世界の格差は、ますます広がっているようですね。
現在の世の中は全く平等ではなく、今後も不平等は広がっていくと認識して間違いなさそうです。
下記、共同通信の記事です。
最富裕層62人=下位36億人 15年、世界の保有資産調査
世界で最も裕福な62人と、世界人口の半分に当たる下位の36億人が保有する資産は同じ―。国際非政府組織(NGO)オックスファムは18日、2015年の格差に関する調査結果を発表し「世界の上位1%が残りの99%よりも多くの富を持つ状況になった」と警告。タックスヘイブン(租税回避地)の撲滅など早急な対応を各国に求めた。
発表によると、世界の下位50%の資産は10年には388人の最富裕層の資産と匹敵していたが、12年は159人、14年は80人と、格差は広がっている。
62人 = 36億人 と書くとピンときませんが、
62人 = 3,600,000,000人 と書いた方が、イメージしやすいでしょうかね。
36億人を62人で割ると、約5,800万人になります。
最富裕層1人の保有資産は、下位の5,800万人分以上ということです。
最富裕層の資産は、まさにお金がお金を呼ぶ、資産が資産を生むという言葉通り、今後も間違いなくどんどん増加してくでしょう。
それを否定はしません。
問題は、下位の36億人の状況の改善が進まないことですね。
が、これを早急に改善できる知恵は、ノーベル経済学賞の受賞者でもないのが現実です。
本当にある程度、人類みな平等といえる世界は、100年~200年後くらいはかかるのでしょうか。。。