レオ君が亡くなりました | バリ島でオリジナルシルバーを作る、感じる。

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バリ島で暮らしています。
日々暮らして行く中、自然を見ていて感じるインスピレーションを
デザインし、オリジナルシルバーを制作しています。
そんな毎日に感じる事を綴ってゆきます。

先日の記事に、レオダウン

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の事を、付け足そうと思いつつ
記事が長く成ったので、「やっぱり個別にアップしよう」と
写真だけ撮って置いたのだけど
まさか、そのレオ君が急に亡くなるとは思いもしなかった。

アップしたかったのは、庭を造り終え、芝生を敷いた後で起こった出来事。

レオは、その大きさと見てくれとは大違いな子で
気が優しくて臆病者。
いつも遠慮気味に暮らしていて、それは
5歳位まで、我が家の子では無く私の友人宅の子であったからなのか?
それとも、元々そう言う性格なのかは解らない。

友人家族は、2002年のバリ島テロ事件の後
ホテルで働いていた旦那様は仕事が大変な事に成り
家族で日本に引き上げてしまったんだ。

レオがうちで引き取る時に、
すでに3匹もいた我が家だから躊躇したんだけれど、
旦那が「後で絶対にお前(私)は
レオ、どうしているかな?幸せにしているかな?と
おりに付け思い出す事に成るから
それならば、マジかで面倒見た方が良いでしょ?」と
半ば強制的に引き受けたんだ。

3匹いた子達は、皆男の子。
一匹を除いて、去勢もしていなかったので
もう5歳にもなるレオと、他の子達がうまくやれるか心配していた私だけど
レオの性格が幸いして、何とかうまく皆とやってくれ
昨日まで、我が家の一員として暮らしていたんだ。


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そんな控えめなレオなのに、写真の様に
敷いたばかりの芝生に、犬達が入らない様に柵を下にもかかわらず
気がついたら、そこで寝そべっていたのが先日の記事を書いた日だ。
亡くなる前の日の、亡くなる時間に
レオは何処からどう入ったのか?芝生の上に寝そべっていたんだ。

あんまりにも気持ち良さそうにしているので
そのまま気が向くまで「芝生、蹴散らかさないでね~」とお願いしながら
寝そべりさせていた。


食事もいつもの様に、沢山食べ、
「レオも年を取ったね」と思う以外は、普通だった。


普通に、いつもの場所といつもの体勢で昼寝をしていて


気がついたら、亡くなっていた。しょぼん


WESTもうちに居たし、旦那もいた。
家族3人揃っていたにもかかわらず、誰も知らないうちに
と言うか、全員「レオは昼寝している」と思っていた。


道路側の3分の一位しか作っていない庭に埋めた。
そこには、我が家の代々の家族が眠っている。


昨日は満月だ。


バリの人達は満月に亡くなるのはすごい良い事だ、と言う。
亡くなるのに「良い事」と言う言い方は日本人には不謹慎に聞こえるが
バリ島の人々の死生観がそこに有る。


魂は、肉体を捨て、新たな世界に旅立つ。


満月の日に、静かに眠る様に亡くなったレオは
もしかしたら、幸せだったのかなぁ、とポツリと思う。


レオよ、新しい世界でも幸せに暮らしておくれ。


$バリ島でオリジナルシルバーを作る、感じる。


合掌


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