先日も車を運転していたら、ラジオで「あなたはどんな死に方をしたいですか?」という話題の番組が放送されていました。
人間「オギャー!!」とこの世に生を受けた瞬間から「死」に向かって進んでいるわけで、それはどんな金持ちであろうと、地位のある人であろうと、鍛えに鍛えたマッチョであろうと避けることはできません。何かと利権がらみで不公平の多いと思える世の中で唯一公平で誰も否定できない事実です。
「終活」。私の年齢で考えるのは早いのか遅いのかは別として、冷静に考えて若いからといって明日の今頃生きているという保障はどこにもありません。
「エンディングノート」というものもあるようで、自身が死ぬ前に「葬式は身内だけで」とか「海に散骨して欲しい」とか「戒名不要」とかを書き綴るそうです。
この間、学校を卒業して就職したと思ったのに、もう定年まで秒読みです。まだまだ若いつもりでいたら40を超えたら近くのものが見えにくくなり、トレーニングでの怪我が増え、治りにくくなる。この頃に大きな病気や怪我をするとガタっと体力が落ちる。50を超えると、柔軟性に自信があった体が硬くなっているのに気がつき、気持ちとは裏腹に体がついてこない。関節が痛くなったり、筋力が持久力が落ちてきていることに気がついてきます。
また、同年代の友人や有名人が亡くなるという訃報も耳にするようになります。
私の場合、幸いなことにトレーニング習慣があるため、同年代の多くの人よりも体力もあると思うし、見た目も若いのではないかと思います。仕事関係だけでなく、トレーニングという共通項で結ばれた友人も大勢います。支えてくれる家族も健在です。
これもすべてトレーニングのおかげ。
しかし、人生まだまだこれから。
これからは、「どのように死んでいくか?それまでどのように生きていくか?」をも考えながら毎日を大切にして生きていきたいと改めて思った次第。
生きてる限り健康に!!Slow & steadyで死ぬまでトレーニングに励みたいと思います。