12日のニューヨーク原油市場で、12年ぶりに1バレル30ドルを一時下まわりましたね。
数年前はまさか原油価格が、30ドル割れるとは思いもしませんでした。
そして、日経平均も年初から6日連続安と、こちらも中国や中東の海外要因による影響が大きいとはいえ、本当に予想に反して下落しています。
それにしても、ずる賢いというか利口なのか分かりませんが、原油安や中東情勢、中国政府の株式市場に対する未熟な運営姿勢等を口実に、一般投資家を不安にさせるだけさせて、自らはうまく儲けているヘッジファンドや投機筋がいるのではないかと感じています。
ようやく、昨日日経平均も反発しましたが、今の相場環境では、しっかりと自分の戦略を持っていないと本当にカモにされるだけなような気がしますね。
昨日の日経平均が、496円高の17,715円で終わったとはいえ、市場は(というか一般投資家の大半は)まだまだ弱気が蔓延しているのではないでしょうかね。
が、私の予想としては、3月末までに20,000円前後辺りまでは、回復する場面は出てくると考えています。
本音を言えば、日経平均だけでなく世界の株式市場が暴落して、為替市場も、リスクオフの超円高再来となってくれれば、私にとっては嬉しい限りなのですが、そうなることもないでしょうしね。
ということで、話は最初に戻りますが、最近は原油安のニュースが何となく悪材料として取り上げられている気がしますが、今後、今年の企業の業績予想や業績発表が徐々に出てくるにしたがって、原油安が日本の企業にとって好材料であることが分かってくると考えていますので、その認識が広まる頃には、日経平均は簡単に20,000円を超えてくるのではないでしょうか。
そんな風に考えている今日この頃です!