【和訳/本】[Stage3-#3]Part4/世界に君を叫べ!/テソン編

セサンエ　ノルル　ソリチョッ!
세상에 너를 소리쳐!/世界に君を叫べ!

꿈으로의 질주,/夢への疾走、
빅뱅 13.140일의 도전/BIGBANG13.140日の挑戦

빅뱅(BIGBANG)지음/김세아 정리
著者：BIGBANG/編集：キムセア


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"イ　キレ　ックテッ　ウリガ　ウォナヌン　セサンイ　イッタ."
"이 길의 끝에 우리가 원하는 세상이 있다."
"この道の終わりに僕達が望む世界がある。"

ク　ムオット　トゥリョウォハジ　マルゴ, タンダンハゲ　チョッンチュッンチョッロム!
그 무엇도 두려워하지 말고, 당당하게 청춘처럼!
その何も恐れずに、堂々と青春のように！　
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대성/テソン編
【Stage3　긍정본능/クンジョンボンヌン/肯定本能】

フェマンウル　ピュッムヌン　スンガン,キジョグン　イロナンダ
희망을 품는 순간,기적은 일어난다
【希望を抱く瞬間,奇跡は起きる】

【#3】
【ナヌン　'クンジョン　パイロス'　イゴ　シプタ】
【나는 '긍정 바이러스'이고 싶다】
【僕は「肯定ウイルス」でありたい】
























チッングヌン　インセンエ　イェグムトッンジャングァド　カッタ
친구는 인생의 예금통장과도 같다　　
友達は人生の預金通帳と同じだ

P154/

中学の頃の僕は、スンリと似た性格を持っていた
「スンリと似た性格とは一体どんな？」と気になる方もいるでしょう。













それはまさにどんな事でも恐れや躊躇うよりも
「僕に出来ない事なんてある？」という考えで
とりあえず飛び掛ってみるスタイルの事だ。

いずれにしてもとりあえず「試してみた」という事に意義を置いて
可能性があると思えば無条件にぶつかる性格だった。
そうして駄目だと思えば未練なく諦めたりもした。

ところが声帯結節の後
「僕にも出来ない事があるんだな。
足りない事が多いんだな。」という思いで
全ての事に慎重になった。

























そうやって少しずつ性格が内向的になったようだ。
辛い事があっても家族はもちろんメンバー達にでさえ
悩みを口に出さない。

その為か時々孤独だと思う事がある。

僕に必要なものは
美味しい食べ物でも
素敵な風景でも良い服でもなく
昔から僕を知っている気の許せる友人達だ


練習生時代は僕が持った夢を叶えるために
友達に気を配る暇も友達に会う心の余裕もなかった。

僕のそのような姿が友達からしたら
「芸能人になるために心が変わった」と見えたようだ。
互いに連絡する回数が減り始めると遂に連絡が途絶えてしまった。

友人達はやはり派手に変わった僕の姿を見て
「以前のカン・テソンではないんじゃないか？」と思って連絡出来なかったと言う。
そのように互いに相手が先に連絡してくれるだろうと待ちながら
1年が過ぎ去ってしまった。



喉が渇いた人が井戸を掘るように
待つ事に疲れた僕が先に電話をかけた。
1年ぶりの電話にどんなにときめいたか
片思いするガールフレンドに始めて電話をかける気持ちがこんな風なのかと思った。

友人達にさえ今の僕が少し特別に見えるんだとするなら
彼らが負担になる前に僕が先に近づかなければならなかった。

忙してくて余裕がなかったという理由で疎かにするには
僕にとって彼らの存在はあまりにも大きかった。






























忘れられて遠ざかる事くらい悲しい事もないだろう。

与えた分だけ受け取れば
特に友人達との友情は銀行に作っておいた預金通帳と同じで
無限の信頼と信用という利子を返す。

「友人を持つという事はもう一つの人生を持つ事と同じだ」という言葉がある。
なんて素敵な言葉だろう！
僕のまた他の人生がその光を失わないで
いつでも何処でもキラキラと輝いていたらどんなに素敵だろう。

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ミソチョッンサ　カンデソン,ナルル　マンドゥロジュン　インセンエ　チェク
미소천사 강대성,나를 만들어준 인생의 책　　
微笑み天使 カン･テソン、僕を作ってくれた人生の本

P157

僕に「人生の本」をあげろと言うなら
断然ジョエル・オースティン（Joel Austin）の＜肯定の力＞と答える。
この本を書いたジョエル・オースティン牧師はあまりにもよく笑うので
「笑う牧師（the Smiling Preacher）」というニックネームを持っていたという。
※日本語版では「あなたはできる」というタイトルで発売されているようです


























その事実を知った時、一度も会った事がないのに
何故か分からない親近感と同じ匂いが感じられた。
僕の口から言うのは恥ずかしいが
僕のニックネームも「微笑み天使」ではないか。















人々が見るカン･テソンは肯定的で明るいキャラクターだが
実際に僕が見る僕の姿は暗くてうっとうしい面も多い。

特に良くない事が起こったり誤った事が起きたら
自らを叱るスタイルで鋭く敏感で
誰もそばに近づく事が出来ない程冷たくなる時もある。



デビュー当時、声帯結節で苦労した時は特にひどかった。
のどの状態がメチャクチャな舞台でいわゆる
「声の裏返り」を出す場合が多々あったし
そのような日は誰も僕に近づけなかった。

後で人々に聞いてみると到底声をかける事が出来ない位に
暗いオーラが僕を包んでいたという。

自らに対する怒りを抑えこむ事が出来なくて苦しがる姿が
それだけ陰鬱な雰囲気を作っていたようだ。

その時は他の人の気持ちを考える余裕がなかった。
それだけ僕に対する失望と怒りのために極度の絶望状態だった。

僕自身も耐えられる事が出来ない感情に包まれて
目を閉じて口を閉じて限りなく奈落に落ちるだけだった。
その時の僕は「微笑み天使」よりは
「角が生えた牝牛」のようだった。



ところが大衆が見る僕は常に愉快で肯定的だ。
デビューした頃はそのようなギャップのせいで大変だった。

「人々に映る僕の姿は間違いではないのか？」と悩んだ事もあった。
だが悩みは長続きしなかった。

周りがあまりにも明るい子供だと考えて下さったから
いつの間にかそのような評価に自らが同化されたのだ。

良くない事があっても
「肯定してこそカン・テソンなのに
こんな事で嘆いてはいけないだろう」とマインドコントロールするようになった。

「僕が思う僕」より「人々が思う僕」に焦点を合わせてみたら
自然にそちら側に僕自身を合わせていったのだ。























楽しい人になりたい。
僕によって人々が幸せになる事は出来なくても
最小限不幸にならなかったら良いだろう。

いやなるべく幸せになってほしい。

ジョエル・オースティン牧師が沢山の人々に
希望と意志を伝えたように
僕自身が「肯定ウイルス」になって人々に笑いを与えたい。


























それが僕にあまりにも沢山の事を教えてくれ
手伝ってくれた人々に報いる事が出来る幸せな事だからだ。

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[tomo]
沢山の人に微笑みをあげてた分
今は沢山の人から微笑みをもらってるはずだね＾＾
ジョエル・オースティンの本
迷わず注文してしまいました。
私はできる??よね(｀･ω･´)ゞ

次の回でテソン編は終了です。
何だか凄く短かった気がして
寂しい( ´Д⊂

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ぜひ本を購入してから訳を読んで下さればと切に願います。

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