最後の宿題。「なご美Nightから1ヶ月。」のつづき | 美塾塾長 内田裕士オフィシャルブログ「人のために美しく生きる」Powered by Ameba

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※このブログは、以下の記事からの続きです。

「なご美Nightから1ヶ月。あの日私たちは何を成したのか?」
http://ameblo.jp/bijuku/entry-11557218772.html

事前にお読みいただいてから、読み進めてください




↓それではどうぞ♪↓




なご美Nightの実行委員は、

3月に結成されました。

実に22人もの方々が手を挙げてくれました。
$魅力のトリセツ~札幌、秋田、岩手、仙台、福島、東京、名古屋、大阪、神戸、岡山、広島、愛媛、福岡、で メイクレッスン 美塾の秘訣~





そして、実行委員長を
当日司会をしてくれた「いっくん」こと、
高橋功さんにお願いをしました。



他の地域でもそうだと思いますが、

美塾生は誰かが誰かを悪く言うことがない、

客観的に見てもとっても良い関係を築いていると思います。




それはひとえに、

~自分らしさに気づいている同士~


であるということ。



そして、
そういう魅力を認め合う「美塾」という場で知り合った関係
であるということ。


この2点が
大きいのではないでしょうか?




すでにお互いを認め合っている前提での
実行委員。


そういう意味でも、
始めはすごくいい雰囲気で始まりました。
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・・・と思いきや、

ズバリ意見を言う人と、
あまり意見を言えない人。


初回の打ち合わせで
早速すれ違いが起こり始めました。



これだけお互いの魅力を認め合っていても、
価値観の相違で不協和音が起こるのです。



これが社会となればもっと大きな軋轢を生むのは
容易に想像がつきます。




続いてのすれ違いは、


おもてなし組の心を込めた手作りのおもてなしと
そうはいっても手作りはダサくなる
という意見のすれ違いでした。




実は一定の距離間がある状態で、


お互いの「らしさ」を認めることはとっても簡単です。



だってつまるところ、
その人はその人の好きなようにやったらいいんだから。




ですが、何か共通の意義目標を掲げた途端、
それはそのままではいかなくなります。


自分の「ここだけは譲れない!」


という価値観に対して、


相手の「ここだけは譲れない!」


が正反対なケースに、多く直面します。



そうなると、相手は
自分の信じて疑いの無い価値観の正反対の価値観の人なので、

「あの人は信じられない。あんな考え方するって私とは合わないわ。」

となります。



あるいはもっと悲しい結論は、

「あの人は信じられない。あんな考え方するって人としてどうかと思う。」

となります。




1つ実例を挙げますと、


僕自身、

パーティーでのアトラクションの1つとして、
ファッションショーの提案があったのですが、

それに関してモノ申して、
ひと波乱ありました。


当初、

福岡美塾Nightでは恒例となっている
レッドカーペットをショー形式でウォーキングする

という企画が上がりました。


それを僕が一刀両断で、反対したのです。



「ある程度の予算かけて、
 色々な機材を借りて、

 そこで誰かも分からんし、特にそんなに練習もしていない
 一般の人が照れながら歩いているのを観たって
 ちっとも楽しくない。

 エントリーした人にとっても可哀想。」



福岡では、ウォーキングレッスンがあるし、
そこを歩くこと自体が参加という感覚があるし、
一地域であれば、多くの生徒様が顔見知りなので、

このタイプのショーが成り立つのです。



ですが、全国から集まった場で、
練習もそんなにできないのであれば、
話はまったく変わってくるのです。



この僕のダメ出しは、

各アトラクションごとに分かれて
すぐの提案を両断したので、


「せっかく決まったのに、否定するなんてヒドい。」


ショー担当チームに、
かなり大きな波紋を呼びました。


「ショーに予算も出せないなんて、それじゃいったい何をしたらいいの!」

もしかしたらこんなふうにも
思っていたのかもしれません。




正直、僕も動揺しました。


やっぱり丁寧に、肯定的に、みんなの意見を取り入れて
内容はともかく、「実行委員やって良かった♪」って思ってもらえるように
関わろうか・・・

とよぎった瞬間も無いではありません。




ですが僕はそれをしませんでした。



その理由は、

このなご美Nightの実行委員を
名古屋の美塾生に託した理由から考えれば
極々自然なことなのです。



ですから、

どうしてなご美Nightの実行委員を
名古屋の美塾生に託したのか?


という話から始めていきましょう。



その理由は、


「与えることを自分の喜びとする
人生を関わったみんなと始めていく。」


からでした。



ですから、

ここで僕が気を遣ってしまっては、

結局、実行委員という名前の、ただのサービスになってしまいます。


何かを実現するときに、不快な感情は避けては通れません。



それは面倒な作業かもしれないし、
分かってくれないもどかしさかもしれないし、
軽く扱われたり無視されたことによるショックかもしれないし、
温度差によるむなしさかもしれないし、
反対意見の圧力に負けた時の無力感かもしれません。



ましてや、これはボランティアなので、
やらなきゃいけない責任はありません。


やめてもいいのです。



ですから、
相手の幸せや、価値観を超えて、繋がらない限り、

不満だらけで達成感も無い、労力だけを提供した
浪費感で終わってしまうのです。



逆に、

やらなくてもいいのに、

しかも自分の価値観を超えて、


チームで誰か別の人や社会に対して
有益なことを成した人は、

その瞬間からガラリと人生を変えていきます。




今回紛れもなく、

なご美実行委員はそれを果たしたのです。


それも全員。





もしかしたらこの記事を読んで、


「いやいや、私は出来ていなかった。
 みんなにまかせっきりで、内職もできてないし、
 だから全員じゃないです。」


と思っている方もいることでしょう。




その方も含めて全員です笑




それは、

あのパーティーに蔓延していた


あの幸せで慈悲深く、それでいてHAPPYな、
空気が証明してくれています。



あの空気は、誰1人欠けていても実現しえないものです。

あの空気は、実行委員全員の成果なのです。






そう、あれから
ファッションショーチームは、
どうなったのかと申しますと、




僕のダメだしにもめげず、


再度、アイディアを出し合いました。


美塾ってなんなのか?

来る人は何を思い、何に心動かされ、何を観たら
「来てよかった!」って思うのか?


そこからビフォアアフターショーが生まれたのです。



ビフォアアフターショーって、他でもよくありますよね?
そういう意味ではありきたりですよね?


でも違うんです。


自らの力で産み出したものは、魂が宿ります。

血が通います。 脈を打ち、 熱を持ち、


そしてその生々しさは、

視覚を超えて人に伝播します。



ショー終了後、僕が総評をお話しさせていただきましたが、


ステージから会場を見渡した時、
多くの人の目が赤く、瞳がキラキラしていました。
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あれだけの数の人が涙を流したショーを、僕は知りません。



また、舞台袖であんなに関係者が、

モデルさんたちを勇気づけて力づけて、
背中を押して、戻ってきたモデルさんを抱きしめて承認して、感動している
バックスタッフも見たことがありませんでした。

やえみんとまきちゃんすのあの姿に感動しました。
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また、おもてなしチームにも
感動しました。


手作りのおもてなしの数々、
photo:04



photo:05


グルメmapは1つ1つ内容が違うオンリーワン♪


折り紙で作られたしるこサンドの包みや
お花のバッジ。



実はあのバッグに入っていた
僕宛ての手紙を読んで、
舞台裏でもう泣いていました涙



そして最後のサプライズムービー。

とんでもなく感動しました。
それは映像と音楽に乗せて
今までのみんなの頑張りがフラッシュバックしたからです。
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今も何度も見返しています。

僕のソウルムービーです。


「僕が一番欲しかったもの」です・・・照






コロシアムも理想的な進行と準備物で、
美塾の新たな未来が描けました。




ほめほめワークも、
進行上時間が取れず、申し訳無い展開になりましたが、
そんな中でも自分たちで魅力のおみやげカードを交換している姿を
たくさんお見かけいたしました。


これも準備による賜物です。
ありがとう。



1つ1つ書きだすと、
おそらく書いているだけで3日位かかるでしょう。

伝えたいことはもっともっとあるのです。

ですが、これはブログなので、これくらいにいたします。




では、なぜブログでこんなことを書いているのか?



photo:01





それは、


なご美実行委員の皆様が、



【これからの女性の幸せな生き方】



を示してくれたからです。



終わった後の、彼女たちの独特の涙は、

参加者の人のそれとはまた違った質のものだと思います。
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もらう幸せより、提供する幸せ。


もっと正確に言うと、

提供せんとする幸せ。




これに気づけたら、一生幸せには困らないのです。


だって、幸せは常に能動的に取りに行けるのだから。



もらう幸せは受動的。 だから悩んだって解決しない。





それをはっきりと具体的に、体現してくれたのです。




僕は彼女たちの輝いた笑顔と出逢えて、
改めて確信しました。



「もらうは分相応。

与えるは分不問。」


と書いたことがありましたが、もらうは結果起こることで、
あんまり関心を持つ必要がないのです。



そして何が返ってくるか、ではないのです。

その瞬間に豊かさがあるのです。




鏡の法則ではないのです。

なんにも返ってこなくてもいいのです。




ペイフォワードではないのです。

ペイフォーエバーなのです。




その境地に、彼女たちは到達したのです。



あるいは、片足を突っ込んだのです。


いや、明らかに片足を突っ込んだというレベルのものではありませんでした。


予測を200%上回りました。

あんなところまでみんなが果たすとは思えていませんでした。
とんでもないことをみんなはしました。



すごかった。


現に、各地の生徒様が何かを企てているようですよ…♪






とめどなく想いが溢れますね…。





最後に・・・。






僕は、もうまもなく、
名古屋で教室を開かなくなります。



お別れが近づいてきています。



でも、それでも名古屋美塾が一段と輝きを放って欲しい。


僕と会っているときだけ、キレイで
僕と会っているときだけ、楽しいんじゃなく、

(ちょっと自惚れ発言ですが汗
 僕と会っているとき=美塾にいるとき
 という意味だと思ってください。)


自ら輝きを放つ、リーダーになってほしい。



そしてまた、これから芽生え、育っていく講師の卵を一緒になって
育んでほしい。


そして何より、そういった一連のアクションを通じて、
あなたが幸せでいてほしい。




僕がなごびのみんなに提供できる、

最後の課外授業であり、最後の宿題だったのです。





僕は東京でも大阪でも、それこそ一番最初の名古屋でも
生徒様とそういった関わりが出来ていただろうか?
と後悔ばかりがよぎるんです。

今より一層未熟だったし、今より一層、自分勝手でめんどくさがりやだったし、
今より一層、感謝を知らん男でした。



その恐れは今も変わらないし、

にもかかわらず、使える時間はどんどん限られてきて、

嘆きの日々です。




それでも陽はまた昇るし、


明日はあっさりとやってくる。



振り返ると、泣いちゃうから、

背中に感謝と後悔と未熟な自分を抱きしめて、




今の選択にだって、100%の確信なんて持てないまま、



それでも歯を食いしばって、

自分の使命とも言える天命を今、

生きています。





だからこれからの
なご美実行委員のみんなの姿を行動を言動を、
とっても楽しみに、そして親心みたいな祈る気持ちで
見守らせていただきたいと思います。


もちろん、ただ見守るだけじゃなくて、
色々なことを一緒にやっていきますよ♪



きっとこの20人は、この体験を経て

ぐわーーんと人生をシフトさせていく予感がするんです。






こんな気持ちにさせてくれて、
ありがとうございました。



そしてまたこれからもっと、
いろいろなことをやっていきましょう。





まだ書きたいことの15%くらいしか
書けていませんが、


ここまでといたします。




後はそれぞれの生き様に現れることでしょう。

魅力のトリセツ~札幌、秋田、岩手、仙台、福島、東京、名古屋、大阪、神戸、岡山、広島、愛媛、福岡、で メイクレッスン 美塾の秘訣~



僕はずっとずっと、

この命が朽ち果てるまで、

みんなを見守ります。