さとうもとき音楽活動30周年シリーズ第七弾!!『今夜も愛しあおうぜ第六夜』 幡ヶ谷36°5 | さとうもとき巨大化計画「ライブログ」

さとうもとき音楽活動30周年シリーズ第七弾!!『今夜も愛しあおうぜ第六夜』 幡ヶ谷36°5

音楽活動30周年シリーズ第七弾!

今回は会場の幡ヶ谷36°5のオーナー夫妻でもあります815さんとの2マンです。
毎年秋に行われてきた恒例の2マンライブで今年で3年目。
2マンではありますが、その日限りのユニットの結成など、趣向を凝らしているのが特徴です。

オープニングは815宇海さんのソロ。
ウクレレ弾き語りでイベントのテーマ曲でもある「愛しあおうぜ」を披露。
宇海さんのウクレレソロは初めてみましたが、
それだけでも5曲くらいは聞いていたいほど、存在感のあるものでした。

次はもとき&815ノブ「男の汗」。「汗をかけ」と男臭いユニットらしい。
昨年のライブではアンコールに初登場したが、今年は本編に出演。
なんと815の「明日の風」でさとうもときがリードボーカルを取る。何か全然違う歌だ。
去年も披露した「欲望・生活・毎日のがまん」。
ノブさんがやっていいのは会場にいる嫁さん(宇海さん)だけなので、それを破ったらここに入れなくなるそうだ。
男の汗のおかげで会場のボルテージは一気に上がる。

そして、815の登場。
さとうもときイベントではおなじみなので、筆者は何度もライブを拝見していますが、
本日は一段と気合が入っていたようで、宇海さんがステージ上を自由奔放に飛び回っていました。
パワーアップしたと言っても過言ではありません。途中、さとうもときの「愛の歌」をカバー。

3年連続出場の恋泥棒(初年度はユニット名なし)は、もとき&815宇海ユニット。浮気ユニットとも言う。
ひと夏の恋を出会いから別れまで歌で表現する。今回はMCも物語調に進んでおり、宇海さんが声色を変えて役者っぷり披露。
このユニットの最大の特徴は、後ろで旦那がその恋に茶々を入れるところであるが、全く意に介さない二人。まさにひと夏のアバンチュール。
男の汗で旦那は「嫁一筋」を誓わされていたが、嫁は公然的に浮気をしておりとても不憫だ。さとうもときは嬉しそうだ。


そんなこんなで会場は完全にあったまった状態で、真打さとうともときの登場。

入場は、久しぶりに「Eye of the tiger」完全に格闘技戦の前のような雰囲気だ。
本人もその気でステージに上がる前に力こぶのポーズなどを決めてアピールしている。
残念ながらそのポーズは非常にダサい。ここまでがお約束だ。

会場の雰囲気に後押しされて「このまま終われるか」とスタートから飛ばす。
短時間でパッと盛り上がれるこの曲はオープニングに最適。
続いて新曲「生きていく道」を披露。
テーマとしては最近多く取り上げているものだが、曲の雰囲気は従来のさとうもときの良さが十分に出ているナンバー。
今後の飛躍が期待できる曲ではないか、と思いました。

MCでは今回のライブについて。
「3年目だけに『去年より良くしよう』と言い出した途端ハードルが高かった」
関係が近くなった分、紆余曲折色々あったようだが、非常にまとまりとメリハリのついたイベントになっている。
「1年目から来てる人?」という質問に若干数名、「2年目に来てる人」でかなり増え、「来年も来る人」は・・・それは来年真実を報告しよう。

「俺は吠える」では、恒例になった「お客さんも吠える」。
1番のサビで「吠えてもいいんだぜ」と煽り、最後は「せ~の」で吠える。
この光景を傍から見たらどんなものか興味があるが、私もサボるわけにいけない。

続いてラブソングコーナー。最新のラブソング「君とすやすや」から「愛の歌」へ。
「愛の歌」は、本日815バージョンを聞いて「名曲だな」と自画自賛。
しかし、単なる自画自賛ではなく、ライブ終了後宇海さんなどと話していたが
「ラジオでさともときの曲を流すなら『愛の歌』」で一致。
それだけ大衆に受け入れられるパワーを持った歌だと思う。

「命、燃ゆる」と続き、来年のワンマンの告知。

2013年4月12日(金) 渋谷O-WEST

45歳の誕生日前日に開催されますが、
「背伸びをした会場を借りてしまったので、プレゼントとかはいらないから、来てくれないか~」とのこと。
筆者からも「来てくれないか~」と重ねてお願い申し上げます。

このライブに向けて変わりたい、との思いで最近ラストに近いところで歌っている「変わる男」。
今回は久しぶりのギターソロからスタート。途中「そんなもんか~」「変わりたい奴は声を出せ」と全員が声を出すまで盛り上げる。
最後は「明日いい事あるぜ」と本編は終了!

これだけ盛り上がったアンコールは必然!

アンコールは全員集合。
「ノブちゃんと恋泥棒のううちゃん」とメンバー紹介。
今回のライブはノブさんと恋泥棒の2マンに組み合わせが変わってしまっている。

当然ノブさん「それちょっと違いませんか?」とツッコミ。

そこで再度告知。11月に開催される新イベントライブ

11月28日 うたいたいうたうたえ 吉祥寺 Star Pine’s Cafe

うたいたいやつは歌いたい歌を歌う、お客さんもやりたいことをやる。
そんな声を大きくしていき、最後は日比谷野音を目指すらしい。

その中で1つのテーマとして「思いを込めた紙飛行機を飛ばす」ということで、
やりたいことを折り紙に書いて紙飛行機にし曲中に一斉に飛ばす。
本日はその予行演習をやりたいとのことだ。

曲は「歩く」。これまではミディアムテンポでじっくりと歌われていた曲だが、
「走る」へ昇格したかのように、飛んで跳ねての愉快な歌にアレンジが変更されている。
そして、その勢いに取って紙飛行機が飛ぶ。様々な方向に紙飛行機が飛んでいく。

最後はさとうもときが1機拾って、客席に投げ返してお客様に命中して終了。

広い会場では、紙飛行機がどんなふうに飛んでいくか楽しみ。
高速直進型か、滞空時間重視型か、これから研究しておく必要がありそうだ。


~815宇海ソロ~

1.愛しあおうぜ(さとうもとき)

~男の汗~

1.明日の風(815)
2.欲望・生活・毎日のがまん(さとうもとき)

~恋泥棒~

1.夏限定恋人中
2.つながる心、2つ
3.夏のまぼろし

~さとうもときソロ~

1.このまま終われるか
2.生きていく道(新曲)
3.俺は吠える
4.君とすやすや
5.愛の歌
6.命、燃ゆる
7.変わる男

アンコール

8.歩く(全員出演)


変則2マンと呼ぶ人もいる今回のライブは、途中さとうもとき本人からも「大成功」とありましたが、
「宇海ソロ」「男の汗」「815」「恋泥棒」「さとうもとき」「全員」と3人で6つの形を表現したわけであり、
大きな失敗もなくゆるみもなくやりきっていました。
これは深い結び付きがなければなかなか達成できないことであり、準備も含めて相当力を入れたのがわかりますね。

組み合わせ的には、
来年はノブさんのソロしか残ってないですね。

がんばってください、ノブさん。