さとうもとき音楽活動30周年シリーズ第三弾!!『今夜も愛しあおうぜ第二夜~3マンスペシャル』 | さとうもとき巨大化計画「ライブログ」

さとうもとき音楽活動30周年シリーズ第三弾!!『今夜も愛しあおうぜ第二夜~3マンスペシャル』

音楽活動30周年シリーズ第三弾!!
先月は音楽活動30周年記念したライブパーティが行われましたが、
今回は20代の若いミュージシャン2名との3マン。

中村啓士さんは先月のライブパーティに続いての出演。
先輩との3マンに大してものすごく緊張していたらしく、恐怖感も感じていたそうですが、
夜中に本当に怖い話を見てしまったらしく、深夜に帰ってきた身内に本当に恐怖だったそうです(苦笑)
そんな面白い話もいくつかありましたが、先月同様に熱いステージを十分に堪能させていただきました。

代々木原シゲルさんは、筆者自身も昔から顔見知りで、以前何度かライブを聞かせていただいてましたが、
若さの勢いに加え、笑わせるところは笑わせ、ちゃんと聞かせるところではきっちり聞かせるなど、懐が深くなった印象でした。
サポートのブルースハープのナカガワテツタさんのハープもレベルが高く、息もピッタリでした。
最後の曲では会場に居た815の宇海さん(会場である幡ヶ谷36°5オーナーの奥様)にギターを渡し、
続きを弾かせて、本人は会場から出て行くという荒業まで披露。
それが思った以上に長く続き、戻ってきた本人たちが「まだ続いていてるよ!」と驚く面白い展開でした。

20代の若い2人がそれぞれの持ち味を発揮して、盛り上げてくれましたので、
当然さとうもときも負けちゃいられないと、新曲からスタート(スイマセン、またタイトルを聞き忘れました)
生きることをテーマにした歌だ。

続けざまに「あヽ人生」。
そして、「やりたいようにやってくれてありがとう」と出演者にお礼を言って、
長い前奏から「我は魂で世の中を耕す者なり」へ3連発。
いつものように間奏ではギターソロに入ったが、途中ピックを落とす。
演奏は中断になったが、手拍子は続く。その手拍子に合わせて演奏復活したが
「何で俺がおまえらにあわせなきゃいけないんだ」と
さとうもときが吼える!客席も吼える!
最後は、客席も♪た~まし~オイ!

ロングMCでは、今回のライブの経緯を。
代々木原シゲルさんとの対バンは約5年ぶりとのことで、先月のライブパーティにもお誘いしたが、日程が合わなかったため、
今回の3マンに出演することになったそうです。
いざ今回の決まってみると、スタッフ等で一緒にやることはあっても、対バンはあまりなかったことに気がついた、とのこと。
そして、

さとうもとき「そういえば、サポートギターとして千葉とかに俺が呼ばれたことはあったな」
代々木原シゲル「それは言わないで~」

というやり取りは面白かったです。

さとうもとき「次は『私の人生を歌ったうた』を」と「我、40になりけり」を歌おうとしたら、

「また人生かよ!」

というツッコミが・・・

1つ前が「歩く」でしたので、人生をテーマにした曲が5連発となる。
きっと若者へのメッセージなんだろう、と感じました。

ところが演奏を始めた途端、ギターの弦を切れる。

客席から代々木原シゲルさんが「ギター、貸しましょうか?」
「人生、人に貸しを作っちゃいけない」とかっこいいんだがよくわからない返しで、弦を張り替える。

張り替えてる途中では質問コーナー。
「人生とは?」の問いには、「次の曲を聴いてもらえれば」と返す。
張り替えれば、演奏を始めようとしたらチューニングがおかしくまたやり直す。
曲の後半では更に弦を切り、チューニングが大きく狂ったため、最後はアカペラで乗り切る。
これが人生らしい。

「愛の歌」、最近の心境を歌ったら「いつか花は咲く」と続き「変わる男」へ。

この「変わる男」は、以前はラストの盛り上がりに起用されていた曲。
久し振りの競演となる代々木原シゲルさんは、懐かしさで興奮したらしく、中村啓士さんを誘って立ち上がっている。
共演者二人のスタンディングオベーションだ。
そして、後方よりナカガワテツタさんもブルースハープを片手にステージへ乱入。
全く知らない歌なのに、以前から知っているかのようなテクニックでフレーズを重ねていく。すごすごる。
やっぱりギターの弦を切る。

ボルテージも最高潮で、ラストの「愛しあおうぜ」へ。
最後はステージを飛び出して大合唱の開始。そして、代々木原シゲルさん同様、宇海さんにギターを渡す。
その日のイベントの流れをうまく活用したさとうもときの真骨頂である。会場大爆笑。
共演者2人は既に椅子の上に立った状態。
そこで、ギターを返していただき、ステージに戻りライブは終了!


1.新曲
2.あぁ人生
3.我は魂で世の中を耕す者なり
4.歩く
5.我、40になりけり
6.愛の歌
7.いつか花は咲く
8.変わる男
9.愛しあおうぜ


共演者2人を何度も紹介するなど、
今回のライブで若い二人と戦えたことに相当嬉しそうな印象でした。
おそらく自分の若いころ、先輩に立ち向かっていったことを思い出したのでしょう。

途中でも書きましたが、最初に人生をテーマにした曲を並べたのも、
若者へのメッセージだったんだと思います。

まぁ、今回の展開では
「人生とは弦を切ってチューニングがズレたらアカペラで歌う」になってしまいますけどね(笑)

今回は共演者二人はももちろんだが、お客様もよく歌っており、
非常に一体感の高いライブでした。

そんなわけで来月は暮部拓哉さんとの2マンだ!!