2014年度予算案が決まりましたね。
24日の日経夕刊に家計に例えた簡単な面白い記事がありましたので、ご紹介します。
一般家庭に例えると? 親の収入アップ、それでも借金漬け 医療費・家の修繕費かさむ
がんばって働いても家族は借金生活――。2014年度の国の収入と支出を1000万分の1に直して、4人家族の家計にたとえてみた。以下の太字の部分はなにをさすか。
家計の収入は546万円。正社員として働くお父さんの収入が500万円、お母さんのパート収入で46万円を稼ぐ。お父さんは役職が上がり、会社の業績改善も見込まれるので、収入は前年より75万円増える。
一方、家庭の支出は959万円と収入の約1.8倍。おじいちゃんとおばあちゃんの入院費などに305万円かかるほか、地方大学で勉強する息子への仕送りも161万円にのぼる。最近は地震が多いので、60万円を使って家の耐震化工事もしておきたい。
支出と収入の差をどうやって埋めるのか――。お父さんは足りない413万円を銀行から借りる。お父さんの借金はすでに1億円超。過去の借金の利息だけで101万円支払わないといけない状況だ。一生懸命働いて収入を増やしても、借金は増えつづける。
「いつになったら借金生活から抜け出せるんだ」。お父さんは嘆くばかりだった。
例えの答えは?
お父さんの収入→税収、お母さんのパート収入→税外収入、家庭の支出→一般会計の歳出、おじいちゃんとおばあちゃんの入院費→社会保障費、息子への仕送り→地方交付税交付金、家の耐震化工事→公共事業、お父さんの借金→国債など国の借金
こんな家計はどう考えてももたない・・・
すでに、もっと昔から自転車操業になっている状況ですね。
しかし、それが国となると話は違ってくる!?
そんなものなのでしょうか???
問題の先送りで、将来のいつかの世代の時代に時限爆弾が爆発しないといいのですが。。。
それを見なくてもいい現在の高齢者は、幸せですね。。。
私自身は、国の財政が大丈夫だという確信はどうしても持てないので、少なくとも息子や孫の世代までは、財政破綻となったときにも、困らない程度の知恵と資産は構築してあげたいと思っています。