個人向け売掛金のファクタリングについて | 思うように資金調達ができない方へ

個人向け売掛金のファクタリングについて

 

5月12日

昨日、私どものファクタリングHP経由で戸建業者様から個人向け売掛金のファクタリングのご相談がありました。

個人向け売掛金のファクタリングのご相談が多いのは戸建業者の会社が圧倒的に多いです。
この業界は、着手時や出来高で、施主から50%程度支払を受けることができる場合は良いのですが、施主に資金力がなく、ローンで完工後一括払いのようなときは、資金繰りが大変になります。
だから、ファクタリングのニーズは高いと思いますが、個人向け売掛金のファクタリングは取り扱いができません。
 
その理由はいろいろありますが、まずは戸建業者の場合、売掛先の施主が資金力がなく、ローンが下りてから支払われます。
ローンは融資証明があっても、法的には効力がないから、何らかの理由で完工されなかった場合、ローンが実行されずファクタリングの精算ができないリスクがあります。

 

また売掛先が法人であれば、代表者が亡くなっても、後継者が代表者となって法人自体は継続します。

でも個人の場合、施主が事故などで亡くなる懸念もないとは言えません。

そうなった場合は相続問題が発生するなど、保全上リスクが高いのです。

 

なお、戸建会社のファクタリングでも、信用力ある法人の元請が売掛先の場合は、出来高払いの条件を満たしている場合や完工後で支払いが確定している場合であれば、普通に検討させていただくことができますし、数多く実行させていただいた実績があります。

 

では戸建業者の個人が施主の場合の資金調達はどうするかと言うと、ファクタリングではなく、ビルダーの場合は提携のファイナンス会社のビルダー向け出来高融資サービス、デベロッパーの場合は不動産開発プロジェクトファイナンスで対応しています。

 

ご参考までに提携ファイナンス会社のビルダー向け出来高融資サービスの概要は次の通りです。

 

金    利

 年利6.0%
 融資金返済時に一括支払い(工事請負代金にて精算)

 

融資金額(現実的な融資額は1000~2500万円程度)
 建築工事請負契約1件あたり請負金額の60%相当額 ※要審査
融資時期 
基礎配筋完了時 請負金額×10%
上棟時 請負金額×20%
中間検査完了時 請負金額×30%
融資手数料
 融資額の2.0%相当額
遅延損害金
 年利20.0%
返済方式
 期限一括(建築工事請負契約における施主への建物引渡時)
返済期間
 (最短)1ヵ月~(最長)12ヶ月
担保(種類) 
 借入人の有する(工事請負)代金請求権に譲渡担保を設定
保証人の要否
 原則不要
 
ご相談などお気軽にご連絡ください。 nakayama@zaimu-kaikei.or.jp

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