獸木家の犬が二代に渡ってたしなむ格闘技
引っ張りっこ拳法

・「ギブ(放せ)」と言われるまでゼッタイにロープを放さなければツヨい犬。
飼い主にロープを取られるたびに減点。

ロープを見たとたんうれしさに飛び回るが、
そこはちょっとガマンし、礼儀正しく位置につく
*礼儀をイマイチ理解していないので、「礼」はうなずく程度でものすごく浅いです

ムキになり引っ張る飼い主!
野生をむき出してもぎとろうとする犬!
おおっケダモノ丸出し 

その息じゃハリー
飼い主も名前が獸で野生だから負けないぜ
まだまだじゃあ~
もっと本気でかかってこんかい~~

ギリギリの遊びが大スキなので、
この格闘技では犬より飼い主が夢中なときがあります
もはや何の物体かもわからない

どちらかがバテるまで数回繰り返す

集中力も力もすばらしく「ギブ」の号令がかかるまで絶対にロープを放さず
しかも号令とともにぱっと放す反応のよさ
毎晩必ず行う、彼女の一番大好きな遊びだった。
ハリーもこの遊びは大好きだが、
闘争心がイマイチで、あごの力が弱いのか、
試合中たびたび組長にロープを取られてしまう
引っ張るのはすぐ疲れるらしく
あとはチャラチャラとロープを追い回してじゃれて遊ぶ
だってお嬢様ですもの 


格闘ごっこであんまり盛り上がられると
わたしのほうが引いちゃう
ほんとに人間なのかしら・・

格闘中写真撮影/Hal
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