Chanson Plus Bifluorée [1991]
Chanson Plus Bifluorée
[1991, CPB Prod./Nocturne-Média7 NTCD306]
1990年12月、パリのウーロペアン Espace Européen ホールでのライヴ録音に、南仏ニームのスタジオで同年9月にレコーディングされた2曲(16・17)を加えてリリース、これが彼らのCDデビューとなる。地元の南仏を拠点に活動してきた彼らにとって、9月15日から12月31日まで3ヶ月半に渡って行われたこのパリでのライヴは大きな挑戦だった。観客の笑い声に、一体何をやっているのだろうと想像をたくましくしながら楽しんだ後は、できれば映像で確認してみたい。ビデオ版があるが多分入手困難、DVD化が望まれる。
01 Le prince de l'amûr アミュールのプリンス<試聴>
中世宮廷風恋愛歌のパスティーシュ。
02 Ipo i taï taï yé 1 イポイタイタイイェ~1
"イポイタイタイイェ~、イポイトゥキトゥキイェ~"という歌詞?で歌
われる、彼らのテーマソングの基本形(曲:Jos Wuytack)。様々な
ヴァリエーションがある。
03 Repas boogie wouah ご馳走ブギ<試聴>
ご馳走の名前をたくさん語呂合わせで並べた曲。チーズにデザート、食
後のカルヴァドスにコーヒーに最後は葉巻で締めて全部で40品目以
上、もう満腹!
04 Général à vendre 将軍売ります
"先輩”カルテット、レ・フレール・ジャックのレパートリー。軍国主
義を軽く笑いのめす。
05 Ipo i taï taï yé 2 イポイタイタイイェ~2
ビデオ版ではタイトルは「イポ・ブラッサンス」 Ipo Brassens となっ
ている。ブラッサンスの「悪評」La mauvaise réputation の曲にのせ
て、ギターを爪弾きながら”イッポイッポタタイイェ、イポイトゥッキ
トゥッキイェ...”と歌うのはもちろんロベール。
06 La boudeuse 膨れっ面のお前
コルシカムードたっぷりのティノ・ロッシのレパートリーだが、真面目
に歌うメンバーにシルヴァンが茶々を入れて笑いを取っている。
07 Quand un soldat 兵隊が戦争に行く時
反戦歌の名曲を真面目に歌う。フランシス・ルマルク作。
08 Le mystère des voix du Gard ガール県ヴォイスの神秘
タイトルは Le mystère des voix bulgares(ブルガリアン・ヴォイス
の神秘)をもじっている。bulgare(ビュルガール=ブルガリアの)→
du Gard(デュガール=ガール県の)。Gardは彼らの出身地にも近い
南仏の県名。ブルガリアン・ヴォイス風イポイタイタイイェ~。
09 Toi 君
二枚目アイドルの歌うラブソング、という典型のパスティーシュ。シル
ヴァンが熱唱。
10 Chanteur inconnu 無名歌手
文学的で難解な詩を誰にも理解されなくても構わず歌う知性派歌手のパ
スティーシュ。
11 L'internationale インターナショナル
世界に知られた労働歌を様々な音楽スタイルや物真似のパッチワークで
歌う。ナルシソ・イエペス、イヴ・モンタン、ソビエト赤軍コーラス、
木の十字架少年合唱団、ルイ・アームストロング、そしてもちろんロベ
ールの歌うブラッサンスらが登場。
12 Ipo i taï taï yé 3 イポイタイタイイェ~3
ミシェルとロベールの掛け合いによる、英会話教室を模倣した短いコン
ト。
13 Le moteur à explosion 内燃機関
アンリ・サルバドールの童謡風シャンソン「狼と雌鹿と騎士」Le loup,
la biche et le chevalier の曲にのせて、モーターエンジンの仕組みを
歌う。
14 Marions les filles 嫁にもらおう<試聴>
シルヴァンのフォークロア漫談「クルミむき」に続いて、でたらめ創作
民謡が歌われる。
15 Petit Pasqua Noël プチ・パスクワ・ノエル<試聴>
パスクワとはミッテラン政権下のフランスで、シラク内閣・バラデュー
ル内閣において内務大臣を務めたシャルル・パスクワを指す。大規模な
学生デモが続いていた頃に作った替え歌で、機動隊による力ずくのデモ
制圧を揶揄している。元歌はフランスの最もポピュラーなクリスマス・
ソング「プチ・パパ・ノエル」。
16 Perfectionniste 完全主義者<試聴>
コミカルなオリジナル曲。
17 L'internationale インターナショナル<試聴>
11のスタジオ版。
1990年12月、パリのウーロペアン Espace Européen ホールでのライヴ録音に、南仏ニームのスタジオで同年9月にレコーディングされた2曲(16・17)を加えてリリース、これが彼らのCDデビューとなる。地元の南仏を拠点に活動してきた彼らにとって、9月15日から12月31日まで3ヶ月半に渡って行われたこのパリでのライヴは大きな挑戦だった。観客の笑い声に、一体何をやっているのだろうと想像をたくましくしながら楽しんだ後は、できれば映像で確認してみたい。ビデオ版があるが多分入手困難、DVD化が望まれる。
01 Le prince de l'amûr アミュールのプリンス<試聴>
中世宮廷風恋愛歌のパスティーシュ。
02 Ipo i taï taï yé 1 イポイタイタイイェ~1
"イポイタイタイイェ~、イポイトゥキトゥキイェ~"という歌詞?で歌
われる、彼らのテーマソングの基本形(曲:Jos Wuytack)。様々な
ヴァリエーションがある。
03 Repas boogie wouah ご馳走ブギ<試聴>
ご馳走の名前をたくさん語呂合わせで並べた曲。チーズにデザート、食
後のカルヴァドスにコーヒーに最後は葉巻で締めて全部で40品目以
上、もう満腹!
04 Général à vendre 将軍売ります
"先輩”カルテット、レ・フレール・ジャックのレパートリー。軍国主
義を軽く笑いのめす。
05 Ipo i taï taï yé 2 イポイタイタイイェ~2
ビデオ版ではタイトルは「イポ・ブラッサンス」 Ipo Brassens となっ
ている。ブラッサンスの「悪評」La mauvaise réputation の曲にのせ
て、ギターを爪弾きながら”イッポイッポタタイイェ、イポイトゥッキ
トゥッキイェ...”と歌うのはもちろんロベール。
06 La boudeuse 膨れっ面のお前
コルシカムードたっぷりのティノ・ロッシのレパートリーだが、真面目
に歌うメンバーにシルヴァンが茶々を入れて笑いを取っている。
07 Quand un soldat 兵隊が戦争に行く時
反戦歌の名曲を真面目に歌う。フランシス・ルマルク作。
08 Le mystère des voix du Gard ガール県ヴォイスの神秘
タイトルは Le mystère des voix bulgares(ブルガリアン・ヴォイス
の神秘)をもじっている。bulgare(ビュルガール=ブルガリアの)→
du Gard(デュガール=ガール県の)。Gardは彼らの出身地にも近い
南仏の県名。ブルガリアン・ヴォイス風イポイタイタイイェ~。
09 Toi 君
二枚目アイドルの歌うラブソング、という典型のパスティーシュ。シル
ヴァンが熱唱。
10 Chanteur inconnu 無名歌手
文学的で難解な詩を誰にも理解されなくても構わず歌う知性派歌手のパ
スティーシュ。
11 L'internationale インターナショナル
世界に知られた労働歌を様々な音楽スタイルや物真似のパッチワークで
歌う。ナルシソ・イエペス、イヴ・モンタン、ソビエト赤軍コーラス、
木の十字架少年合唱団、ルイ・アームストロング、そしてもちろんロベ
ールの歌うブラッサンスらが登場。
12 Ipo i taï taï yé 3 イポイタイタイイェ~3
ミシェルとロベールの掛け合いによる、英会話教室を模倣した短いコン
ト。
13 Le moteur à explosion 内燃機関
アンリ・サルバドールの童謡風シャンソン「狼と雌鹿と騎士」Le loup,
la biche et le chevalier の曲にのせて、モーターエンジンの仕組みを
歌う。
14 Marions les filles 嫁にもらおう<試聴>
シルヴァンのフォークロア漫談「クルミむき」に続いて、でたらめ創作
民謡が歌われる。
15 Petit Pasqua Noël プチ・パスクワ・ノエル<試聴>
パスクワとはミッテラン政権下のフランスで、シラク内閣・バラデュー
ル内閣において内務大臣を務めたシャルル・パスクワを指す。大規模な
学生デモが続いていた頃に作った替え歌で、機動隊による力ずくのデモ
制圧を揶揄している。元歌はフランスの最もポピュラーなクリスマス・
ソング「プチ・パパ・ノエル」。
16 Perfectionniste 完全主義者<試聴>
コミカルなオリジナル曲。
17 L'internationale インターナショナル<試聴>
11のスタジオ版。