今日は大半が移動に終始する一日となりそうです。
「北・東パス」は、「１８きっぷ」では原則として乗れない「青い森鉄道」や「ＩＧＲいわて銀河鉄道」にもそのまま乗れるのが大きな特徴。ということで、青森から元東北本線に乗って南下します。ＪＲから分離されてから早１年半以上が経過しましたが、今はもうＪＲでないと言われても、未だにピンと来ない感じです。
中は全てロングシート。今日は大半がこの車両での移動になりそう。昨日までとは打って変わり、旅情を味わうには不向きですが、スピード感は相当なもので、単に移動するだけなら、ＤＣによるノロノロ運転より喜ばれるかもしれません。
三沢で一旦降ります。ちょっと気になっている所があるので。
半年前に廃止となった十和田観光電鉄の三沢駅舎です。電車は来なくなっても特に変わった様子は見られません。何度も訪れただけに、とても懐かしく思います。
人気のあったソバ屋も変わりなく営業中。このレトロチックな雰囲気がとても気に入っていただけに、当時と全く変わらぬ姿に思わずジーンとしてしまいました。
窓口やプラットホームも当時のまま。少し待てば電車が入って来そうな気がしてしまいます。
「電車・バスのりば」の表示もそのまま。電車は来なくなっても、何一つ変わった様子は見られません。
線路が錆びていなければ、とても廃止になった路線とは思えないでしょう。
踏切の所だけは遮断されていて、こういう光景は胸がチクンと痛みます。
八戸へ出て、引き続き盛岡行に乗り換え。今度も同じ２両ロング。
ナント車内販売員が乗務。ロングシートでの車内販売員は初めて見たかも。
盛岡に着きました。新幹線ならあっという間ですが、軽快電車でもさすがに鈍行では遠いですね。特にロングシートでは。
盛岡から乗り換えた一ノ関行も、車体の色は変われど同じ７０１系２両ロング。
車内は程々の混み具合で、都会の電車といった感じですかね。これでは旅情はあまり湧きません。
そして一ノ関で乗り換えた仙台行も、７０１系ロングシート。変わったのは車体の色だけで、中はずっと同じです。
仙台から乗り換えた福島行は、セミクロス仕様の７１９系。やっとロングシートからは解放されましたが、しばらくは立ち客ギッシリの状態が続き、昨日までの、あの超のんびりムードがとても懐かしく思います。
福島からは、最新式のＥ７２１系にバトンタッチ。一時期は７０１系などのロングシート車ばかり製造したＪＲ東日本ですが、最近の車両はセミクロス仕様が主流となってきました。
郡山からは磐越西線の「あいづライナー」に乗り換え。まだ帰れる時間帯ですが、明日はどうしても行きたい所があるので。車両はデラックスな４８５系で、どこから見ても『特急』ですが、快速として運転されるため、持参の切符でそのまま乗れます。とってもトクした気分。
というわけで、明日に備え今夜は会津若松に泊まります。切符の期限も残り一日となりました。
青森 8:46 → 9:53 三沢 10:12 → 10:33 八戸 10:57 → 12:45 盛岡 13:16 → 14:42 一ノ関 14:53 → 16:35 仙台 17:01 → 18:22 福島 18:26 → 19:15 郡山 19:41 → 20:43 会津若松
