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11月17日
タイトルは田中康夫氏の日刊ゲンダイの記事のタイトルです。
この記事、なかなか面白いですよ。
 
まず一つは、まったく同感なのですが、
『「内政問題ではデモも出来ない民族が、外国(日本)に抗議するデモをしたって意味がない」。
 上海生まれで28歳の作家・韓寒(ハンハン)が記した文章です。』と言う部分です。
 
私は決して中国のことが嫌いではないし、実際、知人もいるし、けっこう中国に対しては好意を持っている方かもしれません。
でも、政治的矛盾がいっぱいあるにしても、あれだけ経済発展した、富裕層や中間層人たちが多い地域でも、なぜ、あれだけ過激な反日デモなどが起きるのか?
この点は、いつも不思議に感じています。
 
戦争の経緯を考えれば、被害を与えた方よりも、受けた方は忘れないと言う話も一理はありますが、でも、私が付き合う中国の人を見れば、あれだけの激しい反日感情を感じることが、どうしてもできないので、違和感は否めません。
 
もちろん、一党独裁の矛盾や、一部の人たちに強力な権力とお金が集まっていることも知ってのことですが、でも、あれだけ、発展した国の、それも大都市圏に住む人たちが、いくら何らかの扇動が存在したとしても、まるで、麻疹のように、急に燃え盛り、気が付いたら、冷えてしぼんでしまう様子は、私の理解の範疇を大きく超えています。
 
私の周辺でも、対中国への感情は、日増しに悪くなっていますね。
実際、けっこう他の事では冷静な判断をする人でさえ、中国のバブルは大破裂確実で、中国に進出する企業は馬鹿じゃないかとまで言い切るようになっていて、ひょっとすると、日本と中国の友好関係を嫌がる、アメリカなどの戦略の乗せられているのかもしれませんが、とにかく、このような状況の原因となっている、中国内の反日感情の短期の激しい高まりには、どうも不自然さを感じています。
   
「内政問題ではデモも出来ない民族が、外国(日本)に抗議するデモをしたって意味がない」。
 上海生まれで28歳の作家・韓寒(ハンハン)が記した文章です。民族主義的な反日デモをする前に、国内の矛盾に目を向けよ、と述べた彼のブログへのアクセス数は、この5年間で優に3億回を超えています。
 紛れもなく、貪欲に国益を追求するナショナリズムの大国が中国。が、米国とて、貪欲に国益を追求するデモクラシズムの大国。国家とは国益を追求してナンボの存在です。とするなら、日本も冷徹な哲学と戦略と覚悟を抱いて、“お子ちゃま”外交を返上すべき。にも拘(かかわ)らず今や、中国にとってもロシアにとっても、勿論(もちろん)、米国にとっても“都合のいい国”に成り下がっています。
 ネット上に流出した尖閣諸島沖「漁船衝突ヴィデオ」を巡って、中国は怪(け)しからん論が日本国内で沸騰しています。改めねばならぬ諸課題が山積する国家なのは、火を見るよりも明らか。
 が、現場で勤務する複数の海上保安庁職員から頂戴したメールに拠(よ)れば、こうした衝突は今回に限らず、しばしば発生しているのです。であればこそ、問題先送りとは異なる文脈での“智慧”として、小泉純一郎政権下でも「強制送還」を決断したのです。
 今回、
公務執行妨害で逮捕を命じたのは俺だ、と周囲に豪語していたのは当時、海上保安庁の所管大臣だった前原誠司氏。が、何とも不甲斐なき釈放後は一転、以前にも本連載で詳述した様に“口先番長”の彼は、「逮捕権は私でなく海保に有った」と居直る始末。これでは現場の士気は低下する一方です。
 而(しか)して迷走する“仙菅ヤマト”政府は、ヴィデオ流出は看過し得ぬ国家機密事項漏洩だ、と犯人捜しに血道を上げる本末転倒振りです。漫才師の内海桂子師匠もツイッターで、国民の為に機密事項を暴きます、と政権交代したのが民主党ではなかったか、と諫言(かんげん)しました。仰有(おっしゃ)る通り。
 冒頭で紹介した韓寒の警句(アフオリズム)は、「有言実行とは裏腹に全て問題先送りの“口先内閣”には物言わぬ、改め物言えぬ日本国民が、その鬱憤を居丈高に外交問題で発散したところで詮方(せんかた)なし」と解釈すべき。外交とは、笑顔で握手しながら、机の下では“急所”を握る大人の闘いなのですから。
【田中康夫】
 
菅政権における菅首相、仙石官房長官の無能ぶりは何度も何度も書いてきましたが、この記事中にもあるように、前原外務大臣も、スタンドプレーは大好きなようですが、遠吠え威嚇しかできない政治家で、とても成熟した一筋縄ではいかぬ大人の闘いが、日夜行われる外交の責任者としては相応しいとはとても言えない政治家。
この人も、日本の国益を貶めている一人ですし、今後、何か爆発しそうな予感を感じます・・・・。
 
そして最後に、記事中の、国民の為に機密事項を暴きます、と政権交代したのが民主党ではなかったか、と諫言(かんげん)しました。」と言う部分。まさにこのことが、菅政権の根本的に支持できないところで、もう、毎日嫌になるほど書いていて、読んでいただく方も、又かと辟易されていると思いますが、こんな根本理念の欠如と、外交での稚拙さなど、まさに、菅政権が操縦する日本は、ダッチロール状態で、乗り心地は最悪。
このまま続けられちゃ、墜落の懸念大で、もう本当に早く、どんなことがきっかけでも良いから、ぶっ潰れろと願わずにはいられません。
  
くだらない瑣末なことで大論戦の事業仕分けの映像も、本当に空しい限り・・・・。
巨額の埋蔵金の話で大論戦なら良いのですが、下手な猿芝居、バカバカしくて見ちゃいられないですよね・・・
  
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