【Spanish dinner~フライパンで本格パエージャ、ほたるいかのガーリックオイル炒め】
週末、久しぶりにパエージャを作りました。
とてもお料理上手な、弟の彼女が作っているのを見て食べたくなったのが
きっかけです♪^^
といっても、我が家には専用のお鍋もないのでフライパンで代用ですが、
フライパンでも凄く簡単に、本格的なものに仕上がるのです
独身時代、当時の彼(今の夫)との共通の関心事は「食」でした。
中でもスペイン料理は二人の大好物、一時期などはデートのたび様々なスペイン料理店を
巡った事もありましたが、美味しく、ボリュームもあるパエージャはレストランで頂くと
二人で5千円近くするのですよね…。
今考えれば、その出費は何だったのだろう?と思うほど、自宅で、しかもフライパンひとつで
それらのお店に限りなく近い味のものが手軽に出来るので、やはりおうちごはんは大好きです
今回もパエージャだけの経費を見ても、なんと二人で千円程度でした
ちょっといつもより豪華にしたい、週末のおうちディナーにはぴったりのメニューです
おこげもしっかりついて、気付くとご飯二合分を二人でペロリ。
いつもながら自画自賛ではありますが…本当、やみつきになる美味しさです♪
もう、お店へは行けません
海鮮パエージャ
材料(2~3人前)
*お米…2合
*海老…7~8尾(出来れば冷凍でない、有頭のもの)
*いか…1ぱい(胴のみ)
*あさり…500~550g
*鶏肉…1/2枚(食べやすい大きさに切る)
*玉葱…1/2個(みじん切りに)
*赤パプリカ…1/2個
*サフラン…0.2g
*コンソメスープ…160cc(固形コンソメ1個半使用)
*トマトソース…1/2カップ
*白ワイン…50cc
*ローリエ…2枚
*レモン…1個
*パセリ…適量
*塩…適量
*鷹の爪…2本
*にんにく…1片+1片(ともにみじん切りに)
※今回フライパンは24cmのものを使用しましたが、26cm位までのもの
でしたら上手に出来ると思います。
◆ポイント◆
※お米は仕上がりが水っぽくなるので、研がずにおく(無洗米がお勧めです)
※あさりの出汁が決め手ですので、あさりはたっぷりと♪特に、春と秋の
産卵直前の時期(3~4月、9~10月)に出回るあさりは身が大きく、旨味成分が豊富なので
パエリアもこの時期のあさりを使って作るのが一番美味しいかもしれません。
あさりの量は身が大きなものなら500g、小さなものなら550g程度が目安です。
※トマトソースは今回、こちら(※玉ねぎは不使用)を使用しました。
オレガノ、タイムなどのハーブを入れて作ったトマトソースは、
パエリアの味に深みを加えてくれます。
※本来、パエリアは米:水=1:3と言われます(蓋をしないで加熱する場合)が、
蓋をして蒸し焼きにする場合は、水分は、少なめ位が丁度良いです。
(日本のお米は特に、水分が多いため)
※最後に火を止めて、十分蒸らすことにより、ふっくら仕上がります。
(パエリアは少し芯が残っているものが主流ですが、仕上がりの好みで
蒸らす時間を調節されると良いです)
※お好みでピーマンや黄パプリカなどを加えてより色鮮やかにされても
素敵です♪
◆下準備◆
・いかはさばいて皮をむき、輪切りにしておく。海老は殻付きのまま、背ワタを
竹串などを使って取り除き、白ワイン(分量外)をふっておく。あさりはしっかり砂抜きしておく。
・鶏肉は軽く塩胡椒し下味をつけておく。
・赤パプリカはグリルで真っ黒に焼いて皮とワタを取り除き、1.5cmの太さに切っておく。
・サフランは50cc程度のぬるま湯に20分つけ、戻しておく。
◆作り方◆
①フライパンにオリーブオイルとにんにく(1片分)を熱し、香りが立ったら
鶏肉、烏賊を順に炒め、それぞれ取りだしておく。
②①のフライパンにオリーブオイルを足して残りのにんにくを炒め、
香りがたったら鷹の爪と玉ねぎを入れて玉ねぎが透き通るまで炒める。
③小鍋にあさりと白ワインを入れて蓋をし、
蒸し焼きにする。
④②に米を入れて透き通るまで炒め、ローリエ、ぬるま湯でもどしたサフラン(お湯ごと)と
コンソメスープ、トマトソース、③のあさりを煮汁ごと加えて味を見て塩をふり、
鶏肉を入れて軽く混ぜる。
⑤④をはじめは強火で熱し、沸騰したら海老とパプリカを入れ、蓋をして
弱火にし、20分程熱し、火を止めて5~10分程蒸らす。
(※加熱時間はあくまで目安です。蓋を開けずに覗いた時に出汁がなくなり、乾いたような音がしてきたら、加熱完了の合図です)
⑦烏賊をバランスよく配置したらパセリをふりかけ、
くし形に切ったレモンを添えて、できあがり。
そしてこちらは旬のほたるいかを使った簡単おつまみ、
『ほたるいかのガーリックオイル炒め』です♪
ほたるいかをガーリックオイルで炒め、塩で味付けしただけのお手軽メニュー
ですが、夫の食べず嫌いを克服したメニューでもあります
ワインがついついすすんでしまう一品です
満足な夕食でした♪
ごちそうさまでした^^