1月7日
僕の55歳最後の一日。
雲は多いものの、晴れ間も見える天気だったので、午前中に所用を済ませて午後から走りに出た。
まず、旭川の東岸に出て、川沿いの道を南下し海に向かう。
川沿いの狭い道を走る。
寒さは全く感じない。気温もそれほど低くないようだし、ヒーター入りのインナーグローブの威力も絶大だ。
川の西岸には工場も建ち並ぶ。
ヨットやモーターボートが係留されている。ここから瀬戸内海に出て行くのだ。
上空では北風がかなり強く吹いているようだが、川面に近いこのあたりではそれほどの風は感じられない。
船の乗客からエサでももらえるのだろうか、フェリーを追いかけるようにカモメが群れ飛ぶ。
新岡山港を後にして、児島湾大橋を渡り、県道74号線を小串へと向かう。
狭い、海沿いの道を走る。
小串から貝殻山方面へのワインディングに入り、一気に高度を上げて行く。
児島半島の背骨を尾根づたいに走り抜ける快適なワインディングだ。
距離的には短いのだが、昔から走り屋が多い道としても有名だ。
でも、さすがに真冬のこの時期、バイクにはついに1台も会わなかった。
貝殻山を越えると、一旦道は下りになる。
途中、光南台からあがってくる県道と合流し、すぐに金甲山方面への県道に入る。
この道は、路面にタイヤのスリップ痕がそこここについている。夜な夜な走りに来る連中がいるようだ。
昼間はそういった連中に1台も出くわさなかった。代わりにパトカーが1台走っていた。
金甲山の駐車場からは岡山市内が一望できる。
反対側を見ると、多島美に象徴される瀬戸内海が広がる。
金甲山からは光南台方面へ下り、再び児島湾大橋を渡って2号線を目指したのだが、夕陽が美しくなり出したので、橋のたもとにある小さな港に立ち寄ることにした。
西日があたりを金色に染め上げている。
雲に隠れていった太陽に別れを告げ、再び2号線を目指して北上。
2号線の高架に乗ったら、いきなり西日が直撃してきた。まぶしいのなんのって・・・
途中、渋滞に巻き込まれながら米倉の先で180号線西バイパスに針路を取る。
17:10 帰宅
100kmにも満たないチョイ乗りツーリングだったけれど、十分に楽しめた3時間だった。
使用カメラ及びレンズ Nikon D200 Nikkor 85mm F1.4