ワンマンライブ2015 ~魂47~ 俺がやらずに誰がやる! 渋谷O-EAST 4.15(前編) | さとうもとき巨大化計画「ライブログ」

ワンマンライブ2015 ~魂47~ 俺がやらずに誰がやる! 渋谷O-EAST 4.15(前編)

運命の日がやってきました。
4.15「魂47 ~俺がやらずに誰がやる~」by O-EAST。
たくさんのお客さんが来て、みんなが満足してくれる良いライブを願うのみだ。

筆者は当日ビデオ係もあったので、早めの会場入り。
準備などもお手伝いさせてもらう。
本日発売の魂Tシャツを来てお客様を待つ。

オープニングは毎回趣向を凝らしてきたさとうもとき。
昨年の恵比寿天窓switchでは2Fからギターを弾きながら登場。
O-WESTでは、「Eye of the Tiger」でセコンド2人を従えて、ロッキーのように入場。
過去には手作りの旗を振って登場したなんてこともある。
今回は、どんな手を使ってくるか?

開演時間を少し過ぎた頃、照明が落ちる。

「た~ましぃ~」

ものすごいエコーがかかっている魂の叫びが聞こえてくる。
(本人の話だと私がエコーだと思ったのは、声を重ねまくってエコーっぽくしたそうだ。懲りすぎだ)

その「た~ましぃ~」が、何度も繰り返されながら、だんだんと感覚が短くなっていき、会場が魂一色に染まっていく。

そして、幕が開くと、フライングVを持ったさとうもとき!曲は「生きてるうちに」だ!

フライングVというのは、V字型のエレキギター。イメージとしてはバンドのリードギターが持っていそうな目立つギター。
エレキ自体珍しいが、バンドマンっぽいギターを使ったのは、演出的な部分を狙ってのことでしょう。
市川JAMES洋二さん、森利昭さんというスペシャルサポートを迎えていたので、バンド色が感じられ、より効果的だ。

「生きてるうちに」は、ワンマンのオープニングとしては定番だが、元々バンド時代からの歌であり、音色が増えることで厚みがましてくるナンバー。
まずはこの曲で勢いを作って、ペースを掴むようだ。

あと、最初に度肝を抜かれたのは、照明の演出。ちょっとした状況の変化に対応してくる。
さすがは、日本の大きな老舗ライブハウス。このあたりは、アリーナクラスのライブを見ているのと錯覚してしまいそうだ。

そんなこともあり、会場のテンションは絶好調。既にスタンディングのお客様もいる。
それに呼応して、右へ左へ、用意された花道へ。縦横無尽に動き回る、弾きまくるさとうもとき。
テンションは最高、申し分のないスタートとなった。

会場からは、「もとき」「もっくん」コールや指笛などが飛び交っている中で、森さんのドラムが始まり2曲目。
ギターをいつものアコースティックギターに持ち替えて「このまま終われるか」。この曲でも花道、左右とステージ狭しと歌う場所を変えていく。テンションの高さを維持したままいくようだ。
最後の繰り返し「何もやらねぇまま このまま終われるか」では、お客さんも一緒に歌っている。「いいねぇ」と喜ぶさとうもとき。

続くは「あ々、人生」。さすがにさとうもときと同世代のお客様中心ですので、このままのペースを続ければ、あと10分も持たない。ということで、淡々と歌う楽曲を投入。
ただ、アコギ一本から、ベース、ドラムが加わっていく感じのアレンジで、まったりとした雰囲気にはならず、良い緊張感が保たれておりました。

3曲終わって、ようやく初のMC。

恒例の「声援はもっくんでお願いします」は、お客様の方が反応が良すぎて、「せーのっ」と言う前に、各々がもっくんコール。
それでもめげずに「せーの」と言えば、満員の席からもっくんコールで、さとうもときはご満悦。「ここでこれがやりたかった」というのも本音でしょう。
これを1000人でやるのも、さとうもときの目標の1つでもあります。

そんな会場の雰囲気を見て「イイなぁ。これだけ見て帰りたい」とひとつギャグを飛ばして、「魂47、おととい、47歳になりました」と誕生日の報告。
そこで、このO-EASTへの思いを簡単に説明。15年前に友人のイベントで前身となるON AIR EASTに出演したが、お客さんは10人程度で、悔しい思いをしたが、そこでこの会場を満員にしてやろう、と思って、ようやくここまでたどり着いた、とのこと。
事実会場は立ち見が出るほどの満員となったわけで、「この調子でやってれば、日本武道館まではたどり着いてしまうんじゃないかと。」と調子にのった発言も。まずはお客様がたくさん集まったことを喜んでいるようだ。

そして、簡単にJAMESさん、森さんを紹介して、「感謝する歌を最初にやっておきます。」と「オヤジとオフクロと先生と友よ」。
さとうもときの中では比較的ポップな歌ですが、バンドでやったことで疾走感のある雰囲気になっていました。
この曲では「47になる」という歌詞があり、47歳になった感謝をここで表現したかったのではないでしょうか?

ここで、JAMESさん、森さんも休憩ということでしばらく弾き語りのコーナーへ・・・

・・・と進んでいくのですが、このペースでは文章が長くなりすぎますので、このワンマンは3部構成で行きます。次の記事は中編です。

1.生きてるうちに
2.このまま終われるか
3.あ々、人生
4.オヤジとオフクロと先生と友よ
5.決意の唄