他社事例から学ぶ 売れ行きが伸びる接客の方法  | サービスを感動で終わらせない接客法

サービスを感動で終わらせない接客法

サービスでお店の売上はします。どのようなサービスを、どんな手順で実践していくのか?アルバイトでもできる接客法をお伝えします。

こんにちは!
鈴木比砂江です。

花粉を全開に浴びて
目のかゆみと鼻水が止まりません。

いやー、花粉症を侮っていました><
来年はもっと早い時期から対策を
しようと思います。


さて、今日は前回の続きです。

前回は、ある店舗で
一つのポイントを徹底したことで
商品の売上個数が前月比170%を超えた!
というお話をご紹介しました。

その時の記事はこちらから

では、このお店では
一体何をしたのか?

そのポイントを今日はお届けします。

それは・・・

ジャジャーン!

とにかく商品を見せる
とにかく試してもらう


ここに、とことん注力したのです。

研修時に、
「みなさんの業界だったら、
 例えば●●を紹介する時に
 無理やり説明しようとせずに
 「~ご紹介したトーク~」と言いながら
 どんなお客様にもまずは触ってもらう、
 見てもらうということをするといいですよ」
という感じのお話をしました。

そして、このお店は
そのままやってみたのです。

実践しやすいように例を挙げるなら・・・

例えば、
あなたが文具店のスタッフだとします。

文房具を買いにくる方に
ちょっと高いけれど、
持ちやすくて、書きやすい
オススメのペンをご紹介したいとします。

だからといって、
ただノートを買いにきただけのお客様に対して
「お客様、実はこのペン~」と、
紹介し出しても
「いやいや、
今日はノートを買いにきただけですから」と
興味を持ってもらえないだろうことは
想像つきますよね。

だからこそ、
「会計中でお待ちの間、
こちらのペンでお名前や絵を書いて
1分ほどお待ちくださいませ」
と、渡してしまう。

こんな感じで、試してもらうのです。

たったこれだけで、このペンの売上は
上がります。

理由は、
使うことでお客様が興味を持って
くださるからです。

接客をする多くの方は
お客様が興味を持ってくれたから
商品を見せようとします。
試してもらおうとします。

でも、そうではないんです。

お客様は
見るから、試してみるからこそ、
その商品に対して興味が湧いてくるのです


興味を持っていることを確認して
商品を見せたり、試してもらうのと、

商品を見せることで、
興味を持ってもらおうとするのとでは

接客の仕方が変わります。
そうすることで、
格段に売れ行きが変わります。

見せるから
お客様はその商品に惹かれ始めるのです。

ぜひ、今日から取り入れてみてください。

なお、不安症な方は
「見せたとしても、どのタイミングで
 商品の説明をすればいいの??」と
思うかもしれません。

ということで、
次回は、商品を見せる、試してもらった後に
商品説明をするタイミングについて
お伝えします。



初めて、このブログをご覧くださった方は
私の考える『売れる接客』についても
こちらからご覧くださいませ。
接客においての大切な要素に気づけるはずです☆