシリウム星系との“時差”のためか、あまりに長いランチタイムだったにも関わらず、会場を埋めた百人以上の人々はいまだ集中力を失ってはいないようだ。誰もがバイクスキー氏の動作に注目する。そして突然、バイクスキー氏から別のトーンの声が出る。そう、テンシャールがやってきたようだ。
すべての皆さん、こんにちは。この場で素晴らしいコミュニケーションの機会をともにつくっていけることに感謝します。この場に集まってくれてありがとう!
ランチはどうでした? おいしかったですか?
さて、さきほどは、“エクスタシーを感じるほどに自転車に乗ることを楽しむ”ことがとてもとても重要だという話をしました。
それがとても重要であるのには、実は3つの理由があります。
ひとつ目はとても簡単な理由です。何だと思います?
それはつまり、楽しむことこそがすべての動力源になるからです!
あなたが自転車に乗ることにワクワクし、楽しみ、至高の時を過ごすことこそが、その後の自転車ライディングの進化の扉を開くことになります。
好きであることが、宇宙を動かし、もっともっと大きな喜びをもたらすための動力源になります!
だから自転車に乗ることを好きになってください。それがあればあなたの自転車ライフは常に宇宙からサポートされます! もっともっと楽しい自転車体験をあなたは引き寄せることになるでしょう。ワクワクは次のワクワクへと必ずつながって行くからです!
では…2つ目の理由です。
それはあなたという肉体次元の身体がそれ以上の進化を欲しているかどうかの試金石になるからです。
少しネガティブな理由…と思う方もいるかもしれません。
そう、もし…万が一、あなたが自転車に乗ることを楽しめないとしたら……
もしそうだとしたら、あなたはレベル4以上の制限解除ができるようになることは、現在進行中の人生において、決してないでしょう。
いや、それができない…という解釈は全くもって見当外れです。
あなたが自らつくった単なる制限ですから、それができない…ということはあり得ません。解除することを“許せ”ば、それは必ず解除されます。だから決して心配などしないでください。
ですが、もしあなたが自転車に乗ることを根本的に楽しめないとしたなら…それはあなたがそれ以上の制限解除を必要としない…ということを意味します。
あなたは、あなた本来の波動で行動するとき、もっとも輝きます。もっとも成果を上げることができます。もっとも大きな宇宙からのサポートを得られます。
もしも、もしもあなたが自転車に乗ることを心底楽しめないとしたなら…あなたはきっと、もっと自分自身に正直になった方が良いです。一番ワクワクすること…最も楽しめること…もっと好きな別のことを是非やってください。パチン、パチンとその世界の中での“制限解除”が続々と起きてくるでしょう。
逆に言えば、もしあなたが自転車に乗ることを心から楽しめているとすれば、そうです! あなたは進化を約束するお墨付きを持っているも同然です! 心の向くまま、どんどん自転車ライディングを進化させていってください。
そして、3つ目です。
自転車を楽しむことが重要である3つ目の理由は、時間のパラドックスに関するものです。
まずはじっくり聞いてください。
ランチブレークの時間差の話ではないですが、時間という概念は実は“概念”にしか過ぎません。常に一定の早さでコンスタントに経過する時間…という定義はあなたがた地球人が集合意識で合意した、単なる“見かけ上の決めごと”にしか過ぎません。
本当は時間とは…あなたがたが思い込んでいるよりもはるかにフレキシブルなものです。
そうです。多くの方が気づいているように、時間とは常に一定のスピードで刻まれるものではありません。伸びたり…縮んだり…ときには止まったりさえするものなのです!
もっと簡単に言いましょうか。
たとえば、あなたが何かを本当に楽しんでいるとき、時間の経過を忘れませんか?
実際には3時間経っていたのに、あなたはそれを30分くらいにしか感じなかった…というような経験はありませんか?
でも…実際には3時間経っていたから…本当は3時間経過したのでしょう…というのは、あなた方がつくりあげた単なる幻想です。
いいですか。あなたこそが真実です。あなたの感覚こそが究極の事実です。あなたがそれを30分ほどと感じたのだとしたら、それこそがあなたにとっての真実です。それはあなたという肉体次元の生命体にとっての100%の真実です。まわりでは3時間経過していた…というのは見かけ上の約束事にしか過ぎません。
それがわかると、とても面白い現象があることに気づきます。
たとえば自転車で時速30km/hで1時間走行したとします。
60分かけて30kmを走行したわけですから、もちろん平均時速は30km/hとなります。疑う余地はないですよね?
だけど、それをあなたにとっての本当の真実という側面から見るとどうでしょうか?
あなたは自転車に乗ることを本当に心から楽しみました。
だから、地球上の時計ではぴったり1時間自転車に乗っていたのだけれど、あなたはそれを30分ほどにしか感じなかったとします。
そんな経験、たぶんありますよね? 本当に楽しいから、ちょっとだけ乗っていたつもりが実はもっともっと長い時間乗っていた…というようなこと。
あなたは30分としか感じなかった時間の間に、いいですか、良く聞いてください。30分ほどの“感覚的時間”の間に、あなたは30kmほどの距離を走ったのです。
単純に計算してみてください。
そう、あなたは30分で30kmの距離を走ったのです!
そうです! それは時速に換算すると時速60km/hということになりませんか?
感覚的には平均時速60km/hです! すごくないですか? 自転車で平均時速60km/hで走れれば、あなたはたとえば…地球上のスター選手で言えば、カンチェラーラより速いことになりますよね!!! すごくないですか??
おっと、喜ばせてごめんなさいね。これは誇張表現です。
だけど、実はちょっとの真実を含んでいます。
わかりやすく言いますね。
あなたが経過したと感じた時間はたったの30分。走った距離は30km。だけどあなたの腕時計が示す経過時間は60分。
そうです。結局は平均時速30km/hだった…ということになってしまいます。
あなた方がつくりあげた、“一定速度で経過する時間”という集合意識は、実はそれほどまでに強固なものです。物理次元の“見せかけの”経過時間をそう簡単にくつがえせるわけはありません!……というのは実はあなた方の集合意識の合意です。
逆に言えば、それは合意してつくった決めごとにしか過ぎません。
だから本当のことを言えば、それはときどき崩れることがあります。その決めごとが、あなたが感じる“真実の経過時間”に引っ張られることがときどき起こります。
そうです。たとえば今の例で言えば、30kmの距離を60分で走ったはずなのだけれど、気づいてみたらそれが59分だった!…というようなことが。
どうです?信じられますか?
あなたはそのケースでは本当に60分かかる距離を59分で走ったことになるのです!
残念なことに今の地球の波動では、実際の感覚時間ほどには縮まりません。だけどその何十分の一かは縮まることがあるのです! つまりあなたは実際に速くなるのです! それって嬉しくないですか?
メカニズムを説明すると、こういうことです。
何かをすることを本当に心から楽しめたとき、人は物理次元の“合意された”法則という引力圏を一時的に抜け出すことができます。
そしてその“集合意識からの離脱”がなされたとき、あなたの感じる“あなただけの真実の時間経過”のみが真実になるのです。
だからあなたは実際に、誰が計測しても、本当に速くなる…ということが、ときおりですが、起こるのです!
今の地球の波動ではそれほど劇的な時間の短縮は起こせないことが多いです。ほとんどの場合にはそれはごくごくわずかです。
ですが、それは実際に起こっています。
あなたが本当にライディングを楽しめたとき、あなたは実際に、物理的な計測の上においてもより速く走っているのです。
ちょっと例を挙げると、あなたも知っているような、地球上の有名自転車選手のうちの何人かは、このことが他の選手よりも上手です。
たとえば、ツールドフランスで何連覇もしたような選手など…よくご存じですよね。あの選手はこのテクニックがかなり“地球人離れ”しています。タイムトライアルが得意なあの有名選手…なども、このスキルにかなり長けているようです。
21日間のステージレースなどでは、この法則を活かすことで、場合によっては数分以上の差を生むことがあります。
そうです、それも実は実力なのです。楽しむことも実力なのです!
楽しむことで、時間さえも味方に付けることができるのです!
どうですか?
話に付いてきていますか?
では、いよいよ、レベル4の制限解除の方法をお話したいと思います。
レベル3の制限解除ができたなら、レベル4の制限解除へはかなりスムーズに到達するでしょう。心から自転車に乗ることが好きな、そして速く走ることにとてもとても興味を持っているあなたなら、間違いなくレベル4の制限解除ができることでしょう。
レベル4の制限解除とは、これはランチブレーク前にお話したように、あなたがもうひとつ持っているハイブリッドエンジンを起動させることに等しいということです。
もっと簡単にお話します。
レベル3までの制限解除によって、あなたは下半身の全パワーをライディングに使えるようになりました。それだけで、最初よりはかなり速く走れるようになっているはずです。
だってはじめは足(脚)の一部の筋肉しか使っていなかったものが、今は下半身全体の筋肉を動員して自転車を漕ぐことができます。当然かなり速くなっているはずです。
今度も全く同じ要領です。今度は上半身のすべても動員しましょう。下半身と上半身というあなたの身体全体を使えるよう、あなたの物理次元の肉体の制限解除をしましょう。
方法はこれです。とても簡単です。
レベル4の制限解除方法:手の指の先から足のつま先までのすべてを脚(あし)として使ってください!
これだけです。どうです? 簡単でしょう!
今日は以上です。本日はありがとうございました!
嘘です。(会場笑)
もう少しだけ説明しましょうね。
地球上の多くの一般サイクリストの場合、上半身が全然活かされていない人が結構多いようです。ペダリングやライディングフォームなどはいろいろ気にしていても、結局この部分の制限をかけたまま、つまり上半身を“使用禁止”にしたまま走っているので、負担が下半身だけに集中してしまいます。
上半身も使った方が、単純に考えて、効率がずっと良くなりますよね! ということは、その方が速く走れますよね! 同じスピードならその方が楽に走れますよね! すごくシンプルなことです。
ここですこしだけ話が逸れてしまいますが、フォームについてお話したいと思います。
皆さんひとりひとりの中にいろいろな考えがあることと思います。こんなフォームが良いとか、良くないとか…あるいは身体のこの部分の角度がこのくらいが好ましくて、このくらいになるとあまり良くない…とか。
おそらくその多くは、真実の少なくとも一部分は正確に言い当てていることでしょう。
だけど、ちょっと待ってくださいね。
何度も言うように地球人は物事を複雑にする天才ですから、ついつい必要以上のディテールに話が降りていってしまいます。
もちろんディテールにこだわることには何の問題もありませんが、こだわるときにはそれなりの順番とやり方でこだわった方がよほど効率が良い…ということです。
たとえばフォームの話ですが、皆さんの多くは「静止画」のイメージでフォームをとらえていませんか?
止まった画像としてイメージして、この部分がこうあるべきだとか…この部分がもっとこうなった方が良い…とか。
これは多くの場合、望まざる誤解へとつながってしまいます。まぁ言ってみれば「静止イメージの悲劇」…いや、悲劇というより実はコメディ…喜劇かもしれません。誤解もときに楽しいですから…。
誤解がよく起きる理由は単純です。実際にはライディングフォームには静止している瞬間など一瞬たりとてありません!
もし、何かが止まっているとしたら…それは自転車を漕いでいないのと同じことですよね!
漕いでいないライディングフォームを参考にして、何か役に立つことがありますか?
すべては動きです。次から次へと連続して動作が起こっていくことこそがライディングフォームです!
動きを見れば何かが見えます。動きを見れば何かを感じ取ることができます。カタチは常に動きとともにあります。決して両者を切り離すことはできません。
だから一部分だけを抽出したディテールにこだわり過ぎたり、静止画のイメージでとらえているとしたら、まずはひと呼吸置いてください。
おっと、もしあなたがそれをしたいのなら話は別ですよ。誤解があるから正解の価値が高まるのです。誤解ゲームを楽しみたいなら、是非それを楽しんでくださいね!(会場笑)
では、静止画としてのイメージでライディングフォームをとらえないための、つまり、一連の動きとしてライディングをとらえるための、とてもとても良い方法をご紹介しましょう!
そう、実は素晴らしいツールをあなた方はお持ちですよね!
えっ? わかりませんか?
そうです! 動画です! ビデオです! 別に宇宙人のスーパーテクノロジーを使う必要なんかありません!(会場爆笑)
ぜひご自身のライディングフォームを動画で撮影してください。結構速く走っているつもり…のときが良いです。本気のライディングを動画に収めてください。
おっと、格好付けないでくださいね。普段乗っているそのままの状態でビデオを撮影することが重要なのは地球でも同じですよね?(会場笑)
そして、その動画をレベル4の制限を解除しているライダーのビデオと比べてください。
え? 誰がレベル4の制限解除をすでにしている人なのかわからない…と。
え? ウチのチームのあの人がそうかどうかなんかわからない…と。
なるほど。ごもっともです。
では、私たちからのおすすめです。別に惑星ゾンダまで来なくても大丈夫です。地球にたくさんいますから。
地球のプロツアーレベルの自転車選手は、おそらく100%の確率で、つまり全員という意味ですが、レベル4の制限は解除しています。だから誰を見ても参考になります。
レベル5の制限解除まではしていない選手はかなり多いですが、レベル4までは間違いなく解除しています。でなければヒューマノイドタイプの生命体の場合、21日間で3,500kmの距離を走るようなレースへの参加は無理です。下半身の力だけでは平均時速40km/h以上で3,500kmの距離は到底走りきれません!
そうです。ツールドフランスのビデオなんかでも良いです。それとあなた自身のライディングの動画を比べてください!
そうです! 違いは一目瞭然…かもしれません!
おっと、くれぐれも必要以上のディテールにはここでは注目し過ぎないでください。あくまで“流れるような動き”の中に見え隠れする感覚をつかみ取るようにしてください。何度も言うようにフォームは「動」ですから。
注目ポイントは上半身です。上半身のエネルギーです。上半身の躍動感です。上半身の力の入り具合です。
あなたの上半身は同じような「躍動感」を見せていますか? そうです。よ~く見てくださいね。
たとえば、上半身の重みを手を突っ張って支えているように見えるとしたら…動画ではそれはすぐにわかりますが…それこそがレベル4の制限解除ができていない証拠です。
どこか特定の部位のディテールのことではないです。背中のカーブの善し悪しではないです。骨盤の角度でもないです。ドロップの深さや前傾の強さの度合いでもないです。
動きの中に垣間見える真実を見てください。
あなたの上半身の動きは、下半身の動きの助けになっていますか? それに対してプロレーサーの人たちはどうですか?
はい? 「体幹」を使うということか?……と。
なるほど…。ちょっと待ってくださいね。
「体幹」って、最近の地球人はよく使う言葉のようですが、あなたは「体幹」というものを、ダイレクトに完璧に正確に把握し、感覚的に感じ、コントロールすることができますか?
たとえば、「右手の中指を使う」と言われたら、おそらくあなたはそれを完璧に行うことができるでしょう。なぜなら「右手の中指」とは何かをあなたは完全に把握しているし、それを完璧にイメージすることができるからです。
では、「体幹」はどうでしょう?
私からの質問です。あなたは「体幹」とは何か完璧に把握していますか? 「体幹」だけを動かすことができますか? そしてそれを完全にイメージすることができますか?
もし、それができないとしたら、それは理解できない言葉を使っているのと同じことになります。知らない外国語の説明はよくわからないですよね? それと同じことになってしまいます。
話をもとに戻します。動画でのあなたとプロレーサーを比べれば、あなたがレベル4の制限を解除していなかったなら多分気づくはずです。「私の上半身は“脚”になってない!」と。
たとえて言えばこういう言い方もできます。
脚は股関節を支点に動きます。だから股関節を支点としてそこから下を全部“脚”として使えます。そして、今回はハンドルを握る手、掌(てのひら)、あるいはもっと先の指の腹を支点にしてください。そこから下は全部“脚”です。だから全身を“脚”として使えます。つまりすべてが推進力に貢献するのです。
最初に言ったように、制限解除の方法は人により若干違うことがあります。ですが、覚えておいてください。あなたにかかっている制限は、何を隠そう、あなた自身が仕組んだものです。だから、あなたは本当は制限解除の方法を完全に理解しています。
あなたの感覚こそが真実です。あなた自身の感覚や沸き上がって来るインスピレーション、イマジネーションこそが本当のメッセージです。
疑問と解答は常に同時に存在します。上半身を“脚”にする…というイメージをまず持てれば、自然に制限は溶けはじめます。
これだけの説明では、よく意味がわからない…という方のために、ひとつだけヒントをお伝えしましょう。
腕を伸ばしたままでは上半身の起動はなかなかうまくできません。まずは両肘をある程度曲げること。これが上半身のハイブリッドエンジン起動のきっかけになることは、地球人には結構多いようです。
繰り返しになりますが、あなたの感覚こそが真実です。もっともっと働きたがっているあなたの上半身に“働く許可”を与えてください。
あなたがすべきなのは、決して力むことではありません。あたたがすべきなのは、上半身に必要以上の力を込めることでもありません。ただ“働く許可”を与えることです。
自分の内側から上がってくる感覚に従ってください。これは決して難しいものではありません。もしうまくできないときには、とにかく全身をリラックスさせることからもう一度はじめてみてください。あなたの身体はあなたに何かを必ず伝えてきてくれるはずです。
どうですか? 伝わっていますか?
とにかく大きく大きく身体を活かすことです。
たとえば、歌を歌うこと…と近いものかもしれません。喉だけで歌うとか細い声しか出ませんし、ちょっと歌っただけで喉が枯れてしまうかもしれません。
だから声は下半身から出すのです。そしてそれを身体全体…頭蓋骨のてっぺんまでも使って共鳴させるのです。それができれば、太い良い声が出るだけでなく、何時間でも続けて歌えるようになります。
パワーも上がるし、その持続もできるようになるのです。
自転車の場合も同様です。あなたも身体全体を使って、自転車に歌を歌わせてみてください。
実質的なワット数という最高出力も上がるし、その持続力も高まります。
ちなみにですが、次のレベル5の制限解除は、実際の肉体以上に身体を大きく使うことがテーマになります。
わかります?
物理次元の自分の実際の身体の大きさ以上のバーチャル・ボディを作動させるのです。それにより、文字通り“人間離れ”したパワーソースにアクセスすることができるようになります。
それが次のレベル5の制限解除のテーマになります。
ただ、もう今日は時間になってしまったようです。残念ですが、もうこの辺でセッションを終了しなければなりません。
私のスピリットはいつもあなたとともにあります。こういったセッションというカタチであなたとコミュニケーションが取れなかったとしても、あなたは私とつながる方法を他にもいくつも持っています。
あなたは、それを忘れて…しまっているだけ。
だからあなたはこうしたセッションに来なくても、本当は次の制限の解除方法を学ぶことができます。
いつでも呼んでください。私は喜んであなたの人生の助けになります。
いや、正確に言うとそれは違います。私はあなたの人生の直接的な助けになることはできません。あなた以外の誰も、あなたの人生を勝手に良くしてしまう権利など持っていないのです! それはあなたがやるべきことです。
そうではなく、あなたがあなたの持つ力を発揮するためのサポートは、いついかなるときでもすることができますし、私はそれをいつも望んでいます。
たとえ、物理次元の肉体を持ったあなたが私のことを認識できなかったとしても、より高次のあなたはいつも私とつながることができます。
“自転車が盛んな星”(=エルゴレーバ)のアイディアはそれを必要とする人のためにあります。どうか必要なものを望むことを忘れないでください。あなたはそれをいつも叶えることができます。
今日はとても素敵で有意義なコミュニケーションを持てたこと、本当に嬉しく思います。どうもありがとう!
心から感謝します! ではまた会える日までさようなら。
+++++++++++++++++++++++++++
というわけで、テンシャールのランチタイム後のセッションは終了となった。
次回のテンシャールとの共同セッションがいつあるのかは現状では未定だ。だが望めば必ずそれは叶えられる…というメッセージはまぎれもなくテンシャールが発したもの。いつの日かまたテンシャールに会えることを“確信して”、このセッション記録を終了したい。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。(ビーオ・バイクスキー)
(おっとブログはまだまだ続きますが…)
※このテンシャールとのセッションはあくまでフィクションです。テンシャールの言葉を信じるか信じないかはもちろんあなたの自由ですが、本当に自転車で時速70km/hで走れるようになるかどうかの保証は一切ないことをご理解ください。ですが、すべてのフィクションがそうであるように、そこにはいくらかの真実が示されている可能性も否定できません。あなた自身の感覚に従って“制限解除”を行い、より高いパフォーマンスを是非獲得してください。あなたのより良い自転車ライフをお祈りいたします。
長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。次回は地球上の出来事の予定です。
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バイクスキー氏は深い呼吸をしながら、テンシャールが降りてくるのを待つ。呼吸の音が会場に響く。キシリウム星系との“時差”のためか、あまりに長いランチタイムだったにも関わらず、会場を埋めた百人以上の人々はいまだ集中力を失ってはいないようだ。誰もがバイクスキー氏の動作に注目する。そして突然、バイクスキー氏から別のトーンの声が出る。そう、テンシャールがやってきたようだ。
すべての皆さん、こんにちは。この場で素晴らしいコミュニケーションの機会をともにつくっていけることに感謝します。この場に集まってくれてありがとう!
ランチはどうでした? おいしかったですか?
さて、さきほどは、“エクスタシーを感じるほどに自転車に乗ることを楽しむ”ことがとてもとても重要だという話をしました。
それがとても重要であるのには、実は3つの理由があります。
ひとつ目はとても簡単な理由です。何だと思います?
それはつまり、楽しむことこそがすべての動力源になるからです!
あなたが自転車に乗ることにワクワクし、楽しみ、至高の時を過ごすことこそが、その後の自転車ライディングの進化の扉を開くことになります。
好きであることが、宇宙を動かし、もっともっと大きな喜びをもたらすための動力源になります!
だから自転車に乗ることを好きになってください。それがあればあなたの自転車ライフは常に宇宙からサポートされます! もっともっと楽しい自転車体験をあなたは引き寄せることになるでしょう。ワクワクは次のワクワクへと必ずつながって行くからです!
では…2つ目の理由です。
それはあなたという肉体次元の身体がそれ以上の進化を欲しているかどうかの試金石になるからです。
少しネガティブな理由…と思う方もいるかもしれません。
そう、もし…万が一、あなたが自転車に乗ることを楽しめないとしたら……
もしそうだとしたら、あなたはレベル4以上の制限解除ができるようになることは、現在進行中の人生において、決してないでしょう。
いや、それができない…という解釈は全くもって見当外れです。
あなたが自らつくった単なる制限ですから、それができない…ということはあり得ません。解除することを“許せ”ば、それは必ず解除されます。だから決して心配などしないでください。
ですが、もしあなたが自転車に乗ることを根本的に楽しめないとしたなら…それはあなたがそれ以上の制限解除を必要としない…ということを意味します。
あなたは、あなた本来の波動で行動するとき、もっとも輝きます。もっとも成果を上げることができます。もっとも大きな宇宙からのサポートを得られます。
もしも、もしもあなたが自転車に乗ることを心底楽しめないとしたなら…あなたはきっと、もっと自分自身に正直になった方が良いです。一番ワクワクすること…最も楽しめること…もっと好きな別のことを是非やってください。パチン、パチンとその世界の中での“制限解除”が続々と起きてくるでしょう。
逆に言えば、もしあなたが自転車に乗ることを心から楽しめているとすれば、そうです! あなたは進化を約束するお墨付きを持っているも同然です! 心の向くまま、どんどん自転車ライディングを進化させていってください。
そして、3つ目です。
自転車を楽しむことが重要である3つ目の理由は、時間のパラドックスに関するものです。
まずはじっくり聞いてください。
ランチブレークの時間差の話ではないですが、時間という概念は実は“概念”にしか過ぎません。常に一定の早さでコンスタントに経過する時間…という定義はあなたがた地球人が集合意識で合意した、単なる“見かけ上の決めごと”にしか過ぎません。
本当は時間とは…あなたがたが思い込んでいるよりもはるかにフレキシブルなものです。
そうです。多くの方が気づいているように、時間とは常に一定のスピードで刻まれるものではありません。伸びたり…縮んだり…ときには止まったりさえするものなのです!
もっと簡単に言いましょうか。
たとえば、あなたが何かを本当に楽しんでいるとき、時間の経過を忘れませんか?
実際には3時間経っていたのに、あなたはそれを30分くらいにしか感じなかった…というような経験はありませんか?
でも…実際には3時間経っていたから…本当は3時間経過したのでしょう…というのは、あなた方がつくりあげた単なる幻想です。
いいですか。あなたこそが真実です。あなたの感覚こそが究極の事実です。あなたがそれを30分ほどと感じたのだとしたら、それこそがあなたにとっての真実です。それはあなたという肉体次元の生命体にとっての100%の真実です。まわりでは3時間経過していた…というのは見かけ上の約束事にしか過ぎません。
それがわかると、とても面白い現象があることに気づきます。
たとえば自転車で時速30km/hで1時間走行したとします。
60分かけて30kmを走行したわけですから、もちろん平均時速は30km/hとなります。疑う余地はないですよね?
だけど、それをあなたにとっての本当の真実という側面から見るとどうでしょうか?
あなたは自転車に乗ることを本当に心から楽しみました。
だから、地球上の時計ではぴったり1時間自転車に乗っていたのだけれど、あなたはそれを30分ほどにしか感じなかったとします。
そんな経験、たぶんありますよね? 本当に楽しいから、ちょっとだけ乗っていたつもりが実はもっともっと長い時間乗っていた…というようなこと。
あなたは30分としか感じなかった時間の間に、いいですか、良く聞いてください。30分ほどの“感覚的時間”の間に、あなたは30kmほどの距離を走ったのです。
単純に計算してみてください。
そう、あなたは30分で30kmの距離を走ったのです!
そうです! それは時速に換算すると時速60km/hということになりませんか?
感覚的には平均時速60km/hです! すごくないですか? 自転車で平均時速60km/hで走れれば、あなたはたとえば…地球上のスター選手で言えば、カンチェラーラより速いことになりますよね!!! すごくないですか??
おっと、喜ばせてごめんなさいね。これは誇張表現です。
だけど、実はちょっとの真実を含んでいます。
わかりやすく言いますね。
あなたが経過したと感じた時間はたったの30分。走った距離は30km。だけどあなたの腕時計が示す経過時間は60分。
そうです。結局は平均時速30km/hだった…ということになってしまいます。
あなた方がつくりあげた、“一定速度で経過する時間”という集合意識は、実はそれほどまでに強固なものです。物理次元の“見せかけの”経過時間をそう簡単にくつがえせるわけはありません!……というのは実はあなた方の集合意識の合意です。
逆に言えば、それは合意してつくった決めごとにしか過ぎません。
だから本当のことを言えば、それはときどき崩れることがあります。その決めごとが、あなたが感じる“真実の経過時間”に引っ張られることがときどき起こります。
そうです。たとえば今の例で言えば、30kmの距離を60分で走ったはずなのだけれど、気づいてみたらそれが59分だった!…というようなことが。
どうです?信じられますか?
あなたはそのケースでは本当に60分かかる距離を59分で走ったことになるのです!
残念なことに今の地球の波動では、実際の感覚時間ほどには縮まりません。だけどその何十分の一かは縮まることがあるのです! つまりあなたは実際に速くなるのです! それって嬉しくないですか?
メカニズムを説明すると、こういうことです。
何かをすることを本当に心から楽しめたとき、人は物理次元の“合意された”法則という引力圏を一時的に抜け出すことができます。
そしてその“集合意識からの離脱”がなされたとき、あなたの感じる“あなただけの真実の時間経過”のみが真実になるのです。
だからあなたは実際に、誰が計測しても、本当に速くなる…ということが、ときおりですが、起こるのです!
今の地球の波動ではそれほど劇的な時間の短縮は起こせないことが多いです。ほとんどの場合にはそれはごくごくわずかです。
ですが、それは実際に起こっています。
あなたが本当にライディングを楽しめたとき、あなたは実際に、物理的な計測の上においてもより速く走っているのです。
ちょっと例を挙げると、あなたも知っているような、地球上の有名自転車選手のうちの何人かは、このことが他の選手よりも上手です。
たとえば、ツールドフランスで何連覇もしたような選手など…よくご存じですよね。あの選手はこのテクニックがかなり“地球人離れ”しています。タイムトライアルが得意なあの有名選手…なども、このスキルにかなり長けているようです。
21日間のステージレースなどでは、この法則を活かすことで、場合によっては数分以上の差を生むことがあります。
そうです、それも実は実力なのです。楽しむことも実力なのです!
楽しむことで、時間さえも味方に付けることができるのです!
どうですか?
話に付いてきていますか?
では、いよいよ、レベル4の制限解除の方法をお話したいと思います。
レベル3の制限解除ができたなら、レベル4の制限解除へはかなりスムーズに到達するでしょう。心から自転車に乗ることが好きな、そして速く走ることにとてもとても興味を持っているあなたなら、間違いなくレベル4の制限解除ができることでしょう。
レベル4の制限解除とは、これはランチブレーク前にお話したように、あなたがもうひとつ持っているハイブリッドエンジンを起動させることに等しいということです。
もっと簡単にお話します。
レベル3までの制限解除によって、あなたは下半身の全パワーをライディングに使えるようになりました。それだけで、最初よりはかなり速く走れるようになっているはずです。
だってはじめは足(脚)の一部の筋肉しか使っていなかったものが、今は下半身全体の筋肉を動員して自転車を漕ぐことができます。当然かなり速くなっているはずです。
今度も全く同じ要領です。今度は上半身のすべても動員しましょう。下半身と上半身というあなたの身体全体を使えるよう、あなたの物理次元の肉体の制限解除をしましょう。
方法はこれです。とても簡単です。
レベル4の制限解除方法:手の指の先から足のつま先までのすべてを脚(あし)として使ってください!
これだけです。どうです? 簡単でしょう!
今日は以上です。本日はありがとうございました!
嘘です。(会場笑)
もう少しだけ説明しましょうね。
地球上の多くの一般サイクリストの場合、上半身が全然活かされていない人が結構多いようです。ペダリングやライディングフォームなどはいろいろ気にしていても、結局この部分の制限をかけたまま、つまり上半身を“使用禁止”にしたまま走っているので、負担が下半身だけに集中してしまいます。
上半身も使った方が、単純に考えて、効率がずっと良くなりますよね! ということは、その方が速く走れますよね! 同じスピードならその方が楽に走れますよね! すごくシンプルなことです。
ここですこしだけ話が逸れてしまいますが、フォームについてお話したいと思います。
皆さんひとりひとりの中にいろいろな考えがあることと思います。こんなフォームが良いとか、良くないとか…あるいは身体のこの部分の角度がこのくらいが好ましくて、このくらいになるとあまり良くない…とか。
おそらくその多くは、真実の少なくとも一部分は正確に言い当てていることでしょう。
だけど、ちょっと待ってくださいね。
何度も言うように地球人は物事を複雑にする天才ですから、ついつい必要以上のディテールに話が降りていってしまいます。
もちろんディテールにこだわることには何の問題もありませんが、こだわるときにはそれなりの順番とやり方でこだわった方がよほど効率が良い…ということです。
たとえばフォームの話ですが、皆さんの多くは「静止画」のイメージでフォームをとらえていませんか?
止まった画像としてイメージして、この部分がこうあるべきだとか…この部分がもっとこうなった方が良い…とか。
これは多くの場合、望まざる誤解へとつながってしまいます。まぁ言ってみれば「静止イメージの悲劇」…いや、悲劇というより実はコメディ…喜劇かもしれません。誤解もときに楽しいですから…。
誤解がよく起きる理由は単純です。実際にはライディングフォームには静止している瞬間など一瞬たりとてありません!
もし、何かが止まっているとしたら…それは自転車を漕いでいないのと同じことですよね!
漕いでいないライディングフォームを参考にして、何か役に立つことがありますか?
すべては動きです。次から次へと連続して動作が起こっていくことこそがライディングフォームです!
動きを見れば何かが見えます。動きを見れば何かを感じ取ることができます。カタチは常に動きとともにあります。決して両者を切り離すことはできません。
だから一部分だけを抽出したディテールにこだわり過ぎたり、静止画のイメージでとらえているとしたら、まずはひと呼吸置いてください。
おっと、もしあなたがそれをしたいのなら話は別ですよ。誤解があるから正解の価値が高まるのです。誤解ゲームを楽しみたいなら、是非それを楽しんでくださいね!(会場笑)
では、静止画としてのイメージでライディングフォームをとらえないための、つまり、一連の動きとしてライディングをとらえるための、とてもとても良い方法をご紹介しましょう!
そう、実は素晴らしいツールをあなた方はお持ちですよね!
えっ? わかりませんか?
そうです! 動画です! ビデオです! 別に宇宙人のスーパーテクノロジーを使う必要なんかありません!(会場爆笑)
ぜひご自身のライディングフォームを動画で撮影してください。結構速く走っているつもり…のときが良いです。本気のライディングを動画に収めてください。
おっと、格好付けないでくださいね。普段乗っているそのままの状態でビデオを撮影することが重要なのは地球でも同じですよね?(会場笑)
そして、その動画をレベル4の制限を解除しているライダーのビデオと比べてください。
え? 誰がレベル4の制限解除をすでにしている人なのかわからない…と。
え? ウチのチームのあの人がそうかどうかなんかわからない…と。
なるほど。ごもっともです。
では、私たちからのおすすめです。別に惑星ゾンダまで来なくても大丈夫です。地球にたくさんいますから。
地球のプロツアーレベルの自転車選手は、おそらく100%の確率で、つまり全員という意味ですが、レベル4の制限は解除しています。だから誰を見ても参考になります。
レベル5の制限解除まではしていない選手はかなり多いですが、レベル4までは間違いなく解除しています。でなければヒューマノイドタイプの生命体の場合、21日間で3,500kmの距離を走るようなレースへの参加は無理です。下半身の力だけでは平均時速40km/h以上で3,500kmの距離は到底走りきれません!
そうです。ツールドフランスのビデオなんかでも良いです。それとあなた自身のライディングの動画を比べてください!
そうです! 違いは一目瞭然…かもしれません!
おっと、くれぐれも必要以上のディテールにはここでは注目し過ぎないでください。あくまで“流れるような動き”の中に見え隠れする感覚をつかみ取るようにしてください。何度も言うようにフォームは「動」ですから。
注目ポイントは上半身です。上半身のエネルギーです。上半身の躍動感です。上半身の力の入り具合です。
あなたの上半身は同じような「躍動感」を見せていますか? そうです。よ~く見てくださいね。
たとえば、上半身の重みを手を突っ張って支えているように見えるとしたら…動画ではそれはすぐにわかりますが…それこそがレベル4の制限解除ができていない証拠です。
どこか特定の部位のディテールのことではないです。背中のカーブの善し悪しではないです。骨盤の角度でもないです。ドロップの深さや前傾の強さの度合いでもないです。
動きの中に垣間見える真実を見てください。
あなたの上半身の動きは、下半身の動きの助けになっていますか? それに対してプロレーサーの人たちはどうですか?
はい? 「体幹」を使うということか?……と。
なるほど…。ちょっと待ってくださいね。
「体幹」って、最近の地球人はよく使う言葉のようですが、あなたは「体幹」というものを、ダイレクトに完璧に正確に把握し、感覚的に感じ、コントロールすることができますか?
たとえば、「右手の中指を使う」と言われたら、おそらくあなたはそれを完璧に行うことができるでしょう。なぜなら「右手の中指」とは何かをあなたは完全に把握しているし、それを完璧にイメージすることができるからです。
では、「体幹」はどうでしょう?
私からの質問です。あなたは「体幹」とは何か完璧に把握していますか? 「体幹」だけを動かすことができますか? そしてそれを完全にイメージすることができますか?
もし、それができないとしたら、それは理解できない言葉を使っているのと同じことになります。知らない外国語の説明はよくわからないですよね? それと同じことになってしまいます。
話をもとに戻します。動画でのあなたとプロレーサーを比べれば、あなたがレベル4の制限を解除していなかったなら多分気づくはずです。「私の上半身は“脚”になってない!」と。
たとえて言えばこういう言い方もできます。
脚は股関節を支点に動きます。だから股関節を支点としてそこから下を全部“脚”として使えます。そして、今回はハンドルを握る手、掌(てのひら)、あるいはもっと先の指の腹を支点にしてください。そこから下は全部“脚”です。だから全身を“脚”として使えます。つまりすべてが推進力に貢献するのです。
最初に言ったように、制限解除の方法は人により若干違うことがあります。ですが、覚えておいてください。あなたにかかっている制限は、何を隠そう、あなた自身が仕組んだものです。だから、あなたは本当は制限解除の方法を完全に理解しています。
あなたの感覚こそが真実です。あなた自身の感覚や沸き上がって来るインスピレーション、イマジネーションこそが本当のメッセージです。
疑問と解答は常に同時に存在します。上半身を“脚”にする…というイメージをまず持てれば、自然に制限は溶けはじめます。
これだけの説明では、よく意味がわからない…という方のために、ひとつだけヒントをお伝えしましょう。
腕を伸ばしたままでは上半身の起動はなかなかうまくできません。まずは両肘をある程度曲げること。これが上半身のハイブリッドエンジン起動のきっかけになることは、地球人には結構多いようです。
繰り返しになりますが、あなたの感覚こそが真実です。もっともっと働きたがっているあなたの上半身に“働く許可”を与えてください。
あなたがすべきなのは、決して力むことではありません。あたたがすべきなのは、上半身に必要以上の力を込めることでもありません。ただ“働く許可”を与えることです。
自分の内側から上がってくる感覚に従ってください。これは決して難しいものではありません。もしうまくできないときには、とにかく全身をリラックスさせることからもう一度はじめてみてください。あなたの身体はあなたに何かを必ず伝えてきてくれるはずです。
どうですか? 伝わっていますか?
とにかく大きく大きく身体を活かすことです。
たとえば、歌を歌うこと…と近いものかもしれません。喉だけで歌うとか細い声しか出ませんし、ちょっと歌っただけで喉が枯れてしまうかもしれません。
だから声は下半身から出すのです。そしてそれを身体全体…頭蓋骨のてっぺんまでも使って共鳴させるのです。それができれば、太い良い声が出るだけでなく、何時間でも続けて歌えるようになります。
パワーも上がるし、その持続もできるようになるのです。
自転車の場合も同様です。あなたも身体全体を使って、自転車に歌を歌わせてみてください。
実質的なワット数という最高出力も上がるし、その持続力も高まります。
ちなみにですが、次のレベル5の制限解除は、実際の肉体以上に身体を大きく使うことがテーマになります。
わかります?
物理次元の自分の実際の身体の大きさ以上のバーチャル・ボディを作動させるのです。それにより、文字通り“人間離れ”したパワーソースにアクセスすることができるようになります。
それが次のレベル5の制限解除のテーマになります。
ただ、もう今日は時間になってしまったようです。残念ですが、もうこの辺でセッションを終了しなければなりません。
私のスピリットはいつもあなたとともにあります。こういったセッションというカタチであなたとコミュニケーションが取れなかったとしても、あなたは私とつながる方法を他にもいくつも持っています。
あなたは、それを忘れて…しまっているだけ。
だからあなたはこうしたセッションに来なくても、本当は次の制限の解除方法を学ぶことができます。
いつでも呼んでください。私は喜んであなたの人生の助けになります。
いや、正確に言うとそれは違います。私はあなたの人生の直接的な助けになることはできません。あなた以外の誰も、あなたの人生を勝手に良くしてしまう権利など持っていないのです! それはあなたがやるべきことです。
そうではなく、あなたがあなたの持つ力を発揮するためのサポートは、いついかなるときでもすることができますし、私はそれをいつも望んでいます。
たとえ、物理次元の肉体を持ったあなたが私のことを認識できなかったとしても、より高次のあなたはいつも私とつながることができます。
“自転車が盛んな星”(=エルゴレーバ)のアイディアはそれを必要とする人のためにあります。どうか必要なものを望むことを忘れないでください。あなたはそれをいつも叶えることができます。
今日はとても素敵で有意義なコミュニケーションを持てたこと、本当に嬉しく思います。どうもありがとう!
心から感謝します! ではまた会える日までさようなら。
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というわけで、テンシャールのランチタイム後のセッションは終了となった。
次回のテンシャールとの共同セッションがいつあるのかは現状では未定だ。だが望めば必ずそれは叶えられる…というメッセージはまぎれもなくテンシャールが発したもの。いつの日かまたテンシャールに会えることを“確信して”、このセッション記録を終了したい。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。(ビーオ・バイクスキー)
(おっとブログはまだまだ続きますが…)
※このテンシャールとのセッションはあくまでフィクションです。テンシャールの言葉を信じるか信じないかはもちろんあなたの自由ですが、本当に自転車で時速70km/hで走れるようになるかどうかの保証は一切ないことをご理解ください。ですが、すべてのフィクションがそうであるように、そこにはいくらかの真実が示されている可能性も否定できません。あなた自身の感覚に従って“制限解除”を行い、より高いパフォーマンスを是非獲得してください。あなたのより良い自転車ライフをお祈りいたします。
長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。次回は地球上の出来事の予定です。
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