『忌野清志郎トリビュートLIVE「LOVE&PEACE」』 池袋LIVE INN ROSA 5月 | さとうもとき巨大化計画「ライブログ」

『忌野清志郎トリビュートLIVE「LOVE&PEACE」』 池袋LIVE INN ROSA 5月

今回は平日の主催ライブではないので、時間的に辿り着けるか微妙。
会場入りした瞬間、

「北海道室蘭出身の・・・」

・・・間一髪セーフ。

池袋LIVE INN ROSAはステージが高くて、完全なバンドのハコ。
会場にはモニターなどもあって、プロフィールを表示されている。DJもいる。
最近はバーでのライブが多かっただけに、かなり久しぶりの雰囲気。
完全にアウェーな雰囲気だ。

今回のライブは忌野清志郎さんのトリビュートライブで、
命日である5月2日の前日の開催です。
本人に聞いた話によると主催者の清水まなぶさんが大学の後輩で、
清志郎さんがなくなられた時に、「トリビュートライブやりましょう」という話が出て、今回それが実現したとのこと。

DJに「ギター1本旅の途中」と紹介され、
「我は魂で世の中を耕すものなり」でライブはスタート。
一番前のお客様が1人で盛り上がっている(この方はその後のミュージシャンでもこんな感じでした)
もちろん、そこにツッコミを入れるさとうもとき。
続いては、今回のライブタイトル「LOVE&PEACE」の「LOVE」から「お前がずっといい」

次は清志郎さんのエピソード。
さとうもときは現在の弾き語りスタイルに辿り着く前までは、バンドが中心だったわけであり、
その世代のバンド小僧たちと同様に「人生を変えられちゃったぜ!Baby!!」とのこと。
清志郎さんの歌詞にはよく地名が出てきて、いくつか訪れたそうだが、その1つが次に歌う「多摩蘭坂」

じっさいに「たまらん坂」の途中に住もうと思って物件を探したそうだが、
坂の途中はあまり住宅がなかったらしい。

そして、清志郎さんと言えば「愛しあってるかい」
その精神を勝手に受け継いだのが、さとうもときの代名詞でもある「愛しあおうぜ」を披露。

最初は紹介にあった「ギター1本旅の途中」というところから、
「最近はあんまり旅してないな」とか言いつつ「旅人に問う」へ。

完全アウェー状態で、ライブ時間も短く、セットリストも穏やかな曲も多かったので、
どちらかと言えば、最前列の1人のお客様をのぞいて、聴かせるライブっぽく進行してましたが、
最後は、自然と手拍子が増えていき、受け狙いを挟みながら、最後は大合唱になっていく。
1曲でこの雰囲気に持っていけるが、この人の強み。それは間違いない。
ゆえにお客様は満足して帰っていけるのだ。
最後は「愛しあってるか~い」と叫んで終了。

1.我は魂で世の中を耕すものなり
2.お前がずっといい
3.多摩蘭坂
4.愛しあおうぜ
5.旅人に問う

イベントの最後では全員で「雨上がりの夜空に」をセッション。
ハンドマイクで歌うさとうもときがおりましたとさ。


久しぶりのバンドのハコでしたが、
音響の違いなどもあって、やはり違った一面も見えてくる。
以前はよく書いていた「さとうもときの声」だが、ハコが大きいほど声の通りの良さが際立つ。
元々大舞台での強さは実証されるだけに、今後もこういった場所での活動も期待したいですね。