北朝鮮が、「水素爆弾(水爆)の爆発実験に成功した」と発表した1月6日から、約2週間が経過しましたが、日本、米国、中国、韓国等の対応は、様々ですね。
それぞれ、非難はもちろんしていますが、制裁については温度差があります。
日本を含めて、北朝鮮のこういった瀬戸際外交は今まで何度も何度も期待を裏切られてきたのに、なぜ北朝鮮が少し軟化してきたら、制裁解除等を行い延命させ、それが一巡したらまた北朝鮮が瀬戸際外交を行うといったパターンが繰り返されるのでしょうか。。。
北朝鮮という国の外交パターンはほぼ以下のような形で集約されるのではないでしょうか。
日本と北朝鮮を例に、まとめてみました。
①北朝鮮がほほ笑む → 日本もほほ笑み行動する → 北朝鮮が裏であざ笑う
②北朝鮮が怒り行動する → 日本も怒り行動する → 北朝鮮反発もしくは無反応
③日本がほほ笑み行動する → 北朝鮮は裏であざ笑う → 北朝鮮が怒る
④日本が怒り行動する → 北朝鮮も怒り行動する → 日本がさらに怒り行動する
結局、状況は全く良くならずに、結果は日本がほほ笑みかけた分だけ損しているということになりますよね。
ということで、私がお勧めするのは、
①北朝鮮がほほ笑む → 日本はほほ笑み行動はしない
②北朝鮮が怒り行動する → 日本は怒らずに行動する
③日本からは何もしない
これでいいのではないかと思います。
北朝鮮に関しては、今回の水爆実験騒動の結果、日本からも制裁が加えられると思います。
おそらく、北朝鮮はしばらくすると、何らかのほほ笑み(揺さぶり)を日本に対して仕掛けてくると思います。
そういった際には、日本はほほ笑み返すのみで、行動に関しては一切何もしない方がいいと思います。
今まで、散々日本から行動を行い裏切られてきましたからね。
今後は、ほほ笑み返すのみ、もっと言えば表面上のみ温厚に対応するだけでいいと思います。
北朝鮮には、悪いことをすれば制裁が待っている。
北朝鮮が、いいことを言うだけでは、何も起こらない。
これしかないことは明白ではないでしょうか。
日本を含む国際社会から、何らかの譲歩を得られるとすれば、北朝鮮が相当な対価を支払ったときのみということがはっきりしないと、このゲームは終わらないと思います。
金正恩が、最高指導者に就任して4年程度が経過しましたが、もう我々にとって期待できる指導者ではないことは明白といって良い段階ですよね。
北朝鮮には、何も実行に移すことなく、暴発だけはしないように、態度だけは温厚に対応する。
これでやっていくしなかいのでは。。。
本当に困った国です。