ピストミサイルの全貌!
今回の記事は、あっさりと行ってみる。(出し惜しみはしないゾ…と。)
これが今回導入が決定した新型秘密兵器だ。
その名を「Surly Steamroller」(サーリー・スチームローラー)と呼ぶ。
ちょっと意外に思った方もおいでかもしれない…。
(もしかしたら、“徹底武闘派路線”のピストミサイルを期待されていた方もおいでかも…)
サーリーはまだ比較的新しいメーカーで、1998年創業とのことだから、私からするとつい昨日のような最近さ(!?)だ。
ブランドイメージ的にはどちらかと言うと“NY系メッセンジャー”だったり、“お洒落系街乗り派”のようなイメージをお持ちの方も多いかもしれない。
だが、私としては、それが気に入ってこのモデルに決定したわけではない。
お洒落でないよりはお洒落な方が良いのは間違いないが、別にファッション的な意味合いでコレにしたわけではないのだ…実は。
簡単に言うと“出会い”だ…ということになる。
まぁ運命というか、自分の潜在意識の中の“次期FX像”とピタリ一致してしまった…というのが最も合理的な説明だろうか…。
ジオメトリー的にはかなりロードバイクに近い…というよりそのまんまだ。
サイズは56(おそらくこの写真も同サイズ)。トップチューブの長さは568ミリあるので、ロードバイク的な考え方で言うと、今の私にはほぼドンピシャのサイズとなる。
で、それこそが、実は今回狙っていたことでもある。これはロードバイクのペダリング練習用…というのがそもそもの導入のきっかけだったので、そこの部分は私的には結構重要だったわけだ。
トラック競技や競輪の専門ピスト車体はジオメトリーが普通のロードとは結構違う。もっと前乗りになったり(シートチューブが立ってる)、トップチューブが短くなったり、下ハンドル位置がそれこそ“前輪にさわるくらい”低かったりする…おそらくそれがトラック競技を行うには具合が良いのだろうが、そのままのバリバリピストでは通勤などの街乗りでは難しい面もあるに違いない。
その点、この「スチームローラー」はいたって普通のロードバイク的ジオメトリーになっている。しかもフレームがかなり頑丈にできていると聞く。重量的には決して軽量級とは言えない私のボディをやさしく、しかもしっかりと支えてくれる力量がある…と見た。大男の多いアメリカのブランドなので、そのあたりは大丈夫だろう…ということでもある。
フレームは4130クロモリというやつ。比較的細身のクロモリフレームで、完全なホリゾンタルだから、ある意味クラシック的なシルエットを持っている。だが、もっと太いタイヤを履こうと思えば履けるようになっていたり(デフォルトは700×23Cだが相当太いタイヤまで履けるらしい。)、いくらかの“遊び心”が見て取れる仕様となっている。
だからと言って全然走らないフレームだと困る…というよりつまらないわけだが、その点は、おそらくしっかり走りそうな印象を受けた。(まぁ実際に乗ってみないと細かいことはわからないので、そのあたりは実戦配備されてからしっかりと検証したい。)
一言で言うと、“快適&快速シングルスピードバイク”になるかなぁ…という期待を込めてのチョイスだ…ということになる。もちろんいくらかの実用性も期待しているので、そのあたりは乗ってみてのお楽しみだ。
ひとつ気に入ったのはそのフレームの感触。試乗したわけではないのだが、ちょっとだけ持ち上げて下に落としてみると、なんだか“ボヨン、ボヨーン”というような弾力性が感じられるのだ。これはアルミフレームにはあまりない感触なので、クロモリの良さをコイツで遂に味わえるのかもしれない…。(「鉄中年」の仲間入りか!?)
で、カラーはえび茶色という珍しいもの。(バーガンディ、あるいはマルーンとも呼ぶ)
ロードバイクと言うと赤・黒や青といったカラーがよく使われている気がするのだが、このえび茶色はあまりないゾ! 珍しいゾ!というのも気に入ったひとつの理由でもある。
ちなみにバーテープはアルカンシェル柄(5色のレインボーカラー、最近ではパオロ・ベッティーニが世界選手権制覇の証としてこの柄のジャージをよく着ている)にしようと思っている(店員さんのアドバイスもあったのだけど…)。またもや派手派手路線…というわけだ。(えび茶色自体いろんな色を混ぜてできた色なので、カラフルなのはきっと合うハズ…と思う)
ブレーキは前後取り付けることにした。(デフォルトではブレーキは前しか付いていなかった)これなしでは今の私にこれを操縦することなどできはしないから、当然必需品だ。
まだまだ書きたいことはあるのだが、このまま書いていくと、またもや超長くなってしまいそうなので、今日はこの辺で…。
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今回はこのミサイルの説明に終始してしまったが、次回はもうちょっと詳しく“事の流れ”をドキュメンタリーで…という感じかな!
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