ファイナンスの世界は狭いもの
昨日、売電事業を行う某会社のファクタリング案件の相談がありました。
年商も大きく、売掛先も悪くはないから、新規案件だったら喜んだでしょうね。
でも、いつこのブログで書いたか忘れてしまうぐらいけっこう前の話ですが、詐欺師としか思えない2人の人物が紹介者だった案件と同じ会社でした。
この会社の場合、外面は悪くないので、当然ながらちゃんと取り組もうとしました。
でも紹介者の話しがさっぱりわからないことから、代表者の意思確認のための面談を、詐欺師風の紹介者の手下と思われる人物に調整してもらって訪問したところ、面談の冒頭、この時初めて会った紹介者の親分と思われる人物がふざけたことを言ったのです。
意思確認の面談と言って来ているのに、「いつ実行ですか?だって!!!」
この時は、短気な私は逆上して、同行したファイナンス会社の知人を驚かせた思い出があります。
親しい人たちは私の短気はよく知られていますが、普段常に怒っているわけではないから、このファイナンス会社の知人は私のことを短気だと思っていなかったんですね。
意思確認の面談と言って来ているのに、いつ実行ですか?はありませんし、そもそも、その時の調達希望額10億円だったと記憶しているように小さな額の話ではありません。
代表者との面談なしに10億円もの資金調達が決まるとでも思っているのか?なめてんじゃねえよ!ぐらいのことは言ったかもしれません。
ただ、普段は温厚ですので、これからファクタリングのご利用を検討されている方はご安心を
おまけに、さらに逆上させてくれたのは、代表者のふざけた一言です。
もう本当はいらないのだけれど、せっかくだからいつ実行ですか?だって!!!!!
瞬時に同行の社団の友人とファイナンス会社の知人に、資金が不要と言ってる会社にいても、時間が無駄だから帰ろう!!と数分で帰った記憶があります。
今回の紹介者はまっとうな方なのですが、世間は狭いものです。
こんな会社の案件に取り組むほど暇じゃないので、この紹介者には悪いけど、瞬時にNGと断ってしまいました。
実は、後日談があって、紹介者をネットでチェックしたら、一人は顔写真付きの詐欺的行為の情報があったし、さらに後日、偶然この人物を知っている人から聞いた話では、どことは書けませんが、その地域では有名な詐欺師でした。
また、社団の関係者の紹介だった、手下の人物も、M資金の着手金詐欺で実名が出ている人物。
要は、会社がまともでも、こんな一目見ただけでも怪しいと思える人物に取り込まれた経営者は、本人は悪くないとしても、そもそも信用できません。
だから即お断りしたのです。
前置きはこの辺りにしますが、要はファイナンスのアレンジの世界は本当に広くはありません。
私のように15年もバカの一つ覚えのように他人様の資金調達のお手伝いを継続していると、同じ会社の案件が何度も何度も来きます。
5回ぐらい相談が来ることだってあります。
アレンジではない2社間契約のファクタリングサービスをスタートしてからは、アレンジ時代、成功報酬の支払いをしないで逃げた会社経営者や、先ほどのようなふざけた紹介者が介在した会社の案件が、巡り巡って再登場!
私の写真も社団のHPには出ているのに、同一人物と思わないのか、支払わないで逃げ回った人物が、改まって連絡してくるから面白いものです。
もちろん取り組むはずもありません。
この仕事をしていて感じるのは、特にファイナンスの世界は超狭いと言うことです。
これは顧客の問題だけではありません。
逆に私のような仕事で、役にも立たないのにお金を支払わせたり、訳の分からないサービスをしてたら、悪評は広がります。
狭い世界だからすぐに悪評は拡がります。
ちゃんとしたサービスをしていかなといけないと改めて思います。
売掛金担保融資とファクタリング【売掛金ファイナンスコラム】vol.1
画期的な売掛金担保融資(1)【売掛金ファイナンスコラム】vol.2
画期的な売掛金担保融資(2)【売掛金ファイナンスコラム】vol.3
戦略的な資金調達の必要性【売掛金ファイナンスコラム】vol.4