福田さん期待しますが、この人選はまたなぜ???
9月24日
昨日の自民党総裁選で、福田元官房長官が選出されたことはご存知の通りです。
まったく未知数であリますが、安倍さんよりは期待できると思ってしまいますよね。
しかし、今日党三役の顔ぶれを見て、この人は???と思った人事があります。
福田康夫自民党総裁は24日午前、党務の要となる三役について、幹事長に伊吹文明文部科学相、政調会長には谷垣禎一元財務相を起用、総務会長に二階俊博総務会長を再任する人事を決めた。また、次期衆院選の実務責任者として古賀誠元幹事長を新たに設けた選挙対策委員長に選任し、三役と同等に扱い、今後党四役とすることも決まった。大島理森国対委員長は再任となった。
伊吹氏は旧大蔵省出身。1983年の衆院選で旧京都1区から初当選し当選8回。労相や国家公安委員長を歴任。伊吹派会長を務め、昨年9月の安倍内閣発足で文科相に就任、今年8月の内閣改造で留任した。
私が一番ヤバイと思うのは幹事長の伊吹文明文部科学相です。
内閣の顔ぶれがどのようになるのか分かりませんが、
私が野党なら、まずこの幹事長のカネの問題を攻めると思います。
この人は今年の春に収支報告書誤記載と違法献金受領問題で話題になっています。
第二次安倍内閣の時も、なぜこの人物を留任させるのか疑問に思いましたが、
今回はもっと重要なポストに就いたのだから、この人事は?????です。
それにしても、世の中は本当に振り子の針のように、
右から左へと動くものだと思いましたね。
まずは福田さん自体もそうだし、今回の4役の顔ぶれを見ても、
絶対に森内閣の後ぐらいなら、あり得ない顔ぶれと思いませんか?
小泉そして安倍と改革路線で議会制民主主義を否定するような、
大統領制であるかのような時代を6年半経過すると、
もちろん考えられないくらいひどかった安倍首相の後と言うこともあると思いますが、
少し新鮮に感じるのは誠に不思議ですね。
だから最初にも書いたように、少し期待してしまいます。
でも私は、福田政権がこの国を、
役人天国の国から国民のための国へと変貌させてくれるかと言えば
これは期待できないと思います。
年金問題も良く考えると役人天国への挑戦とも言えるので、
誰が厚生労働大臣になるか分かりませんが、やはり期待できないですよね。
そして格差社会の是正についても、
安倍政権よりは少し期待できるものの、どうでしょうね?
いずれにしてもお手並み拝見ですが、
安倍首相の様に、日々の政策よりも、
民意がないのにもかかわらず、
美しい国づくりとか戦後レジームからの脱却と言う、
意味不明で、なぜ必要なのかよく分からなかった、
祖父の岸元首相だけを意識したような、まさに自己満足のためのスローガンに力を入れるような、
頓珍漢なことはしないだろうから、少し期待できるように感じてしまいますね。
過去の自民党の復活を危惧して、
改革のスピードが鈍ると言う声もありますが、
私は決してこの改革が、そしてそのスピードが良かったとは思いません。
格差社会の問題なんかは、間違いなくこの改革が生んだ影の部分で、
この影の部分を手当てすることは必要なので、
この部分は一番期待できるところと思っています。
ところで安倍さんの今日の記者会見をご覧になりましたか?
内容は別にして、滅茶苦茶やつれていましたよね。
散々このブログでも安倍さんの事を批判してきましたが、
今日のやつれようを見て感じたのは、
この人の周りに大きな問題があると言うことです。
総理大臣をここまでやつれさせるなんて、
お友達やお仲間と言われた面々も、
安倍首相にとっては本当のお友達でもお仲間でもなく、
単に首相の権力にだけ群がった、獅子身中の虫だったとしか思えないですね。
ひどい首相だったけど、ものすごく今日は同情してしまいました。
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