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2007-02-28 21:37:41

2月のこの時期は.・・・・ 資金調達を考える

テーマ:資金調達

2月28日



 

早いもので今日で1年の6分の1が終わった勘定になります。

資金調達のブログを書いているのですから、

2月が終わったこの時期、どうしても書かないといけないことがあります。

 

それは、何度も書いていることで、

耳にたこができている方もいらっしゃるかも知れませんが、

金融機関の決算の多い3月は、

時々奇跡かと思えるような資金調達が可能になることもある時期です。

 

最近は銀行の融資は、ほとんどスコアリングと言う作業によって、

半自動的に、融資が可能かどうか?

融資額はいくら位が妥当か?

金利と融資期間はどのようなものか?

というような事項をコンピューターがはじき出してくれるようになっています。

 

ですから本来なら奇跡は起きないはずなんですが、

でも銀行の都合なのですが、時々起きることがあります。

 

ぜひ、3月末までに融資の実行ができるタイミングで融資の申し込みをしてみてください。

 

ここでこのことも何度か繰り返しをしていることですが、

資金調達ができる条件って、何が必要なのという、

超基本的なことを少し書いておきたいと思います。

 

私がこの仕事を始めた10数年前と比較すると、

本当にお客様の資金調達の対する認識も変わったと思います。

 

以前は、たとえば不動産会社の社長とお話をしても、

SPC(特定目的会社)を作って不動産を購入するとか、

ファンドに対してエクイティをするとか、

プロジェクトファイナンスとか言う話だってなかったし、

ノンリコースローンでレバレッジをとか、なんじゃらほいでした。

 

ともかくコーポレートの与信と不動産中心の担保力による資金調達だけだったと言っても過言ではありませんでした。

ファクタリングによる資金調達もなかったし、資産の流動化=資産の売却という感じでした。

 

でも今は法律も整備されてきたし、資金調達の種類も、資金調達の相手もかなり多様化してきたと思います。

 

ででは、知り合いからの資金調達以外の、第三者からの資金調達ができる条件とは何か?

かなりシンプルに分かりやすく言いますと、、

①与信

②担保力(不動産など物の価値・ソフトの価値・キャッシュフローなど)

③第三者保証

プラス

④将来性

のいずれか、あるいはいくつかが合わさった形であればOKであると考えていただいて良いと思います。

 

まず与信とは何ってことですが、これは会社や個人の今までの実績による信用力のことで、

与信は資金調達の可否の最も大きな要素であると言えます。

そして担保力は、

万一デフォルトを起こしたときに返済する代わりに、

取られて精算されるものと考えていただいて良いと思います。

不動産であれば、競売などの方法で取られて保全にあてられますし、

ソフトも転売されて精算されますし、

キャッシュフローも現在のものから将来のものまで、

この会社の経営状況と隔離できる方法によって、不測の場合の保全にあてられます。

 

また、第三者保証とは、

会社の経営状態と関係のない会社や人が債務の保証をすることです。

 

そして、将来性。

この部分が良く問題になるところですが、

VCからのエクイティはこの部分の評価を前提とした資金調達です。

日本の金融機関は、この部分の審査能力が弱いため、よく顧客の批判を浴びるわけです。

 

このような4つの主な要素を持っているかどうかで、

第三者からの資金調達が可能かどうかになるわけです。

 

だから、極端な例ですが、たとえば、

過去に会社を倒産させた履歴があり、

財務内容も悪く、

特に担保となるものも見当たらず、

第三者の保証も受けることできず、

将来性もいまいち具体性、具現性のない会社や人は、

第三者からの資金調達は非常に難しいと言うことになるわけです。

 

ここで、本質の議論ではないのですが、

資金調達の可否に対して大きな影響を及ぼすのが次のことです。

それは、第三者の資金調達に資金を提供する会社は、

まともな会社であればあるほど、大きな組織であると言うことと、

担当者はあくまでもその組織の一サラリーマンだということです。

 

時々3日以内に銀行から資金調達をしたいとか言う、

不可能な要求をする社長がいますが、

この社長の認識は、

資金を出すのは会社であって、個人ではなく、

いくら希望しても、組織として審査し、決断し、手続をすることが、

それも大組織が3日以内にすべての手続を終えることが物理的に難しいと言うことを、

完璧に忘れていると言わざるを得ません。

 

そもそも、こんな簡単な常識の分からない社長自体???で好まれませんし、

そんなに緊急に資金が要ること自体、無計画でかつ資金繰りが悪そうで、

かなりやばい会社という印象を持たれるので、

サラリーマンの担当者がこんなリスクの高そうな会社にリスクをかけるはずがないのです。

 

このように、上述した①から④の要素+組織としての対応の可否により、

第三者からの資金調達が可能となるのだとご認識いただくと良いと思います。

 

でも時々、いくら説明しても納得しない物分りの悪い方に言うのですが、

それは、たとえば資金調達をする立場から、融資をする立場になって考えてみてくださいと言うことです。

一度、なぜ自分の資金調達が難しいのかを考える時、

上記条件を冷静に分析して、資金提供をする立場になり、

検討したみたらよく分かっていただけると思います。

 

ですから、どの条件にも合わないような状況下での資金調達が必要となったら、

第三者からの資金調達はあきらめて、

自分の知り合いの会社や個人から資金調達する以外には難しいと言うことを、

認識していただきたいと思います。

 

これも難しかったら、資金調達はできないと考えるのが妥当で、

できない前提で、今後の経営判断をしなければいけないと思います。

 

先週も相談を受けた方が言っていましたが、

では、個人投資家のような人はいないか?

これも大きな勘違いで、

第三者の個人投資家ほど審査がうるさく、条件の厳しいものはないと言うのが現実ですし、

第三者からの資金をよく色のついたお金と言うのですが、

資金調達をした後の面倒くささやうるささは尋常ではなく、

場合によれば会社は取られるし、収益のほとんどは持っていかれるはで、

これ以上リスクのない資金調達は、奇跡が起こらない限りないと思っていただいてちょうど良い位と言えます。

 

いずれにしても、この2月末から3月始めは、

第三者から資金調達するには絶好のタイミングと言えるのでチャレンジしてみて下さい。

 

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2007-02-28 02:08:42

昨日は失礼しました。今日は日本振興銀行の後日談です。

テーマ:日々のことから

2月27日



2月22日に書いた日本振興銀行の件ですが、

今日同銀行のコンプライアンス担当の執行役から、

正式に丁重な謝罪の電話がありました。

 

一つは不快な思いをさせたこと、

そして何よりも、顧客の返済トラブルを紹介者に電話したこと自体、

あってはならぬことだと謝罪されましたが、

考えてみれば、私も先日書いた時に一つうっかりしていたことがありました。

 

いくら顧客を紹介した者であっても、

返済トラブルは顧客にとって、他人に知られたくない重要な情報なはずです。

もし、私がその顧客と取引関係にある場合なら、

銀行がこんな情報を流したことで、取引先である私が返済滞っている情報を聞けば、

私との取引関係において、顧客は重大な悪影響を受けるでしょうし、

私が他の同業者や業界の各社に伝えれば、

間違いなくこの会社に信用不安が起こってしまいます。

 

と言うことは、今回の管理部門の社員は、

ひょっとすると大変なことをしていたんじゃないでしょうか。

 

私も気がつかないでとん馬でしたが、

この社員はかなり不見識で、

私のメールは、銀行にとって有用な情報だったのかもしれません。

 

もう一つ気がついたのは、

そう言えば17年4月に情報保護法が施行されてからは、

どの銀行からも、顧客の返済トラブルで弊社に相談があったことはないということです。

 

そりゃそうですよね。

私は弁護士ではないから、今回の件がこの法律の抵触にするのかどうか分かりませんが、

私の認識だとグレーどころか限りなく黒に近いグレーだと思います。

 

また日本振興銀行の役員一覧を見ると、

今日電話をかけてきた人物は執行役、多分一般認識では執行役員のことだと思うのですが、

その中でも最上位の人物だったので、

まあ小さい銀行だから当然かとも思いましたが、

いやそれだけじゃなく、

今回の問題はけっこう銀行にとってやばい問題だったのかもしれないと思いました。

 

良く思い出してみると、

管理部門の社員と話した時、

何か資料を見ながら、それも多くの資料の中から見ているような感じでしたから、

このお馬鹿社員は、私にだけではなく、

もっと多くの紹介者に同様のことを電話していたのではないかと思うのです。

 

だから執行役の今日の電話でも、

今後の社員教育や指導には力を入れると言っていましたし、

コンプライアンスの最高責任者が電話してきたのだと思いました。 

 

日本振興銀行さん、こりゃ「しっかりせなアカンわ」ですね。

この銀行は、もちろん後発の銀行ですから、

ほとんどの社員が銀行やノンバンクなどからの寄せ集めで、

失礼ながら、幹部社員以外は、レベルが高いとは言えません。

 

だから、この管理部門の社員も、商工ローンか消費者金融辺りからの転職組かも知れず、

そうであるのなら、今回のような馬鹿げた電話をしてきたことも理解できます。

 

同じ後発組の銀行である、新銀行東京も、

その経営内容云々が言われ、石原東京都知事も批判されていることがありますが、

私のような他人様のファイナンスのお手伝いをしているものから言えば、

日本振興銀行と新銀行東京を比較すると、

月とスッポンくらい新銀行東京の方が上だし、

間違いなく社会に対する貢献度は大きいものがあります。

 

確かに新銀行東京も新規取引先に対して、

財務内容によって、また業種により、10%を超える高金利であるケースもありますが、

日本振興銀行の場合、

顧客のレベルとも関係あるとは思いますが、

少なくとも昨年までは、

融資額も小さいし、金利はほとんどのケースで、

15%にも届きそうな高金利ですし、

銀行で取り扱えない場合は、

実態は、振興ファイナンスというノンバンクなのか、コンサル会社なのか分かりませんが、

この会社が商工ローンの業者を紹介してコンサルフィーを取るようなみみっちいこともしていました。

 

こんなことから、

日本振興銀行のイメージは決して良いとは言いがたく、 

イメージが良くない分顧客の質も悪く、

業績もずっと赤字と低迷しています。

 

実はこの銀行は金融庁の業者区分では、

あおぞら銀行、新生銀行、新銀行東京、セブン銀行などと同じ、

「その他10行」の中の一つの業者と言う分類になっています。

整理回収機構とか第二日本承継銀行など特殊な業者もこの分類ですが、

他の業者と比較すれば、存在感もイメージもいまいちで、もちろん規模も小さく、

創業者の木村剛氏の志は高かったものの、

非常に苦戦している銀行だと言えます。 

忌憚なく言えば、よく経営できているなと言うのが私の感想です。

 

ですから、こんな位置づけ、つまり業績も悪く、社会的にもいまいち高い評価を受けていない銀行が、

顧客の重要な情報である返済トラブルを第三者に漏らすことが常に行われていることがわかれば、

また金融庁にでもこの事実が把握されたら、あんまり嬉しくなかったことは十分理解できるので、

今日の日本振興銀行の対応も分かるような気がしました。

 

何気なしに、ムカついて、メールを送ったのですが、

今日も朝から会議をしていたとか言っていた様に、

本当にこの銀行にとってやばいことだったのかも知れません。

 

でも、私はこの銀行にも本当に頑張って欲しいと思っています。

選別融資で普通の中小企業にとっては決して良い金融環境とは言えない今こそ、

日本振興銀行のような存在が社会的にも必要とされていると思うからです。

 

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2007-02-25 13:14:53

今日はお休みで、蕎麦屋の話です。

テーマ:ブログ

2月25日

今日は日曜日なのですが、少し込み入った案件で忙しく、

シンプルな更新でお茶を濁させていただきます。m(_ _ )m



くだらない話ですが、東京にお住まいの方は永坂更科というお蕎麦屋をご存知だと思います。

私も東京に住んでいなかった時期を除いて、

若い頃から、特に麻布十番の本店には良く行くのですが、

だんだん昔の良さがなくなってきています。

かなり前は、店主のお母さんかどうか分かりませんがお婆ちゃんが会計を仕切っていて、

東京のデパートとか各所にある支店の店舗は当たり前の店だったのですが、

麻布十番の本店だけは、何か良き時代の雰囲気のある店で、

年末なんかは店の外でお蕎麦を売っていて、非常に活気のある雰囲気が大好きでした。

 

この間も昼飯に立ち寄ったのですが、

1階は改装か何かでクローズしていて、2回の広間だけの営業でした。

お二階へどうぞと言うので、2階に行ったのですが、

何か、よくお越しいただきましたという店員の気持ちが伝わってこないんですね。

確かに席は満員で、お待ちくださいということなのですが、

「ようこそお越しいただきました。申し訳ありませんが少しここでお待ちください。」と言う気持ちが感じられず、

いらっしゃいませと言う訳でもなく、待合の椅子を指して「お待ちください。」と、

何よりも表情が店員にないんですね。

大体こういう状況の店は店主と店員の関係がうまく行ってないことが多いのですが、

まさにこんな感じなのです。

 

私もこの日は時間がなかったのと、

何となく食べる気がしなくなったので、この店を出たのですが、

1階でお2階へと言った店員に、いっぱいだたったと言ったら、

申し訳ありませんでもなく、「そうですか」だって・・・。



 

どこかで昼飯は食べないと行けないので、

でも蕎麦が食べたいなと思っていたので、

夜に良く行く、麻布温泉の斜向かいにある更科堀井を思い出したのですが、

ここは今多くの人が支持する人気の名店だし多分満員だと思ったので、

一時期、永坂更科と本家争いをしていた、麻布永坂 更科本店、うーん、ややこしい名前ですね。

この店を思い出したので行ってみました。

何となくこの店は馴染みもないし、良く行く永坂更科と喧嘩している店だったので、

行く気にもならなかったのですが、

行ってみたら、今の状況なら、永坂更科よりも、はるかにこちらの店の方が、

以前の永坂更科のように活気があり、客層も良く、粋で、

すっかりこの店のファンになりました。

少し値段は高めだけど、わざわざ蕎麦を食いに行くなら、

永坂更科よりもこちらだなと感じたところです。

 

こんな感じで、店も会社も栄枯盛衰があるんだと思いました。

 

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