フェイスブック、ブログに数年前に書いた作品「猫たちのいる家」を
連載しているのだけれど、
この主人公、「本当の自分を知られたくない」。
本当の自分を知られると、嫌われると思っている。
だから、いつも自分を隠している。
隠しているから、自分を理解してもらえようがないのだけれど、
本当は理解されて受け入れられたいのだろうな。
深い深い孤独を持っている。
私は、精神的に追い詰められると、私を救うために物語を書く。
この物語も、私を救うために書いた。
この主人公が、私の自伝とかそういうのとは違うけれど、
自分の中の「深い孤独」を癒やすために書いているのだろうな。
まあそれが、他の誰かの孤独を癒やすことになれば嬉しい。
私も、あまり自分を出してこなかったところがある。
でも、ブログやフェイスブックで、それを出そうとして書いている。
そうすると、自分に合った人たちがやってくる。
コメント欄で深く交流したpowder☆さんやsnifsnifさん。
自分を出しても、理解されないところがあるとあきらめていた私の重い扉を、
powder☆さんはまるっと私を理解してこじ開けた。
ここまで言っても、話が通じるのだととても嬉しかった。
で、その後、岡村由香子さん、ゆっちょがコンタクトをとってくれて、
ゆっちょ経由で城奈穂美さんジョーナちゃんがつながった。
二人は、おもしろい。
ゆっちょと話していると、うわ、こんなこと言っちゃってる、というところまで
言っちゃってるし、
ジョーナちゃんは、powder☆さんとは別の角度から、私に斬り込んでくる。
powder☆さんというのは、もう一人の私と思いたいくらい似ている感覚なのだけれど、
ジョーナちゃんは、まったく違う人間で、違う角度から斬り込んで私を理解する。
「へえ」と思う。
私がみつける場合もある。
「猫たちのいる家」の由里さんには、モデルがいる。
ブログでみつけた大好きな女性で、コメントを数回入れただけだけれど、
私は大好きで、毎日ブログを読んで、過去ブログも読んだ。
突然亡くなってしまったのだけれど、とても大好きだった。
「猫たちのいる家」はレクエイムになってしまった。
振り返ってみれば、元夫に惹きつけられたのも、
元夫が書く詩によってであった。
私は今でも、谷川俊太郎や黒田三郎や中原中也や宮沢賢治の詩より好きだ。
発信て、大事だと思う。
自分をまるごと発信する。
そうすれば、それに合った人たちがやってくる。
今は、SNSの発達で、個人が発信できる
とてもいい時代だ。
これを利用しない手はない。
何も、難しいことを言う必要はない。
自分を発信するだけ。
きらきら見せる必要も、頭がよく見せる必要も、きれいに見せる必要もない。
ただ、自分を発信するだけ。
あなたが思っていること。
あなたが考えていること。
あなたが大事にしていること。
あなたが嫌だなと思うこと。
あなたの言葉で、発信すればいい。
言葉が苦手なら、写真でも、イラストでもいい。
あなたを発信して、本当の仲間、
友達、特別な人と出会おう。