銀行とスキャンダル(以前、私が銀行と大喧嘩したこと) 7
2月26日
昨日銀行と大喧嘩して分かったことを5つ書きましたが、
その中で今日は1番目の「銀行との戦いには、膨大な資金と時間と体力が必要」について、
少し書いてみたいと思います。
私の場合も顧問弁護士が言っていたように、
お金と時間をかける気があれば、勝訴できる事案が多いと言われたものの、
私も含めて、銀行とことを構える状況の顧客は、
まず資金的な余裕があることは少なく、
資金の余裕がないということは時間の余裕もありません。
他の国のことは知りませんが日本の訴訟は時間がかかり過ぎると思います。
ですから弁護士費用も馬鹿にはならず、
トラブルの解決に事実上訴訟が使えないことが多いのではないでしょうか。
ですから銀行からの提案営業などで損失を被った場合、
早い時期で資金的にも余裕がある時に訴訟をする決断をすることが大切です。
しかしながら、銀行を訴訟する決断する事は、
銀行と喧嘩=その後一切融資を受けることができないという事なので、
銀行との交渉がよほど行き詰った時でないと、なかなか決断できないものです。
このようなことから訴訟を選択肢から外すとなると、
選択肢は銀行と交渉をする以外になくなりますが、
他の業界の会社のように、お客様のトラブル窓口のようなものがないし、
あったとしても、そのような機能を持っていることに意義があるようなセクションなので、
実はこの交渉がなかなか一筋縄ではいきません。
スキャンダルにつながる場合ならともかく、
そうでない場合は銀行の担当者にこの種類の交渉をしても、
まず正面から向き合ってくれる場合はまず少ないと思います。
銀行員はこのような申し出を非常に嫌いますし、
顧客が銀行と喧嘩しにくいことを知っているので、
適当にあしらっておけばそのうちあきらめるだろうと、
まずこのような対応を取ることが多いと思います。
ですから、まず銀行の支店長などセクションの長を引き出すこともかなり大変で、
ここまで行くだけでも時間がかかることを覚悟しておかないといけません。
まして銀行が本部も含めて真剣に対応してくれるようにするのはもっと大変です。
先ほどの訴訟の時期は比較的資金的なゆとりのある時に始めないとできないことと同様、
銀行が危機感を持って正面から対応するよう、
早く仕向けることが交渉に当たって最初にしないといけないことと思います。
ではそのためにはまず何をしなければならないかと言いますと、
まずは担当者の中で留めないようにしむけることが何よりも必要です。
さらに留めないためにどうするかについて次回は書きたいと思います。
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