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11月27日

私も昔、銀行被害の会のお手伝いをしていた時、大手銀行と生保が組んで行った、変額保険の一時払いの提案営業で、数多くの資産家の高齢者が家など資産をなくしたり、健康を害して命まで落とした事件がありましたが、銀行は相も変わらず、懲りもせず詐欺まがいの営業を行っているんだと、まったく苦々しく思います。

日刊ゲンダイの記事をどうぞ。


「ノックイン型投信」はこんなに怖い “被害者”の6割は60代以上の高齢者

 一見「ローリスク、ハイリターン」に思える金融商品が社会問題になっている。
 デリバティブ(金融派生商品)取引を取り入れた「ノックイン型投信」がそれで、大手都銀や地銀が販売している。
 デリバティブの要素があるためそのシステムは複雑だ。
 投資家は銀行と、
1年半とか3年の期間に日経平均株価が一定比率より下がらないという条件を設定する。実際に下がらなければ投資した元本を保証される上に年数%の高利回りが得られるので投資家はホクホクだ。
 問題は逆のパターン。平均株価が一度でも一定比率を割り込むと元本が減るという取り決めなのだ
分かりやすい例で言うと「3年間の投資で一定比率を30%にしよう。その間に平均株価が一度でも30%以上下落したら、償還日直前の下落幅に応じて元本を失いますよ」というもの。
 なんだかギャンブルみたいで、老人の中にはハッキリ理解できない人もいるようだ。
 実際、大阪の池田泉州銀行でこの商品を買って損失を出した女性(82)が損害賠償を求める裁判を起こした。大阪地裁は今年8月、銀行に含み損の8割にあたる約225万円の支払い命令を下した。
 国民生活センターはノックイン型投信は想定外に大きく元本割れする危険性があると注意を喚起している。同センターに寄せられた相談の6割余りが60代以上の高齢者だった。
 金融コンサルタントの小林幹男氏が言う。
「不景気で大企業がお金を借りないため、銀行は手数料を稼げる金融商品にシフトしています。もちろん金融商品取引法などで銀行は投資家にしっかり説明しなければならない決まりになっており、ダマすつもりはないでしょう。ただ、お年寄りの中には銀行の商品が元本割れするはずがないと思い込み、損をしてしまう人がいます。高齢の親がいる人は一言注意しておいたほうがよいでしょう」
 満期になった定期預金で購入するよう勧められるケースも多いという。親の資産をしっかりチェックしておきたい。

 

まずはノックイン投信とは何ぞや?ですが、国民生活センターのサイト には、次のような記述があります。

 

株価指数など対象となる資産の価格が、一定の範囲を超えて下落しなければ、一定の利回りが支払われるといった、特殊な条件が定められた債券(仕組債)を投資対象とする投資信託である。一定の範囲を超えて下落した場合(これを「ノックイン」という)、その下落分がそのまま投資家の損失になるというリスクがある。具体的には、日経平均株価が期間中に一定以上に下がらないという条件で、「元本償還+高利回り(預貯金金利に比べて有利な数%程度)」が保証されるが、ノックイン価格を下回ると、それ以後は株価に償還額が連動することとなる。
 一定の範囲を超えて下落した場合にのみリスクがあるという意味から、一般的には「リスク限定型」「リスク軽減型」などという呼称で販売されることが多い。
 

ここで気を付けないといけないのは、「リスク限定型」「リスク軽減型」とか言ったインチキな呼び名です。

銀行は嘘をつかない、インチキをしない、信用できると勘違いしている人なら、「リスクが限定している高利回り商品です。」「リスクをいっぱいいっぱい軽減した投資家の安全をできるだけ担保した高利回りな商品です」と説明されれば、ほぼころりとよく考えないで投資するのは、時は経っても変わりませんね。

   

後で騙されたと思って文句を言っても、銀行は大体において自己責任だからと、自らの非を認めるようなことはまずないから、長い係争を覚悟しないといけなくなるのが現実です。

以前の変額保険事件の時も、勧誘時の録音がたまたまあっても、なかなか、銀行や生保の非を認めるような判決も出ず、その後、相当な期間経ってから、顧客勝訴の判決が出始めたように、銀行を相手とする係争には、本当に時間とお金と体力がいります。

もちろん、最近は以前と比較すれば、金融庁や裁判所の対応も変わり、記事の中にもあるように損害賠償の判決を勝ち取ることもあるかもしれませんが、控訴でもされたりしたら、又時間もお金も体力も消耗するので、とにかく騙されないことが一番です。

 

特に、今年の秋から数年間。要は、リーマンショックで顕在化した、アメリカのウォール街の暴走による、世界的規模の、巨額な不良債権の処理の目処が本当に立つまでは、一時的に、景気が良くなる。株が上がる。金が上がようなことはあるかもしれませんが、必ず何回か、大きな調整局面があると私は確信していますので、捨てても良い資産なら、ギャンブルしても良いと思いますが、大切なお金、もっと言えば、なけなしのお金をつぎ込むことだけは絶対やめたほうが得策だと思います。

 

とにかく、大きな調整局面があれば、日経平均なんて、もちろん為替相場もですが、想定できない大きな変化が短期間に起きる懸念は大きいので、本当にこのような、ノックイン投信のような金融商品への投資は慎重に判断した方が良いと思います。

いくら、あなたの中で、信用している銀行が言うことであっても、過去に捉われた傾向の話なんて、現在はどのようになるのか非常に不確定な状況の中にあるので、くれぐれもご注意を! 

 

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