
PALMに出てきた怪盗ナンチュケットと関係があんの?
ナンタケットはアメリカの東北部ニューイングランドの
マサチューセッツ州に属する島で、
PALMではネガットのビーチハウスがある場所のモデルになっている。
*取材写真を元に作られたPALM最終話「TASK」のための背景画
PALMの中では地名は出てこず、
「ニューイングランドのネガットのビーチハウス」とだけ表現されていて、
取材前は、カート・ヴォネガット先生のお住まいのあった
ケープコッドあたりを想定していたが、
小さな島の中に海岸の美しい風景や街並が凝縮していることから、
ナンタケットが取材地となった

全員体重を聞かれて、

つばをつけた指で風向を確認してたのが印象的じゃった・・・

そう、ナンタケットは鮫のパニック映画ジョーズのロケ地の
島に3つある灯台のひとつ
避暑地なので夏になると本土からどっと観光客が訪れるらしいが、
オフシーズンはどこも閑散。
獸木の訪れた2009年時点では、
ブランド店や有名チェーン店もほとんどなかった。
*アウトドアブランドの「Life is good」ナンタケット支店

とっても話好きでフレンドリー
「ナンタケット・クリスマス」の著者レスリー・リンスレーさん(左)
http://www.amazon.com/A-Nantucket-Christmas-Leslie-Linsley/dp/0821228714
と、通りを撮影してたら「おーい、俺たちも撮ってくれよ!」と
せがんできたボクたち。
そのとき撮影していた街並。
ゴミ箱もかわいい


本絵を見てる間、ずっとついて歩いて
レストランも少ない。
何度も通ったお店の人たち。
朝ごはんのパンケーキを注文すると、
カウンターの目の前の鉄板で焼いてくれる。
夜のメニューには、それぞれ創作料理っぽい不思議な名前がついていて、
獸木は本土から来たらしい他のお客さんに
「これらの料理は一体何?」と聞かれて
「きのう食べたこれはオレンジ風味のチキンだけど、あとはお店の人に聞こう!」
などと教えてあげた

ありがとう、ナンタケット!

このあと獸木はニューヨークに向かい、
駆け足でPALM最終年(ストーリー上)2009年の
取材を終えたのであった・・・

*記事の写真はすべて獸木野生が2009年に取材旅行先ナンタケットで撮影したものです


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