フレームによって疲れ方はそんなに違うのか? 実験レポート | 自転車で糖尿病を克服した!

フレームによって疲れ方はそんなに違うのか? 実験レポート

さて、前々回のブログ記事で予告した対決企画「ハイエンドロード vs. エントリーロード 疲労度はそんなに違うのか? 徹底検証!」企画だが、実際のところ確かに検証実験は実施した。

ちょっとそれについて書くと、まずは“数年前の”ハイエンド・ロードバイク「方式六号」ことシステムシックスで約60kmのコースを走行した。スケール感のあるアップダウンが心地よい尾根幹線ルートだ。

次いで翌日にバリバリのエントリーフレームを持つ「トマト号」ことトレック1200で全く同じコースを走行する…つもりだったが、所用で別のところに行かなければいけなくなったので、急遽“付け焼き刃の”コースを設定し、似たような距離を走ってみた。「トマト号」では横浜往復になってしまったので距離は約56km。(まぁ似たような距離だな。)ちなみにこちらも心地よいアップダウンが多少ある。

結果から言うと以下のようになった。

●数年前のハイエンド「方式六号」での実験結果
 使用車両名:キャノンデール・システムシックス
 走行距離:60.273km(小数点以下はテキトー)
 気温:ちょっと寒い
 疲労により消費されたHP: 20%

●バリバリのエントリー「トマト号」での実験結果
 使用車両名:トレック1200
 走行距離:55.789km(小数点以下はテキトー)
 気温:すご~く寒い
 疲労により消費されたHP: 48%

この数値、実はかなりテキトーなように思うだろうが、実のところはかなりテキトーだ。
だが、信憑性が全然ないわけではない。気温の差などで「トマト号」には悪条件があったとは思われるが、実際問題、「トマト号」だと結構疲れることは確かかも。休まずに横浜までもう一往復!などということになるとヒットポイントがかなりピンチになりそうだ。

それに対して、「方式六号」では尾根幹をもう一往復!となるとやはり気は進まないものの、絶対にやれ!と言われればできない相談ではない…というような感覚だろうか。(ギャラ次第だな…)

結論としては、システムシックスの方がやっぱり疲れにくい…と思う。個人的感覚で言えばフルアルミフレームのトレック1200と比べると大差(12.5ゲーム差の首位独走状態)。カーボンバックフレームのピナレロ・アングリルと比べると3.5ゲーム差くらいか…。

そして、前々回に書いたシステムシックスのインプレッションだが、その後もっと距離を走ってみると、やはりいろいろと違いを感じることができるようになってきた。

「エントリーの皮を被ったハイエンドフレーム」ピナレロ・アングリルと比べてもやはりシステムシックスの方が走りが軽いのは事実のように思う。スラム・フォース・コンポのインプレと合わせて近いうちに書いてみたいと思う。

ちなみにこれは数日前の1シーン

自転車で糖尿病を克服した!-牧馬峠の頂上で
bugaluさん と牧馬峠に行ってきた。これはその峠の頂上での1コマ。頂上と言うには妙に殺風景なのがちょっとナンだが、牧馬峠は最後の1kmくらいは結構急坂なので、それなりのパワーと強い意志のチカラを必要とする、キツい、辛い…そのときは確かに大変…だけど後で思い返すと楽しい感じがするのは何故だろう???(bugaluさんによるとシステムシックスに履かせているロバールのヒトデ型ホイールには“幻惑効果”があるらしいゾ…。ちなみに手前の白い細身のフレームを持つロードバイクはジェイミスのクロモリ車体。意外に軽い。)

そんなわけでちょっととりとめのない記事になってしまった今回のブログだが、近々に次の記事を書く予定。

ちなみに次回は、ピナレロくんのお話。

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