年内余裕で間に合う資金調達 売掛金担保融資2
12月4日
年内余裕で間に合う資金調達として紹介するのは、画期的ともいえる売掛金担保融資です。
どこが画期的かをまず説明します。
今までの売掛金担保融資 画期的売掛金担保融資
・譲渡禁止が付いた売掛金 担保として見ない 担保として見る
・売買契約書のチェック 有 無
・売掛先の件数の下限 10件以上 1件でもOK
・融資額の下限 1000万円 500万円
・顧客の地域間格差 実質上格差有 まったくない
何が画期的かと言って、原契約の売買契約書に譲渡禁止条項がある売掛金も、直近6か月間、毎月入金がある売掛金なら、担保としてみるファイナンス会社は、私の知る限りではありません。
だから、売買契約書をチェックしないから審査時間が短くなり、申込から融資実行まで1週間以内で可能なのです。
また多くのファイナンス会社は、担保とする売掛先の件数が最低でも10件以上ないとNGでしたが、画期的売掛金担保融資はこの縛りがありません。
1件からでも信用力がある売掛先ならOKです。
また、融資額の下限が低いことから、小規模の会社でも利用しやすいところがあります。
そして、他のファイナンス会社は簡単な診断シートで情報を得た後、面談をまずすることから、融資額が大きくなりそうにない場合は、コストの観点から面談に赴けず実質的にはNGでした。
でも、今回利用するファイナンス会社は、契約まで面談は不要で、ヒアリングも電話とFAXやメールで行いますので、全国どこの地域の会社でも、首都圏の会社と比較して融資が受けにくいような格差がまったくないので、地方の会社にとっては非常に利用しやすくなっています。
融資の概要は次の通りです。
(何が一番の審査ポイントか?)
・入金ベースで毎月入金が確認できる会社の売掛金の有無とその規模
・入金口座直近6ヶ月の内容が一番の審査ポイント。
(売掛金担保融資の概条件)
・融資額 500万円~5000万円
・金利 14%台/年
・返済および融資期間 5回~12回
・ロールオーバー 可能
・ファイナンスアレンジメントフィー 融資額の5%+消費税
・登記事項概要ファイルへの登記手数料が別途必要
・審査から実行までの日数 4日~1週間
(融資を受けるまでの手順)
会社概要で簡易審査
↓ パス
電話によるヒアリング&決算書、通帳のコピーなど資料をFAX
↓ パス
契約と同日、融資実行
(融資がNG受けにくい会社)
・税金の滞納額が売上(売掛金の額)と比較して大きな会社
・売掛金の内容が収納代行のようなケースはNG
・建設工事業のように請負契約の売掛金の場合はほぼNG
・毎月同じ会社からの入金がない、いわゆる継続的取引の売掛金がない会社は難しい
・売掛先に公的機関が多い場合
・震災復興事業会社はNG
(その他)
・現金回収される売掛金は担保としてみなされない NG
・手形回収される売掛金は担保としてみなされる OK
ご相談ご質問は bhycom@gmail.com まで
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