こんにちは。大野梨咲（りさ）です。
美女のたたずまいブログへようこそ。
さて、引き続きシンプソン夫人の続きを
お送りしていくわね。
彼女の人生はほかの人が
まねできないものなので
面白いのよ。
エドワード8世は即位後1年も
経たないうちに
ウォリスとの愛を成就させるため
退位を決意して
ウインザー公爵となり、
ウォリスはウインザー公爵夫人となったわけ。
シンデレラのお話では王子様と結ばれた後は
めでたしめでたしだけれど、
20世紀の世にあるのは
めでたしめでたしだけではない
現実だったわ。
ウォリスとエドワード8世が
ウィンザー公爵夫妻になったのは
1937年。
そして彼が亡くなるのは
1972年
この間はなんと35年。
果たして
王冠を賭けた恋をみごとに成就させた
二人はその後どう暮らしていたのかしら？
実は彼らはイギリスには住みたくとも
住めなかったわ。
なぜなら、イギリス王室に
嫌われていたから（笑）
でもウインザー公爵というポジションは
何もしなくても年金がもらえるのね。
働かなくてもいいの。
うらやましい（笑）
だから、元エドワード8世はフランスやスペインに暮らしながら
ウォリスにふんだんに宝石を贈っているわ。
ウォリスも自宅を白い花でいつも飾っていたはず。
これは「公爵夫人好み」として来客者に
もてはやされたそう。
でも、当時のイギリスからすると
疎ましい存在でもあったみたい。
時はちょうど第二次世界大戦のころでしょう？
なぜかウインザー公爵は
ナチスを支援するような態度をとっており、
（彼の母方の先祖はドイツ人）
ドイツと反目しているイギリスからすると
とっても都合が悪かったのよ。
だから、イギリス政府は
体よく彼をバハマ総督にして
追い払ったわ。
バハマは北アメリカ大陸、フロリダの
南あたりだから
ヨーロッパからはずいぶん離れたところに
追いやられてしまったわけ。
当然、ウォリスも着いていかざるを得ないでしょう？
バハマに「飛ばされた」と思って、不快に感じた
ウォリスは、
戦争中だというのに一直線に北へ出かけて
ニューヨークで派手にお買い物。
当たり前だけれど、再び
非難を浴びるわ。
どうしてそんなことしちゃうのかしらね（笑）
どこまでも自己中心的な人に
思えてしまうのは私だけ？
そしてダメ押しでウォリスは結婚後も
浮気もしていたらしいわ。
本当にどうしてエドワード8世は見抜けなかったのかしら？と
いらだってくるでしょう？
実はね・・・・・・エドワード8世はそれほど
賢くない人だったみたい。
晩年の彼に出会った人が
「愚鈍な人物」と言っている位よ。
私の推測では、ウォリスはお金と地位に目がくらんで
エドワード8世（元）と結婚したけれど、
ウォリスの大きな計算間違いでもあったと思うの。
「あの方が一言言うだけで、
最高級のスイートルームが現れ、
ヨットが現れ・・・なんて素敵なのかしら」と
彼女はエドワード8世の力を喜んでいたけれど、
結婚後どのくらいその気持ちが
続いたのかしら？
お金のある生活って、慣れてしまうもの。
でも一緒に暮らす相手の気に入らない部分って
彼女のような性格だと、たぶん我慢できないはず。
私はそう考えているのよ。
さて、古今東西の美女を研究して、女性が美と幸運に愛されて生きる方法を
たくさん学んだ私。
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彼との延々と続く結婚生活は、