人体実験プロジェクト始動!もっと痩せたい!【第一回】
さて、「人体実験プロジェクト」というある意味物騒なタイトルのブログになってしまったが、つまりはこういうことだ。
自転車を使って糖尿病を克服した!というのはタイトルになっている通り、正しい。肉体的コンディションは2年前と比べると、信じられない程に良くなった。筋肉量も増え、ぜい肉量は減り(まだ不十分だが)、見た目にもより“スポーツマン”らしくなった。ピチピチジャージもとても良く似合うようになった…
だが、ひとつ問題がある。
これほど自転車に乗っている割に、なぜかそれほど痩せない…!というのがある。
もちろん最悪のときよりは体重は随分減った。ただ物足りないのだ。私のベスト体重にはまだ遠い。ヒルクライミング能力も物足りない。腹筋も割れている…とは言えない。これがどうにも不満なのである。
たとえば、先月(7月)私は自転車に約900km乗った。
その前の月は約800km。
その前の月は約700km…という風にかなりの距離を乗っている。
平地での巡航速度も随分と速くなった。
だが、不満だ。
本当の理想的なボディにはまだまだ達していない。
体重が重すぎるのだ。
正直に書こう。
私の今日の体重は82kgである。
一時期は88kgくらいあったので、それよりは随分スリムになった。(スリムと言えるのか?おい)
身長は180近いので、それほど悪くはない…とは思うのだが、そんなに自慢できる数字でもない。
どうも運動量の割に体重の減り方が少ない気がするのだ。これがどうも気になっていた。ずっと。
糖尿病対策という点でも、脂肪はもう一段階減らした方が良いのだと思う。
と、いうわけで、私は最近色々調査を行った。そしてひとつ発見した。
有酸素運動の質のことだ。
心拍数をベースに考えると、最大心拍数の50%~90%というのが目安としての有酸素運動領域ということになる。つまり、自転車運動などでは非常に大切な領域ということになるわけだ。そして大切なのは、脂肪が燃焼する心拍数の領域だ。どうやら、私は多少考え違いをしていた可能性があるのだ。
つまり、
【×】有酸素運動領域の中でなるべく強い運動強度の方が汗も多量に出るし、“運動した感”もあるし、疲れるしで、きっと痩せるに違いない!
というのは不正解で、本当は、
【○】有酸素運動領域の中でなるべく弱い運動領域(つまり心拍数の低い方)の方が実際には脂肪が燃焼する。消費エネルギーは少なくはなるが、脂肪は良く燃えるので、ぜい肉を削りたい人は低めの有酸素運動領域で運動した方が良い。あまり疲れないでラクチンだが、この方が速くぜい肉が減り、よりステキな肉体を早く手に入れられる!
ということのようなのだ。
もちろん、これは運動時間などともからんで来る問題なので、あまりに単純化して認識するのも間違いなのだが(たとてば「ラクな方が痩せる」とか「まったり気合いを入れない方が良い」など)、どうも私の場合、がんばり過ぎる傾向がある気がするのだ。
「ラスムッセンの悲劇」に書いたような、電動アシストママチャリとの壮絶なバトル や、例の超級山岳地帯 での秘密トレーニング、あるいは、クロスバイクなのに無謀にもロードバイクとの対決をしたり …などちょっと気合いが入り過ぎていた感じがするのだ。
だからそれほど痩せなかった。(糖尿病の問題とはちょっとずれるけど)
(おいしいものを食べ過ぎてるんじゃないのか?…ということはテーマと少しズレるので、ここでは検討対象外とする…おいおいいいのかそれで!)
これを次の研究テーマとしてときどき取り上げていきたい。
被験者としては、妻…とも一瞬考えたが、後々問題になるといけないので、私自身を推薦することにした。
そう、これからは、60%程度の低めの心拍数(私の場合126くらいになるが)でローラー台トレーニングをしてみる…ということをこれから1ヶ月くらいやってみようと思う。
果たして、理想のクライマー型の肉体を手に入れることができるのか?
果たして、腹筋は割れるのか?
果たして、ビリーズブートキャンプの被験者たちのように効果を見せびらかすことができるようになるのか?
これを気が向いたときにレポートしてみたい。
次回は、ドキュメンタリー「ピナレロをオーダーした!」の巻
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