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3月21日

さすがにナベツネの仲間と目される人たちからも、ナベツネの強権で決まったと思われる25日の開幕には待ったがかかりました。

まずは、ナベツネに押し切られたのか、同調したセリーグ各球団やコミッショナーは、最悪で、本当に何を考えていたんだと言いたくなります。

    

さらに驚くのは、多くの批判を受けて再考した結果、開幕はわずか1カードずらした3月29日なんですね。

様々な考え方はあるでしょうが、私はセリーグは、国民やファンに喧嘩を売ってるんじゃないかとさえ思え、唖然!また、唖然!です。

確かに、29日の2カードは関西と広島、さらに、横浜のゲームは昼間に行うそうですから、3月25日開幕よりは、電気事情を配慮したとは言えるかもしれません。

でも、今セリーグに対する批判は、電力事情だけではないのに、森を見ないで木しか見えないセリーグ。

これじゃ、選手もやっていられないでしょうね。

  

なぜ、パリーグが決めた4月12日での同時開幕にしないのか、本当に違和感を感じてしまいます。

この日程だって、決して、十分だとは思わないのに、セリーグは、今後のナイターを減灯して行うとか、延長戦は行わないとか、どうも、セリーグの球団や関係者は、3月25日の開幕に対して、世論や監督官庁などから批判された意味を取り違えているんじゃないかと感じます。

未曾有の大災害を被災し、まさに国難と言う状況の中、様々な状況を省みないで、自らの収益や都合を優先するセリーグの姿勢に対して批判が集まっているのに、ナベツネやセリーグ関係者は、電力を使わないエコ開催なら良いのだろうと、29日開催を居直らんばかりに決定をするから、再び、唖然!また唖然!。

批判が集まるのは当然です。

むしろ、国民に対する不誠実さに止めを刺した形で、これには熱狂な、例えば阪神ファンだって、もちろんジャイアンツファンだって、違和感を感じていると思うし、こんな球団を応援している自分が恥ずかしいような気持ちにさえなっている方は多いのではないかと思います。阪神ファンの私もその一人です。


繰り返しになってしまいますが、そもそも、パリーグとは別に3月25日に開幕するセリーグに批判が集まったのは、大災害から10日も経たず、被災者への十分なケアもなされておらず、原発事故の見通しも立っておらず、計画停電で交通機関や信号機も通常に戻っていない時点での決定だからなのに、たった4日延ばしただけで、これが取りうる最善の策なんて言っているんだから、まさに菅政権と同じ類の嫌な臭いを感じます。

おまけに、エコ開催を偉そうに言っているけど、ちゃんと、復興への見通しが立って、原発事故も安全が確保され、計画停電による電力の調整の必要もなくなる見通しが立てば、誰もナイターを減灯して行うべきだなんて思っていないし、延長戦だって止めるべきなんて誰も思っていないのに、パリーグと比較して早く開幕することに対するエクスキューズのために、取って引っ付けたような、エコ開催で正当化するバカバカし言い訳に対して、さらに嫌な気を感じてしまいます。

 

考えてみれば、そもそも、減灯や空調もしないで強行することだって、視点を変えれば、ファンや選手を何だと思っているのかとも思ってしまいます。

とにかく、社会がうるさいから、選手もファンも我慢させても開催して、儲けりゃいいなんて、ふざけるんじゃないと思いませんか。

  

29日の開幕決定は、どうせ、3月25日の開幕に拘った、ナベツネや、ナベツネに同調するのか、うるさいから仕方なしに配慮するのかは知りませんが、他のセリーグの球団や関係者は実に情けないと思いますね。

サッカーも、フィギュアスケートも、そしてパリーグも、大災害直後の現在の状況に即した、多くの人たちが納得できる決断をする中、旧態依然と言うか、ナベツネと、ナベツネに阿る弱虫たちが決めた、セリーグの対応は、多くの人たち、要はファンから違和感を持たれ、批判的に見られ、少なくとも、セリーグのイメージは大きく下がったと思いますし、多くのファンをなくしたと思います。

私だって、素直に、阪神の応援ができない心境になっていて、札幌好きだから日ハムか、元ファンだった南海ホークスがルーツのソフトバンクでも応援しようかと、そんな心境になったファンもけっこういるんじゃないかと思います。

 

そして、日刊ゲンダイの記事に、今回のセリーグ開幕の話のベースになっているようなことが分かる、多くの人たちが違和感を覚えると思われる記事がありましたのでご覧ください。
     
①都内のホテルで巨人軍激励会を開き出席させる神経

●選手は被害者。激励など素直に受け入れられない
「日本の恥ですね」と憤慨するのは、プロ野球ファンで作家の吉川潮氏だ。
 読売新聞社主催の巨人を応援する有力財界人の集まり「燦燦会」が16日、東京都内のホテルで行われ、原監督や選手らが激励を受けた。
 東日本大震災の傷痕は日に日に大きくなるばかり。16日現在で死者4277人、行方不明者8194人。死亡、行方不明者は計1万2471人となった。
 真冬の寒さの中、避難所生活を強いられている人が43万人。交通、通信手段を断たれた集落に9200人が今もなお孤立している。福島県の原発では連日爆発事故が起き、放射能が飛び散っている。
 ヤクルトや横浜など、他球団が続々と激励会を中止する中、それでも巨人は夜のパーティーに出席した。一応、復興支援を兼ねた会という名目で、会場には募金箱が設置された。渡辺球団会長は「巨人軍開幕に向けて、激励するためにお集まりいただき感謝します。東日本の震災のみなさんも激励し、チームも前向きに復興の努力を誓い合う会にしたい」と壇上で趣旨を説明。だが、燦燦会の御手洗会長(キヤノン会長)は「坂本君と同年代の沢村君も入ってきたし、V奪回をお願いします」と地震のじの字もない挨拶をした。
 一通り挨拶が終わり、司会を務めたアナウンサーが「選手へのサインと写真はご遠慮願います」と言うと、渡辺会長が「腹が立つな。誰がそんなことを決めたんだ? サインが欲しくて来ている人もいるんだよ。世の中を明るくしなきゃいけない。中心にいるのがこの選手たち。何でも禁止すればいいってもんじゃない。そんなことを決めたヤツは懲罰だ!」と一喝。
 冒頭の吉川潮氏が続ける。
「被災者の心情、余震、放射能問題……。こんな時に激励会なんて普通の神経じゃ考えられません。キヤノンをはじめ、日本を代表する企業の有力財界人が200人以上も集まり、酒を飲んで巨人を激励する。財界人が激励すべきは被災者でしょう。不適切というか、あきれて言葉が出ません。巨人は25日の開幕をゴリ押ししているようですが、こんなことをやっていたら、巨人はファンだけでなく、国民から総スカンを食いますよ。渡辺会長は頑固というより“頑迷”です。老害という意味ですが、読売首脳の判断ミスで非国民扱いされるかもしれない巨人の選手が気の毒です」
 まったくだ。出席した巨人ナインだって素直に激励など受け入れられる心境ではないだろう。行方不明者がひとりでも無事に見つかるよう、避難している人たちに少しでも早く物資が届くようにと気にかけている選手が多いという。巨人の桃井球団社長は前日、この会合について「我々は激励される側で主催者ではない」と正当性を主張した。清武球団代表はこの日、「日常に戻ろう」と選手たちにゲキを飛ばしたという。
 巨人は頑として予定を変更せずに激励会に出席し、25日の開幕を迎えたい意向だ。その結果、失うものはあまりにも大きい。
 
それにしても、驚いてしまいますね。
大災害が起きて1週間も経たない時期に行われたジャイアンツの激励会に、日本を代表する企業の経営者が200人も集まって、酒を飲んで能天気なことをしているなんて、やはり財界は国民の敵で、自分の利権や都合しか頭にない悪徳ペンタゴンの一員であることがよく分かります。
この記事が本当なら、数字を上げる経営者としては優秀かも知れませんが、人間としては最低な「奴ばかりだということが分かります。
それとも、ナベツネって、本当に良からぬ勢力の代理人的存在なのかもしれないと改めて思います。
200人集まったバカな経営者の中にも、この時期のこんな会に出席するのをためらった人は、多少はいると思うから・・・・。
      
②巨人が1試合で一般家庭71軒の1カ月分の電力消費して試合するのは反社会的ではないのか
「今、特定の球団に引っ張られて予定通りに開幕したら、プロ野球のイメージ、社会的な価値を落とすだけです」
 こう言うのはスポーツライターの工藤健策氏だ。
「野球をやって勇気を与えるなどと言ってる球団幹部もいますが、まったく観点が違う。地震で家族や親戚、友人を失い、あるいは家などを失った人は野球なんか見ている余裕はない。避難している人も同様です。野球にかかわる人はこれだけの大惨事にまったく無関心なのか、野球をやることの方が大事なのか、と自分のことしか考えない勝手な人間に思われますよ。まして原発事故で放射能汚染の心配もある。1週間でも2週間でもいい。開幕を遅らせばいい。今、現地にボランティアは入れないが、もしそうなったら体力がある野球選手がその活動をする。再開はその後でいいです」
 25日の開幕にもっとも執着しているのが巨人だ。清武代表(写真)は「頑張っている姿を見せたい」などと言っている。巨人は東京ドームで横浜相手に開幕3連戦を行う日程だ。今、東京電力圏内の9都県では「計画停電」が行われている。JR、私鉄などが間引き運転したり、運行を中止したりして利用者に混乱が生じている。一般家庭でも生活に支障が出たりしている。
 東京ドームのPRグループによると、ドーム球場で試合を行うと、周囲の売店なども含めて1試合当たり5万キロワットから6万キロワットの電力を消費するという。
 消費量が仮に5万5000キロワットとすると、これは一般家庭71軒の1カ月分に当たる計算になる。多少の節電はしても、そんなとき「頑張っている姿を見せたい」などと言って、煌々(こうこう)とライトを照らして試合などやるのは理解が得られないだろう。
「まして被災地では電気も通じない、水も出ないという場所で何十万人という方が避難している。それを考えれば心情的にも試合をやれる状況ではないでしょう」(工藤氏)

●「野球関係者は被災者の生活を見ろ」
 プロ野球ファンの澤井廣氏(寺田病院院長)もこう言う。
「プロ野球はファンに支えられてきたわけでしょう。それならば開幕のことより、今はどうやって援助の手を差し伸べるかを考えるべきではないか。こういうときチャリティー活動が盛んな米国は動きが速い。プロ野球界も野球の力でどうやって義援金を集められるかを今すぐ話し合うべきです。開幕のことしか頭にない人は現地に行って、がれきの山、被災者の生活を見て欲しい。病院だって電気がなく、患者の治療にも支障が出ている。そのような現実を見れば開幕なんて吹っ飛ぶはずです」
 12球団実行委員会の前、巨人の桃井社長は、「プロ野球も他の経済活動と同じ。社会活動として一緒」などと話したが、生活に直結する経済活動とプロ野球は異なる。手前勝手な自己弁護でしかあるまい。
ナベツネを無視できないジャイアンツとセリーグ。
旧態依然の日本の政治と同じような臭いがするのですが、いかがですか?
また、こんな相応しくない時期の激励会に200人も集う大企業の経営者。
政治家も駄目ですが、大企業の経営者もこれじゃ駄目で、多くの国民が夢をなくし、元気がでない元凶見るような印象を持ちました。
     
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